おこしやす京都AC

ウィキペディアから無料の百科事典

おこしやす京都AC
原語表記 おこしやす京都AC[1]
呼称 おこしやす京都
愛称 おこし
クラブカラー   紫紺[1]
  黄色[1]
創設年 2005年
所属リーグ 関西サッカーリーグ
所属ディビジョン 2部
ホームタウン 京都府京都市[1]
ホームスタジアム たけびしスタジアム京都
収容人数 20,688
運営法人 おこしやす京都AC株式会社[1]
代表者 添田隆司[1]
監督 吉武博文
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
おこしやす京都AC株式会社
Ococias Kyoto AC Inc.
種類 株式会社
市場情報 (非上場)
本社所在地 615-0883
京都府京都市右京区西京極南大入町72 プリモ・レガーロ西京極1階
設立 2015年4月28日
業種 サービス業
法人番号 6130001055181
事業内容 プロスポーツクラブ運営事業
代表者 添田隆司
外部リンク https://ococias.kyoto/
特記事項:2018年4月1日、「株式会社アミティエ・スポーツクラブ京都」から商号変更
テンプレートを表示

おこしやす京都AC(おこしやす きょうとエーシー、英語: Ococias Kyoto AC, 中国語: 京都歡迎光臨[2])は、京都府京都市に本拠地を置く社会人サッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。

概要

[編集]

2002年に兵庫県神戸市で幼稚園児・小学生向けのサッカースクールとして創設[3][4]。2005年にトップチームを立ち上げて京都フットボールリーグへ参加[3]。2003年7月に特定非営利活動法人(NPO法人)として設立認証された(特定非営利活動法人アミティエ・スポーツクラブ[5]

2010年FC京都BAMB1993と統合して関西サッカーリーグへ参加[3]。チーム名称はアミティエSC京都2011年にチーム名をアミティエSCへ改称。2012年に関西リーグで初優勝。京都FAカップ京都サッカー選手権大会で優勝して天皇杯に初出場した(1回戦敗退)。

2015年4月28日、チームの運営会社として株式会社アミティエ・スポーツクラブ京都を設立。また、チーム名をアミティエSC京都へ改称。

2017年、関西リーグで2度目の優勝、KSLカップも初優勝した。第53回全国社会人サッカー選手権大会はベスト8で敗退。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2017は1次ラウンドを1位で通過したが、決勝ラウンドは4チーム中最下位に終わった。

2018年4月にチーム名をおこしやす京都ACへ変更[2]。運営会社の名称もおこしやす京都AC株式会社へ変更した。同時期から藤枝MYFC元代表の小山淳が代表を務めるスポーツXが親会社となっている[6]

2019年、関西リーグで3度目の優勝、第55回全国社会人サッカー選手権大会で準優勝した。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2019は決勝ラウンド3位に終わった。同年12月2日にJリーグ百年構想クラブを申請したが、2020年2月24日に取り下げた[7]

2021年の第101回天皇杯の2回戦でJ1サンフレッチェ広島に5-1で勝利した。関西リーグでは開幕から13戦無敗を記録し4度目の優勝を果たす。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2021では決勝ラウンドに駒を進めるも、3位に終わりJFL下位チームとの入れ替え戦出場を果たせなかった。

2022年5月31日、Jリーグ百年構想クラブを申請したが、Jリーグ理事会から普及活動に関して条件が未充足であると判断され、認定されなかった[8]

2023年、リーグ8位に終わり14年ぶりに関西2部へ降格。

クラブ成績・歴代監督

[編集]
年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 天皇杯 監督
2010 関西2部 2位 30 14 9 3 2 56 12 44 府予選敗退 西村俊寛
2011 関西1部 3位 21 14 6 3 5 24 20 4 吉田啓
2012 優勝 33 14 10 3 1 47 13 34 1回戦敗退
2013 2位 29 14 9 2 3 31 11 20 府予選敗退 吉田啓(-5月)
塚原真也(5月-)
2014 5位 17 14 5 2 7 21 23 -2 塚原真也
2015 3位 28 14 9 1 4 32 23 9
2016 2位 34 14 11 1 2 36 12 24 草木克洋
2017 優勝 32 14 10 2 2 41 7 34 1回戦敗退 草木克洋(-9月)
石田祐樹(9月-)
2018 2位 31 14 10 1 3 36 16 20 石田祐樹
2019 優勝 34 14 10 4 0 39 12 27 府予選敗退
2020 4位 11 7 3 2 2 11 11 0 1回戦敗退 瀧原直彬
2021 優勝 33 14 10 3 1 43 13 30 3回戦敗退
2022 4位 22 14 6 4 4 18 11 7 府予選敗退 ムスタファ
2023 8位 12 14 2 6 6 12 18 -6 吉武博文

タイトル

[編集]

リーグ戦

[編集]

カップ戦

[編集]

下部組織

[編集]

関連法人として特定非営利活動法人アミティエスポーツクラブがあり、サッカー以外にフットサル野球卓球のクラブを京都府以外に兵庫県大阪府滋賀県で運営している。

選手・スタッフ

[編集]
2024年

スタッフ

[編集]
役職 氏名 前職 備考
監督 日本の旗 吉武博文 ARROWS NAGASAKI ゼネラルマネージャー兼APPダイレクター
コーチ 日本の旗 廿日岩亮 浜松南高校サッカー部 監督
戦術分析コーチ 日本の旗 龍岡歩 藤枝MYFC 戦術分析長

選手

[編集]
Pos No. 選手名 前所属 備考
GK 24 日本の旗 森山雄介 上武大学
32 日本の旗 多久美景紀 ベルガロッソいわみ 新加入
DF 3 モンテネグロの旗 シチェキッチュ・フィリップ モンテネグロの旗 FKベラネ 新加入
14 日本の旗 岩見寛大 岩手大学
21 日本の旗 清田奈央弥 福島ユナイテッドFC 新加入
MF 5 日本の旗 岩間雄大 ラインメール青森FC 新加入
7 日本の旗 高田淳平 日本体育大学
13 日本の旗 桝谷岳良 ヴェロスクロノス都農 新加入
16 日本の旗 山本蓮 FC神楽しまね
17 日本の旗 佐々木陽介 ARDORE桑原
19 日本の旗 野田樹 VONDS市原
23 日本の旗 小塚祐基 ヴィアティン三重
FW 8 日本の旗 清武功暉 FC琉球 新加入
9 モンテネグロの旗 チャジェノビッチ・ステファン 香港の旗 香港流浪足球会 新加入
11 日本の旗 南太陽 中央学院大学
18 日本の旗 河村啓仁 FC.Bombonera 新加入

ユニフォーム

[編集]
ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd) 黄色 黄色 黄色
GK(1st) 灰色 灰色 灰色
GK(2nd) 水色 水色 水色
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

クラブカラー

[編集]
  • - 2017年:  緑、  白、  オレンジ
  • 2018年 - 2019年:  紫紺、 
  • 2020年:  紫紺、  白緑
  • 2021年 - 現在:  紫紺、  黄色

ユニフォームスポンサー

[編集]
掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
明清建設工業 MEISEI 2019年10月 -
鎖骨 なし - -
背中上部 なし - -
背中下部 学校法人両洋学園 京都両洋高等学校 2020年6月 -
医療法人藍整会なか整形外科 IQUA
医療法人藍整会 なか整形外科
2021年8月 -
パンツ前面 なし - -
パンツ背面 なし - -

ユニフォームサプライヤーの遍歴

[編集]

歴代ユニフォームスポンサー表記

[編集]
年度 箇所 サプライヤー
鎖骨 背中上部 背中下部 パンツ前面 パンツ背面
2016 - - - - - - - ATHLETA
2017 - /
SPORTS X
- /
J PLAYERS
- /
スギテック
gol.
2018 - - Universal
Trust
-
2019 - /
MEISEI
- /
コネクトフリー
- /
connectFree
2020 MEISEI CHIKUMA
INDUSTRIAL CO.,LTD
- /
京都両洋高等学校
ACTIVEinc.
WOVEN LABEL & SILK SCREEN
bonera
2021 京都両洋高等学校 - /
IQUA
医療法人藍整会 なか整形外科
-
2022 - IQUA
医療法人藍整会 なか整形外科
2023 明清建設工業
2024 -

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f クラブ概要”. おこしやす京都AC. 2021年3月30日閲覧。
  2. ^ a b アミティエSC京都の名称変更について』(プレスリリース)関西サッカーリーグ、2018年4月1日https://kansaisl.jp/20180401_1/2018年4月8日閲覧 
  3. ^ a b c “関西1部のアミティエSC京都、JFL昇格に挑む”. 朝日新聞. (2017年11月8日). オリジナルの2022年4月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220408014929/https://www.asahi.com/articles/ASKC467CKKC4PLZB00R.html 2018年1月28日閲覧。 
  4. ^ “サッカー界の台風の目! 歴史的ジャイキリ京都代表おこしやす京都とは?”. 日刊スポーツ. (2021年6月26日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/202106250001010.html 2021年6月26日閲覧。 
  5. ^ 特定非営利活動法人アミティエ・スポーツクラブ”. 内閣府(NPO法人ポータルサイト) (2017年6月6日). 2018年1月28日閲覧。
  6. ^ 国境を越え、クラブを超える。スポーツXが描く未来のクラブ経営』(プレスリリース)footballista、2019年10月1日https://www.footballista.jp/feature_/748022020年3月7日閲覧 
  7. ^ おこしやす京都ACのJリーグ百年構想クラブ申請について』(プレスリリース)おこしやす京都AC、2020年2月25日https://ococias.kyoto/news/364/2022年6月1日閲覧 
  8. ^ Jリーグ百年構想クラブ 審査結果について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2022年5月31日https://aboutj.jleague.jp/corporate/release/25370/2022年6月1日閲覧 

外部リンク

[編集]