ボデレ低地

ウィキペディアから無料の百科事典

ボデレ低地周辺

ボデレ低地(ボデレていち、英語: Bodélé Depression)は、チャド中央部にある盆地。200km四方に広がっている。かつてはチャド湖ともつながる巨大な湖が存在していたが、サハラ砂漠全域の乾燥化とともには干上がり、現在はガザール・ワジなど数本のワジが降雨時に姿を現し、ボデレに注ぎ込むのみである。それに伴い大量の堆積するようになり、ほぼ全域が巨大な砂丘によって覆われるようになった。この大量の砂塵はハルマッタンによって巻き上げられ、遠く地中海アマゾンにまで降り注いでいる。

関連項目[編集]

座標: 北緯17度 東経18度 / 北緯17度 東経18度 / 17; 18