ふるさとの歌まつり

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ふるさとの歌まつり』は1966年-1974年NHK総合テレビジョンにて生放送された、郷土芸能を紹介するエンターテインメント番組である。全354回。

第1回は1966年4月7日鹿児島県国分市(現・霧島市)から公開生放送された[1]。以来1974年3月28日(中継場所未詳)[2]まで、毎週木曜20時から21時まで放送された。なお1972年4月から1973年11月まで毎月の最終週は、ドキュメンタリー『70年代われらの世界』を放送するため休止された。

同番組では、毎週日本全国各地のNHKの公開スタジオ、あるいは各地の体育館公民館などを巡回し、その地元の伝統的な郷土芸能、文化、歴史などを実演などを交えて紹介しながら、ゲストに招いた歌手・演奏家のコンサートも展開。地域密着の伝統文化の保存・再発見に尽力する番組として高い評価を受けた[3]

司会の宮田輝はこの番組で常に「おばんでございます!!宮田でございます!!」とあいさつして、流行語にまでなった。またこの試みが1967年菊池寛賞を受賞することにもなった[4]。また宮田は当時まだ発売間もなかったオープンリールビデオテープUマチック)でそれらの番組を録画し、後年、NHKに映像アーカイブとして寄贈したという。

NHK退職後の1975年にはこの番組の民放版ともいえる、『宮田輝の日本縦断 ふるさと』が日本教育テレビ(NET)から放送された。

主題歌[編集]

『ふるさと音頭』

脚注[編集]

外部リンク[編集]

NHK総合テレビ 木曜20時枠
前番組 番組名 次番組
黄金のいす
※20:00 - 20:30
うなぎ繁盛記
※20:30 - 21:00
ふるさとの歌まつり
(1966年4月 - 1972年3月)

ふるさとの歌まつり
または
70年代われらの世界
(1972年4月 - 1973年11月)

ふるさとの歌まつり
(1973年12月 - 1974年3月)
お国自慢にしひがし
※20:00 - 20:55
または
未来への遺産
※19:30 - 20:30
お国自慢にしひがし
※20:00 - 20:55
または
おしゃべりオーケストラ
※20:30 - 20:55
各地のニュース
※20:55 - 21:00