サルゴリラ
ウィキペディアから無料の百科事典
サルゴリラ | |
---|---|
メンバー | 赤羽健壱 児玉智洋 |
結成年 | 2006年(トリオ) 2016年(コンビ) |
解散年 | 2015年12月27日(トリオ) |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2006年 - 2015年(トリオ) 2016年 -(コンビ) |
出身 | NSC東京校9期 |
出会い | 幼稚園 |
旧コンビ名 | トブトリ |
旧トリオ名 | ジューシーズ |
現在の活動状況 | テレビ・ライブなど |
芸種 | コント 漫才 |
ネタ作成者 | 両者(児玉主導) |
過去の代表番組 | 板尾ロマン 333 トリオさんなど |
同期 | ハリセンボン ライス 囲碁将棋 菅良太郎(パンサー) かまいたちなど |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
2023年 第16回キングオブコント 優勝 |
サルゴリラは、吉本興業東京本社(東京吉本)に所属する日本のお笑いコンビ。NSC東京校9期出身。キングオブコント2023王者[1][2]。
前身となるトリオ「ジューシーズ」についても本項にて記述する。
メンバー
[編集]現メンバー
[編集]- 赤羽 健壱(あかば けんいち、1979年〈昭和54年〉4月6日 - )(45歳)
- ボケあるいはツッコミ担当。
- 愛称は「ケンちゃん」。東京都杉並区高円寺出身[3]。杉並区立杉並第四小学校[3]、日本大学第二高等学校卒業、日本大学経済学部中退。身長170 cm、体重77 kg。血液型はO型。オードリーは高校の1年先輩にあたる。
- 2020年頃に芸名の表記を「健一」から「健壱」に変更。
- TBS元アナウンサーの浦口直樹に似ている。本人は否定しているがナイツ塙が強く推している。
- 児玉 智洋(こだま ともひろ、1979年〈昭和54年〉11月14日 - )(45歳)
- ツッコミあるいはボケ担当。
- 愛称は「ダマさん」。東京都杉並区高円寺出身[3]。杉並区立杉並第四小学校[3]、佼成学園高等学校、駒澤大学経営学部卒業。身長173 cm、体重70 kg。血液型はB型。
- →詳細は「児玉智洋」を参照
ジューシーズ時代のメンバー
[編集]- 松橋 周太呂(まつはし しゅうたろ、1985年〈昭和60年〉1月19日 - )(39歳)
- 小ボケ担当、トリオ時代に児玉とともにネタ作成を担当していた。
- 愛称は「シュウタ」。東京都三鷹市出身、東京都立永福高等学校中退。身長170 cm、体重65 kg。血液型はB型。
- 2015年12月27日を以て脱退後はピン芸人及び放送作家として活動している。
- →詳細は「松橋周太呂」を参照
来歴
[編集]2人は幼稚園時代から交友のある幼馴染で、児玉は赤羽を「ケン」、赤羽は児玉を「トモ」と呼んでいる。元々、児玉と赤羽は滝野元気(元サヨナラダンス)とトリオ「ガッチャ」を組んでいた。結成当初のトリオ名は「ガッチャマンズ」だったが「(アニメ『ガッチャマン』の版権を持つ)タツノコプロからクレームが来る前に」と吉本の社員によるアドバイスに従って「ガッチャ」へ改めた。NSCの同期だった芝大輔(モグライダー)によればガッチャはNSCを首席で卒業するほど優秀だったという。滝野の脱退後、児玉と赤羽はコンビ名を「トブトリ」に改名[4]。
松橋は同級生と共に入学するもその同級生が半年で退学してしまい、NSC入学後に出会った赤羽・児玉とトリオ「ジューシーズ」を組んだ[要出典]。松橋と2人との年齢差が5歳のため、トークで「僕らも5GAPなんです」と語ることがある[要出典]。
2015年12月27日を以て松橋が脱退。同時に残った赤羽と児玉がサルゴリラに改名[5]。コンビ名の名付け親は先輩の又吉直樹(ピース)[6]。
芸人演劇ユニット「メトロンズ」のメンバー。
2023年9月27日、キングオブコント2023予選(準決勝)にて初の決勝進出を果たす。決勝は10月21日にTBS系にて生放送され、サルゴリラは9番手に登場。ファーストステージでは482点を獲得し469点で暫定1位かつ既にファイナルステージ進出を決めていたカゲヤマを逆転し、暫定1位でファイナルステージへ進出した。ファイナルステージでは合計で964点を獲得して945点の2位だったカゲヤマを上回り、優勝を成し遂げた。サルゴリラの獲得した964点は前年優勝のビスケットブラザーズによる963点を抜き、大会史上歴代最高得点となった。そして史上初の40代かつ幼馴染コンビでの優勝であり、史上最年長記録も更新した[1]。直後の優勝インタビューで2人は「実家を出たい(赤羽)」「子供部屋のあるところに引っ越したい(児玉)」とコメントした[2]。
賞レースでの戦績
[編集]年度 | 結果 | 会場 | 日時 |
---|---|---|---|
2016年 | 2回戦進出 | きゅりあんホール | 8月12日 |
2017年 | 準々決勝進出 | 8月14日 | |
2018年 | 2回戦進出 | シアターブラッツ | 8月5日 |
2019年 | 2回戦進出 | きゅりあん小ホール | 8月2日 |
2020年 | 準決勝進出 | マイナビBLITZ赤坂 | 9月3日・4日 |
2021年 | 準々決勝進出 | きゅりあん小ホール | 8月14日 |
2022年 | 準決勝進出 | 新宿文化センター 大ホール | 9月1日・2日 |
2023年 | 優勝 | TBSテレビ | 10月21日 |
年度 | 成績 | 会場 | 日時 |
---|---|---|---|
2016年 | 2回戦進出[7] | 雷5656会館ときわホール | 10月13日 |
2017年 | 2回戦進出[7] | 10月4日 | |
2018年 | 2回戦進出[7] | 10月5日 | |
2019年 | 不参加[7] | ||
2020年 | |||
2021年 | 3回戦進出[7] | よしもと有楽町シアター | 11月2日 |
2022年 | 不参加[7] |
ジューシーズ時代
[編集]年度 | 結果 | 会場 | 日時 |
---|---|---|---|
2008年 | 2回戦進出 | ラフォーレミュージアム六本木 | 8月25日 |
2009年 | 準決勝進出 | 赤坂BLITZ | 8月31日 |
2010年 | 準決勝進出 | 8月29日 | |
2011年 | 準決勝進出 | 8月26日 | |
2012年 | 準決勝進出 | 8月30日 | |
2013年 | 準決勝進出 | 8月29日 | |
2014年 | 2回戦敗退 | 原宿クエストホール | 8月28日 |
2015年 | 不参加 |
年度 | 成績 | 会場 | 日時 |
---|---|---|---|
2006年 | 2回戦進出[8] | ラフォーレ原宿 | 11月4日 |
2007年 | 1回戦敗退[9] | TEPCOホール | 10月27日 |
2008年 | 不参加 | ||
2009年 | 2回戦進出[10] | ラフォーレミュージアム原宿 | 11月8日 |
2010年 | 不参加 |
出囃子
[編集]出演
[編集]ジューシーズ解散後の松橋周太呂の出演は当該ページを参照
テレビ
[編集]レギュラー番組
[編集]- 過去の出演番組
- インターネットテレビ
- テレビドラマ
-
- 向かいのアイツ(2024年4月3日 - 、BS松竹東急) - 成田信春 役(赤羽)、山本貴志 役(児玉)[11]
- 不適切にもほどがある!(2024年2月23日・3月29日、TBS) - 第5話 カメラマン 役(児玉)、最終話 竹田 役(赤羽)
ラジオ
[編集]- サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー(2024年2月10日、ニッポン放送)
吹き替え
[編集]- 猿の惑星/キングダム(2024年)[12]
DVD
[編集]- ジューシーズ時代
- ジューシーズ単独ライブ『パウダー、吸盤、モッツァレラ!』(2011年9月14日、よしもとアール・アンド・シー)
- ジューシーズ『エキゾチックゾンビのクルクルパジャマ』(2015年4月29日、よしもとミュージックエンタテインメント)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 番組史上初のトリオ漫才でオンエアされた。
出典
[編集]- ^ a b “『KOC』16代目王者にサルゴリラ 史上最多3036組の頂点&史上最年長&歴代最高得点で戴冠”. ORICON NEWS (2023年10月21日). 2023年10月21日閲覧。
- ^ a b “『キングオブコント』第16代キング『サルゴリラ』が喜び爆発 児玉智洋「これからも一生コントやっていく」:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2023年10月22日閲覧。
- ^ a b c d “高円寺純情商店街に「サルゴリラおめでとう!」横断幕 高円寺出身芸人、KOC優勝で”. 高円寺経済新聞. 2024年2月22日閲覧。
- ^ (日本語) 【サルゴリラ】キングオブコント決勝に進出したサルゴリラのNSC無双時代から現在までを深堀りしたら驚きがいっぱいだった【鬼越トマホーク】 2023年10月3日閲覧。
- ^ “お笑いトリオ・ジューシーズ解散へ 松橋はピンで赤羽&児玉は新コンビで活動”. ORICON STYLE (2015年12月8日). 2015年12月8日閲覧。
- ^ “元ジューシーズの赤羽と児玉の新コンビ名発表「サルゴリラ」”. お笑いナタリー (2016年1月8日). 2016年1月8日閲覧。
- ^ a b c d e f “サルゴリラ | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2020年9月3日閲覧。
- ^ “M-1GPアーカイブ - M-1GP2006”. 2020年8月2日閲覧。
- ^ “M-1GPアーカイブ - M-1GP2007”. 2020年8月2日閲覧。
- ^ “日程・結果 - オートバックスM-1グランプリ2009公式サイト”. 2020年8月2日閲覧。
- ^ “芸人による演劇チーム・メトロンズの連ドラ「向かいのアイツ」が4月開始、舞台は商店街”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年2月9日). 2024年2月9日閲覧。
- ^ “猿の惑星/キングダム -日本語吹き替え版”. 吹替キングダム (2024年5月13日). 2024年5月16日閲覧。