マドンナのごとく

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マドンナのごとく』(マドンナのごとく)は、1987年藤堂志津子が発表した小説、及びそれを原作として1990年12月22日に公開された日本の映画である[1]。第99回直木三十五賞候補作。

概要[編集]

熊谷政江名義で「北方文芸」1987年4月号に発表され、第21回北海道新聞文学賞を受賞。藤堂志津子に改名をして講談社から1988年に刊行され、第99回直木賞候補に挙がった。藤堂にとっては商業出版としてのデビュー小説となった。選考会では同郷の渡辺淳一に高く評価された[2]

札幌市を舞台に、広告代理店勤務の女性とエリート自衛官二人の三角関係を描いている。

映画[編集]

キャッチフレーズは、「マドンナはすべての男の憧れ。彼女の優しさは決して一人の男性に独占されることはない-。[3]」。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 監督:門奈克雄
  • 脚本:小倉洋二
  • 原作:藤堂志津子
  • 企画:河合真也
  • 製作:鍋島壽夫
  • 制作主任:仲野俊隆
  • 制作担当:林哲次
  • プロデューサー:茂庭喜徳
  • 撮影:姫田真佐久
  • 美術:及川一
  • 録音:中村淳
  • 照明:渡辺孝一
  • 編集:菅野善雄
  • 助監督:冨永憲治
  • スチール:笹田和俊
  • 音楽:崎谷健次郎

主題歌[編集]

ソフト[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『allcinema movie & DVDデータベース』「マドンナのごとく」
  2. ^ 受賞作家の群像 藤堂志津子
  3. ^ 『マドンナのごとく』ビデオパッケージ記載。
  4. ^ 完全保存版 復刻スクリーンエロス名鑑 『この女優〔15人〕たち あの濡れ場…名シーンをもう一度!…』」『週刊宝石』1992年1月2、9日号、光文社、7頁。