エアリー0

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エアリー0
マリナー9号(A)、バイキング1号(B)、マーズ・グローバル・サーベイヤー(C)の画像。いずれの画像も、中央上部の大きなクレーターがエアリー0
マリナー9号(A)、バイキング1号(B)、マーズ・グローバル・サーベイヤー(C)の画像。いずれの画像も、中央上部の大きなクレーターがエアリー0
惑星 火星
地域 エアリークレーター内部
座標 南緯5度06分 東経0度00分 / 南緯5.1度 東経0度 / -5.1; 0座標: 南緯5度06分 東経0度00分 / 南緯5.1度 東経0度 / -5.1; 0
直径 0.5キロメートル (0.31 mi)
名祖 サー・ジョージ・ビドル・エアリー

エアリー0英語: Airy-0)は、火星クレーター本初子午線の位置を定義している。直径500m程の大きさ。メリディアニ平原にあってより大きなエアリークレーターの内部に存在する。

クレーター名はイギリスの王室天文官で1850年グリニッジ子午環  (Meridian circle 望遠鏡を建設、その望遠鏡の位置が地球の本初子午線を定義する位置に選ばれる実績を挙げたジョージ・ビドル・エアリー (1801-1892) に因む。

メルトン・デーヴィスは1969年にマリナー6号と7号が撮影した写真に基づきこのクレーターを火星の本初子午線に選定した[1]

出典

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  1. ^ Morton, Oliver (2002). Mapping Mars: Science, Imagination, and the Birth of a World. New York: Picador USA. pp. 22–23. ISBN 0-312-24551-3 

外部リンク

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