クルージング (映画)
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クルージング | |
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Cruising | |
監督 | ウィリアム・フリードキン |
脚本 | ウィリアム・フリードキン |
原作 | ジェラルド・ウォーカー 『クルージング』 |
製作 | ジェリー・ワイントローブ |
出演者 | アル・パチーノ ポール・ソルヴィノ カレン・アレン ジェームズ・レマー パワーズ・ブース |
音楽 | ジャック・ニッチェ |
主題歌 | ウィリー・デヴィル 「イッツ・ソー・イージー」 |
撮影 | ジェームズ・A・コントナー |
編集 | バド・S・スミス |
製作会社 | ロリマー/ワイントローブ・プロ[1] |
配給 | ユナイテッド・アーティスツ 東映洋画 |
公開 | 1980年2月8日 1981年1月24日[1] |
上映時間 | 102分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $11,000,000[2] |
興行収入 | $19,798,718[3] $19,814,523[3] |
『クルージング』(Cruising)は、1980年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。監督はウィリアム・フリードキン、出演はアル・パチーノとポール・ソルヴィノなど。原作はジェラルド・ウォーカーの1970年の同名小説。 タイトルである「クルージング」は、本来の意味ではなく、ゲイ用語で男を漁る行為を指す。
ゲイ(ホモ・セクシャル)の男が被害者の連続殺人事件の捜査のため、ゲイの社会、それも黒レザー系のSMゲイたちの中に囮として潜入していった1人の刑事が、ゲイの世界に触れ、葛藤しながら自らの有り様を葛藤していく様をアル・パチーノが演じている。舞台となったニューヨークのゲイ・エリアとして知られるクリストファー・ストリート のゲイ風俗もふんだんに描かれた。
主題歌はウィリー・デヴィルの「イッツ・ソー・イージー(It's So Easy)」。
ストーリー[編集]
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キャスト[編集]
※括弧内は日本語吹替(ソフト未収録)
- スティーヴ・バーンズ: アル・パチーノ(曽我部和恭)
- エデルソン: ポール・ソルヴィノ(飯塚昭三)
- ナンシー: カレン・アレン(榊原良子)
- スチュアート・リチャーズ: リチャード・コックス(中田譲治)
- テッド・ベイリー: ドン・スカーディノ(戸谷公次)
- スキップ・リー: ジェイ・アコヴォーン
- グレゴリー: ジェームズ・レマー(小島敏彦)
- 警官: ジョー・スピネル
- ハンカチ屋の店員: パワーズ・ブース
作品の評価[編集]
映画批評家によるレビュー[編集]
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「『クルージング』は映画製作の技術とアル・パチーノの献身的な演技のおかげで自信を持って滑空しているが、この話題性のあるスリラーはテーマを敏感に捉えたり、その残虐性を正当化したりするのに苦労している。」であり、54件の評論のうち高評価は50%にあたる27件で、平均点は10点満点中6.2点となっている[4]。 Metacriticによれば、18件の評論のうち、高評価は6件、賛否混在は3件、低評価は9件で、平均点は100点満点中43点となっている[5]。
受賞歴[編集]
賞 | 部門 | 候補者 | 結果 |
---|---|---|---|
ゴールデンラズベリー賞 | 最低作品賞 | ノミネート | |
最低監督賞 | ウィリアム・フリードキン | ノミネート | |
最低脚本賞 | ウィリアム・フリードキン | ノミネート |
出典[編集]
- ^ a b クルージング - KINENOTE
- ^ Cruising - IMDb(英語)
- ^ a b “Cruising” (英語). Box Office Mojo. IMDb. 2021年4月4日閲覧。
- ^ “Cruising (1980)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年4月4日閲覧。
- ^ “Cruising Reviews” (英語). Metacritic. 2021年4月4日閲覧。