上深川駅
ウィキペディアから無料の百科事典
上深川駅 | |
---|---|
待合所とホーム(2011年7月) | |
かみふかわ Kami-Fukawa | |
◄JR-P09 狩留家 (2.2 km) (2.8 km) 中深川 JR-P07► | |
所在地 | 広島市安佐北区上深川町830 |
駅番号 | JR-P08 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■芸備線 |
キロ程 | 140.7km(備中神代起点) 三次から50.4 km |
電報略号 | カフ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- | 247人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)3月20日[1] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) 広島市内駅 |
上深川駅(かみふかわえき)は、広島県広島市安佐北区上深川町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅である。駅番号はJR-P08。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)3月20日:芸備鉄道の上深川駅として開業[1]。
- 1937年(昭和12年)7月1日:芸備鉄道買収により国有化[1]。
- 1941年(昭和16年)8月10日:営業を休止[1]。
- 1948年(昭和23年)8月10日:営業を再開[2]。
- 1963年(昭和38年)4月16日:日本交通観光社による業務委託駅となる[3]。
- 1971年(昭和46年)12月20日:無人駅(簡易委託駅)となる[4][5]。荷物扱い廃止[6]。
- 1973年(昭和48年)5月1日:国鉄(→JR)の特定都区市内制度における「広島市内」の駅となる[7][注釈 1]。
- 1978年(昭和53年)3月:簡易駅舎に改築[8]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に継承[1]。
- 2007年(平成19年)
駅構造
[編集]広島方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。駅舎はなく直接ホームに入る形であり、ホーム上に中深川駅等と共通のデザインを持つ待合所を備えている。広島駅管理の無人駅であるが、自動券売機や直立式のICカード読取機の設置がある。便所は改札外に男女共用の水洗式が設置されている。三次方面の列車は当駅を出るとすぐ抱岩トンネル(124m)を通過する。
ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
利用状況
[編集]以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。
年度 | 1日平均 乗車人員 | 年度毎 総数 | 定期券 総数 | 普通券 総数 |
---|---|---|---|---|
1968年(昭和43年) | 342.3 | 249,912 | 208,376 | 41,536 |
1969年(昭和44年) | 321.5 | 234,671 | 193,618 | 41,053 |
1970年(昭和45年) | 309.5 | 225,923 | 181,086 | 44,837 |
1971年(昭和46年) | 297.8 | 217,982 | 174,658 | 43,324 |
1972年(昭和47年) | 280.9 | 205,065 | 166,910 | 38,155 |
1973年(昭和48年) | 284.3 | 207,514 | 166,902 | 40,612 |
1974年(昭和49年) | 284.3 | 207,506 | 165,616 | 41,890 |
1975年(昭和50年) | 277.0 | 202,734 | 152,726 | 50,008 |
1976年(昭和51年) | 313.6 | 228,963 | 161,860 | 67,103 |
1977年(昭和52年) | 293.9 | 214,540 | 147,290 | 67,250 |
1978年(昭和53年) | 255.5 | 186,494 | 146,308 | 40,186 |
以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1979年(昭和54年) | 262 |
1980年(昭和55年) | 253 |
1981年(昭和56年) | 245 |
1982年(昭和57年) | 221 |
1983年(昭和58年) | 219 |
1984年(昭和59年) | 214 |
1985年(昭和60年) | 219 |
1986年(昭和61年) | 242 |
1987年(昭和62年) | 292 |
1988年(昭和63年) | 319 |
1989年(平成 元年) | 340 |
1990年(平成 2年) | 367 |
1991年(平成 3年) | 368 |
1992年(平成 4年) | 353 |
1993年(平成 5年) | 357 |
1994年(平成 6年) | 351 |
1995年(平成 7年) | 325 |
1996年(平成 8年) | 317 |
1997年(平成 9年) | 320 |
1998年(平成10年) | 344 |
1999年(平成11年) | 399 |
2000年(平成12年) | 390 |
2001年(平成13年) | 367 |
2002年(平成14年) | 367 |
2003年(平成15年) | 360 |
2004年(平成16年) | 368 |
2005年(平成17年) | 369 |
2006年(平成18年) | 372 |
2007年(平成19年) | 365 |
2008年(平成20年) | 366 |
2009年(平成21年) | 352 |
2010年(平成22年) | 331 |
2011年(平成23年) | 338 |
2012年(平成24年) | 341 |
2013年(平成25年) | 331 |
2014年(平成26年) | 328 |
2015年(平成27年) | 349 |
2016年(平成28年) | 353 |
2017年(平成29年) | 339 |
2018年(平成30年) | 294 |
2019年(令和 元年) | 310 |
2020年(令和 2年) | 261 |
2021年(令和 3年) | 247 |
2022年(令和 4年) | 261[9] |
- 乗車数グラフ
駅周辺
[編集]- 広島市立狩小川小学校
- 高陽自動車学校
- 椎村山
- 中山
- 鍋土峠
- 広島市立福木小学校
- 広島市立福木中学校
- 広島市森林公園
道路
[編集]- 広島県道37号広島三次線 - 安佐北区口田・東区戸坂方面 / 安佐北区狩留賀町・安芸高田市向原町方面
- 広島県道70号広島中島線 - 山陽自動車道広島東IC・広島高速1号線福田出入口・東区矢賀方面 / 安佐北区可部方面
バス路線
[編集]駅から南西へ約200メートルの広島県道37号広島三次線沿いに「上深川駅前」停留所(広交観光[10]・JRバス中国[11])があり、上深川駅から南西へ約400メートルの広島県道70号広島中島線沿いには「住田橋北」停留所(広島バス[12])がある。
- 上深川駅前 バス停(中深川方面)
- 住田橋北 バス停(小河原車庫方面)
-
- 29 深川線(広島バス) 小河原車庫方面 平日5本、土休日4本のみ
- 住田橋北 バス停(中深川方面)
-
- 29 深川線(広島バス) 地区センター方面 平日5本、土休日4本のみ
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、268頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「運輸省告示第219号」『官報』1948年8月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『中国支社30年史』日本国有鉄道中国支社、1966年、p.281。
- ^ 『広島鉄道管理局この10年史:1965~1975』広島鉄道管理局、1976年3月、p.112。
- ^ 「通報 ●八次駅ほか10駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年12月20日、4面。
- ^ 「日本国有鉄道公示第492号」『官報』1971年12月20日。
- ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1973年5月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
- ^ 「八無人駅建てかえ 広鉄局」『交通新聞』交通協力会、1978年2月9日、1面。
- ^ 広島市統計書(令和5年版)
- ^ 路線バス 井原線 広交観光
- ^ 中国ジェイアールバス 路線バス
- ^ 路線バス 広島バス株式会社
参考書籍
[編集]- 各 広島市統計書
- 各 広島市勢要覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 上深川駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道