ウェルズ・ファーゴ選手権
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 ウェルズ・ファーゴ選手権 | |
|---|---|
 トーナメント情報 | |
| 創設 | 2003年 |
| 開催地 | ノースカロライナ州シャーロット |
  | |
| 開催コース | TPC Potomac at Avenel Farm |
| 基準打数 | 70 |
| ヤーデージ | 7,107ヤード (6,499 m) |
| 主催 | Champions for Education |
| ツアー | PGAツアー |
| 競技方法 | ストロークプレー |
| 賞金総額 | $810万 |
| 開催月 | 5月 |
| 最高記録 | |
| 最少打数 | 267 ローリー・マキロイ (2015) |
| 通算スコア | –21 同上 |
| 最新優勝者 | |
 ウィンダム・クラーク | |
ウェルズ・ファーゴ選手権（ウェルズ・ファーゴせんしゅけん、英語: Wells Fargo Championship）は、ゴルフ PGAツアーのトーナメント[1]。アメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロットのクエイル・ホロー・クラブ（Quail Hollow Club）で、毎年5月上旬に開催される。ただし2017年は当地で全米プロ選手権が開催されることから、同州ウィルミントンのイーグルポイントGCで開催された[2]。2003年にワコビア選手権（Wachovia Championship）としてスタートし、2009年と2010年シーズンはクエイル・ホロー選手権（Quail Hollow Championship）に名称を変更した。2009年からのトーナメント賞金総額は650万ドルで、優勝賞金は117万ドルであり、この金額は2012年シーズンも変わらず、フェデックスカップポイントは500ポイント加算される[3]。
2004年から2006年まで3年連続でプレーオフで勝敗が決している。PGAツアーの中でもタフなコースで知られ、特に16番、17番、18番ホールは「グリーンマイル」と呼ばれるPGAツアー屈指の難コースである。トーナメント賞金の一部はチャリティーとして米教育NPO「ティーチ・フォー・アメリカ」に寄付される。
スポンサー[編集]
大会スポンサーは、2008年にワコビア社を買収した米金融ウェルズ・ファーゴ社である。2009年、ウェルズ・ファーゴは今後「ワコビア」名をいかなる目的でも使用しない方針と定め、大会名からワコビアを外した。これは不良資産救済プログラムの下で公的資金援助を受ける金融機関ワコビアが、スポーツイベントのスポンサーをしているとのイメージを懸念してのことでもあった[4]。ウェルズ・ファーゴの大会スポンサー契約は2014年までである。
優勝者[編集]
| 年 | プレーヤー | スコア | アンダーパー | 2位との差 | 2位（タイ） | 賞金総額 （$） | 優勝賞金 （$） | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Wells Fargo Championship | ||||||||||
| 2023 | ウィンダム・クラーク | 265 | −19 | 4 strokes | Xander Schauffele | 20,000,000 | 3,600,000 | |||
| 2022 | マックス・ホマ (2) | 272 | −8 | 2 strokes | Keegan Bradley Matt Fitzpatrick Cameron Young | 9,000,000 | 1,620,000 | |||
| 2021 | .svg){kind=small} ローリー・マキロイ (3) | 274 | −10 | 1 stroke |  Abraham Ancer | 8,100,000 | 1,458,000 | |||
| 2020年 | 新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止 | |||||||||
| 2019 | マックス・ホマ | 269 | −15 | 3 strokes | Joel Dahmen | 7,900,000 | 1,422,000 | |||
| 2018 | ジェイソン・デイ |  オーストラリア | 272 | −12 | 2打差 | アーロン・ワイズ ニック・ワトニー | 7,700,000 | 1,386,000 | ||
| 2017 | ブライアン・ハーマン | 278 | −10 | 1打差 | ダスティン・ジョンソン パット・ペレス | 7,500,000 | 1,350,000 | |||
| 2016 | ジェームズ・ハーン | 279 | −9 | Playoff | ロベルト・カストロ | 7,300,000 | 1,314,000 | |||
| 2015 | ローリー・マキロイ (2) | 267 | −21 | 7打差 | パトリック・ロジャース ウェブ・シンプソン | 7,100,000 | 1,278,000 | |||
| 2014 | J.B.ホームズ | 274 | −14 | 1打差 | ジム・フューリク | 6,900,000 | 1,242,000 | |||
| 2013 | デレク・アーンスト | 280 | −8 | Playoff | デビッド・リン | 6,700,000 | 1,206,000 | |||
| 2012 | リッキー・ファウラー | 274 | −14 | Playoff | ローリー・マキロイ D.A.ポインツ | 6,500,000 | 1,170,000 | |||
| 2011 | ルーカス・グローバー | 273 | −15 | Playoff | ジョナサン・バード | 6,500,000 | 1,170,000 | |||
| Quail Hollow Championship | ||||||||||
| 2010 | ローリー・マキロイ | 273 | −15 | 4打差 | フィル・ミケルソン | 6,500,000 | 1,170,000 | |||
| 2009 | ショーン・オヘア | 277 | −11 | 1打差 | ルーカス・グローバー バッバ・ワトソン | 6,500,000 | 1,170,000 | |||
| Wachovia Championship | ||||||||||
| 2008 | アンソニー・キム | 272 | −16 | 5打差 | ベン・カーティス | 6,400,000 | 1,152,000 | |||
| 2007 | タイガー・ウッズ | 275 | −13 | 2打差 | スティーブ・ストリッカー | 6,300,000 | 1,134,000 | |||
| 2006 | ジム・フューリク | 276 | −12 | Playoff |  トレバー・イメルマン | 6,300,000 | 1,134,000 | |||
| 2005 | ビジェイ・シン |  フィジー | 276 | −12 | Playoff | ジム・フューリク セルヒオ・ガルシア | 6,000,000 | 1,080,000 | ||
| 2004 | ジョーイ・シンデラー | 277 | −11 | Playoff | アーロン・オバーホルザー | 5,600,000 | 1,008,000 | |||
| 2003 | デビッド・トムズ | 278 | −10 | 2打差 | ロバート・ガメス | 5,600,000 | 1,008,000 | |||
脚注[編集]
- ^ New name for Quail Hollow: Wells Fargo Championship
- ^ Ross, Helen (2016年6月27日). “Changes in store for upcoming PGA Tour season”. PGA Tour. 2016年9月17日閲覧。
- ^ “Wells Fargo Championship Field Includes Tiger Woods and Phil Mickelson”. The Golf Dream. (2012年3月22日)
- ^ Event in Charlotte renamed Quail Hollow Championship
- ^ Wells Fargo Championship – Winners – at www.pgatour.com
- ^ Quail Hollow Championship – Winners – at golfobserver.com