三番街シネマ

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三番街シネマ
Sanbangai Cinema
ZARA大阪梅田店右隣、屋上に松原興産の看板があるビルがイースクエア茶屋町。このビルの4・5・6階に三番街シネマがあった。
(2010年7月撮影)
情報
正式名称 三番街シネマ1・2・3
完成 1975年
開館 1975年4月26日
閉館 2007年9月24日
収容人員 (3館合計)1,161人
設備 ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS
用途 映画上映
運営 TOHOシネマズ株式会社
所在地 530-0013
大阪市北区茶屋町2-16
百又ビル内
最寄駅 阪急梅田駅近く
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三番街シネマ(さんばんがいシネマ)は、かつて存在した日本の映画館である。所在地は大阪市北区茶屋町TOHOシネマズが経営・運営した東宝系の映画館であった。

沿革[編集]

各館の特徴[編集]

三番街シネマ1[編集]

定員612人。常にヒット予想の高い洋画と邦画を上映。2階席もあった大規模の映画館。終盤期には日劇3系の作品を主に上映していた。SDDSを唯一導入していた時期もあった。

代表作[編集]

星の王子 ニューヨークへ行く』『ハバナ』『ハード・ウェイ』『紅の豚』『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』『もののけ姫』『ピースメーカー』『アミスタッド』『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』『千と千尋の神隠し』『ブリジット・ジョーンズの日記』『ミスター・ルーキー』『猫の恩返し』『ボーン・アイデンティティー』『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』『ハルク』『阿修羅のごとく』『ハウルの動く城』『オペラ座の怪人』『ナショナル・トレジャー』『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』『THE 有頂天ホテル』『日本沈没(2006)』『犬神家の一族(2007)』『どろろ』『ドリームガールズ』『ホリデイ』『レミーのおいしいレストラン(最終封切作品)』 ほか

三番街シネマ2[編集]

定員181人。規模の小ささからか、主に有楽町スバル座シャンテ シネがメイン館の作品が多く上映されていた。

代表作[編集]

ストレンジャー・ザン・パラダイス』『パリ、テキサス』『ダウン・バイ・ロー』『グッドモーニング・バビロン!』『ベルリン・天使の詩』『おもひでぽろぽろ』『エド・ウッド』『イル・ポスティーノ』『フル・モンティ』『普通じゃない』『ウォーターボーイズ』『笑の大学』『下妻物語』『スウィングガールズ』『タッチ』『オーメン(2006)』『ラフ ROUGH』『それでもボクはやってない』『ラストキング・オブ・スコットランド』『クィーン』『TAXi④(最終封切作品)』 ほか

三番街シネマ3[編集]

定員368人。終盤期には有楽座系の作品を主に上映していた。

代表作[編集]

ビッグ』『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』『平成ガメラシリーズ』『名探偵コナンシリーズ』『タイタニック』『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』『ブロークダウン・パレス』『ワイルドスピード』『星になった少年』『NANA』『この胸いっぱいの愛を』『南極物語(2006)』『着信アリFinal』『ゲド戦記』『女帝 [エンペラー]』『ラッシュアワー3(最終封切作品)』 ほか ※座席数はいずれも閉館時のもの。最末期は全スクリーンともサラウンドEXDTSに対応していた。

出典[編集]

  1. ^ a b 「大阪・梅田の老舗映画館『三番街シネマ』閉館」『日刊スポーツ日刊スポーツ新聞社、2007年7月19日、24面。2021年1月29日閲覧。
  2. ^ 『三番街シネマ』が24日閉館」『読売新聞』2007年9月22日
  3. ^ 「シネコン攻勢、しにせ幕 三番街シネマ24日閉館 大阪市北区」『朝日新聞』2007年9月22日

外部リンク[編集]