カラニジキジ
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カラニジキジ | |||||||||||||||||||||||||||
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カラニジキジ Lophophorus lhuysii | |||||||||||||||||||||||||||
保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||
VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ワシントン条約附属書I | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Lophophorus lhuysii Geoffroy Saint-Hilaire, 1866 | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
カラニジキジ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Chinese monal Chinese monal pheasant |
カラニジキジ(唐虹雉、Lophophorus lhuysii)は、キジ目キジ科ニジキジ属に分類される鳥類。
分布
[編集]形態
[編集]全長オス80-81cm、メス76cm。翼長オス34.5cm、メス32cm。体重オス2.8kg、メス3.2kg。腰は白い羽毛で被われる。虹彩は褐色。
卵は長径7.1cm、短径5cm。
オスは頭頂の羽毛が後方へ房状に伸長(冠羽)する。体上面は赤褐色の羽毛、体側面は羽毛の外縁(羽縁)が緑色の黒い羽毛で被われる。額は青紫色、耳孔を被う羽毛(耳羽)は緑色、喉や後頭は青みがかった黒の羽毛で被われる。冠羽は基部から先端にかけて緑から濃青色、赤紫色。さらに肉垂れ状の皮膚がより大型。嘴の色彩は灰色。後肢の色彩は暗灰色。メスは全身が白や黒の斑紋が入った褐色の羽毛で被われる。喉は淡褐色で被われる。冠羽がない。また肉垂が小型で、嘴や後肢の色彩は黄色みを帯びた灰色。
生態
[編集]標高3,000-4,900mにある下生えにシャクナゲが密生した針葉樹林、高山ツンドラなどに生息する。冬季になると標高の低い場所へ移動する。
繁殖形態は卵生。飼育下では4-5月に1回に3-5回の卵を産んだ例がある。
人間との関係
[編集]生息地では食用とされる事もある。
開発による生息地の破壊、食用の乱獲などにより生息数は減少している。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社、2000年、190-191頁。
- 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-I (キジ目)』、東京動物園協会、1987年、102、176頁。
外部リンク
[編集]- CITES homepage
- The IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2008. Lophophorus lhuysii. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2009.2.