低空飛行機撃破章
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低空飛行機撃破章 Tieffliegervernichtungsabzeichen | |
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ドイツ国による賞 | |
種別 | 勲章 |
対象戦役 | 第二次世界大戦 |
歴史・統計 | |
創設 | 1945年1月12日 |
低空飛行機撃破章(ていくうひこうきげきはしょう、ドイツ語: Tieffliegervernichtungsabzeichen)は、ナチス・ドイツの勲章。アドルフ・ヒトラーにより1945年1月12日に制定された。
概要
[編集]1945年1月13日に国防軍最高司令部が示した授与基準によると、携行可能な小火器(口径12mm以下、軽機関銃など)で低空飛行する航空機を撃墜した者に、1機撃墜で銀章、5機撃墜で金章が授与されることとなっていた。ただし、制定された日付が終戦間際であったため、実際に授与されたかどうかは不明である。
形状は戦車撃破章と同じであり、中央にはIV号戦車ではなく航空機が描かれている。
参考文献
[編集]- Kurt-Gerhard Klietmann: Deutsche Auszeichnungen. Band 2: Deutsches Reich: 1871–1945. Die Ordens-Sammlung, Berlin 1971.
- Reichsgesetzblatt Teil I – Berlin, den 14. Februar 1945 – Nr. 5, S. 23.