ジェイソン・ソーサ

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ジェイソン・ソーサ
基本情報
本名 ジェイソン・アンソニー・ソーサ
通称 El Canito
階級 スーパーフェザー級
身長 165 cm
リーチ 170 cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1988-03-10) 1988年3月10日(36歳)
出身地 ニュージャージー州カムデン
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 31
勝ち 23
KO勝ち 16
敗け 4
引き分け 4
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ジェイソン・ソーサ(Jason Sosa, 1988年3月10日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州カムデン出身の元プロボクサー。元世界ボクシング協会 (WBA) 世界スーパーフェザー級レギュラー王者。

経歴

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ライト級

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2009年11月20日、ペンシルベニア州フィラデルフィアザ・ブルー・ホライゾン英語版でデビュー戦を行い、3回1分13秒TKO勝ちを収め白星でデビューを飾った。

2010年9月25日、トレーシー・ウィギンスと対戦し、プロ初黒星となる初回2分2秒TKO負けを喫した。

スーパーフェザー級

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2015年12月19日、ニューヨーク州ヴェローナ英語版ターニング・ストーン・リゾート・アンド・カジノ英語版ルイス・オルティスブライアント・ジェニングスの前座で元WBA世界フェザー級スーパー王者ニコラス・ウォータースのスーパーフェザー級進出戦の相手として対戦し、10回1-0(2者が95-95、96-94)で引き分けに終わった。しかし、この試合を放送していたHBOのスコアは99-91でウォータースを支持しており[1]、この判定は物議を醸した。

2016年6月24日、北京首都体育館で行われたWBA年次総会でWBA世界スーパーフェザー級レギュラー王者ハビエル・フォルトゥナと対戦し、5回に左フックで先制ダウンを奪われリードを許していたが、10回に右フックでダウンを奪い返して反撃を開始、11回にフックの連打でダウンを追加し、フォルトゥナは立ち上がったもののレフェリーが続行不能と判断したためソーサの11回45秒逆転TKO勝ちとなり、王座獲得に成功した[2][3]

2016年7月1日、WBAはWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者のジェスレル・コラレスとWBA世界スーパーフェザー級レギュラー王者のソーサに対し、団体内王座統一戦の対戦交渉を行い30日以内に合意するよう指令を出した[4][5]。7月14日、WBAはソーサを2016年6月度の月間優秀選手賞に選出した[6][7]

2016年11月12日、モンテカルロモンテカルロ・スポーティングにあるサル・デゼトワールでWBA世界スーパーフェザー級7位のスティーブン・スミスと対戦し、12回3-0(116-111、117-110、116-112)の判定勝ちを収め初防衛に成功した[8][9][10]。12月8日、WBAはソーサをWBAの2016年11月度の月間優秀選手賞に選出した[11]

2017年2月2日、ボブ・アラムは同年4月8日にメリーランド州オクソン・ヒル英語版MGMナショナル・ハーバー英語版世界ボクシング機構 (WBO) 世界スーパーフェザー級王者のワシル・ロマチェンコとWBA世界スーパーフェザー級レギュラー王者のソーサが対戦すると発表した[12][13]

2017年2月15日、WBA世界スーパーフェザー級レギュラー王座を返上した[14][15]。4月8日、MGMナショナル・ハーバーでロマチェンコと対戦したが、ソーサの9回終了時棄権により王座獲得に失敗した[16][17]

2017年11月25日、マディソン・スクエア・ガーデン・シアターで元世界3階級制覇王者のユリオルキス・ガンボアとスーパーフェザー級10回戦を行い、10回0-2(93-95、92-96、94-94)の判定負けを喫した[18][19]

2019年11月2日、カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで、世界ボクシング評議会 (WBC) 世界スーパーフェザー級王者ミゲール・ベルチェットと対戦したが、4回KO負けで王座獲得に失敗し試合後に引退を表明した[20]

獲得タイトル

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  • WBA世界スーパーフェザー級レギュラー王座(防衛1)

脚注

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  1. ^ オルティスKO勝ち、ウォータース不運なドロー Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月20日
  2. ^ Sosa upsets Fortuna to win WBA 130lb belt Fightnews.com 2016年6月24日
  3. ^ フォルトゥナ陥落、S・フェザー級戦線が混沌 Boxing News(ボクシングニュース)2016年6月25日
  4. ^ WBA Championships Committee Mandatories WBA公式サイト 2016年7月1日
  5. ^ WBAがコラレスら3王者に指名戦オーダー Boxing News(ボクシングニュース)2016年7月1日
  6. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年7月14日
  7. ^ ゴロフキンvsブルック、WBAは現状不承認 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月16日
  8. ^ Sosa retains WBA super featherweight world title with UD over Smith Fightnews.com 2016年11月12日
  9. ^ Sosa Successfully Defends WBA Super Featherweight Title WBA公式サイト 2016年11月13日
  10. ^ オルティス3度倒して判定勝ち、ソーサ初防衛 Boxing News(ボクシングニュース)2016年11月13日
  11. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年12月8日
  12. ^ Vasyl Lomachenko expected to defend title vs. Jason Sosa in April ESPN.com 2017年2月2日
  13. ^ ロマチェンコがWBA正規王者ソーサと対戦へ Boxing News(ボクシングニュース) 2017年2月2日
  14. ^ Sosa gives up WBA super featherweight title Fightnews.com 2017年2月15日
  15. ^ 堀川謙一がWBOランク入り、ソーサがWBA王座返上 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年2月16日
  16. ^ Lomachenko dominates Sosa Fightnews.com 2017年4月8日
  17. ^ ロマチェンコ快勝、ソーサ寄せ付けずV2 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月9日
  18. ^ Gamboa edges Sosa; Barrera beats Valera Fightnews.com 2017年11月25日
  19. ^ チャーがWBAヘビー級正規王者、ガンボアが辛勝 Boxing News(ボクシングニュース)2017年11月26日
  20. ^ Miguel Berchelt stops Jason Sosa by fourth-round TKO”. ESPN (2019年11月3日). 2022年2月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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前王者
ハビエル・フォルトゥナ
WBA世界スーパーフェザー級王者

2016年6月24日 - 2017年2月15日(返上)

空位
次タイトル獲得者
アルベルト・マチャド