信都県 (冀州市)

ウィキペディアから無料の百科事典

中国地名の変遷
建置 漢代
使用状況 606年廃止
前漢信都県
後漢信都県
三国信都県
西晋信都県
東晋十六国信都県
南北朝信都県
廃止

信都県(しんと-けん)は中華人民共和国河北省にかつて存在した県。現在の衡水市冀州区の一部に相当する。唐代には長楽県が信都県と改称されているが、これば別県である。

前漢により設置され、広河郡(後に広川国、信都郡、信都国と改称)の郡治とされた。後漢の時代になると楽成国(後に安平国と改称)、西晋では長楽国の国治とされている。三国時代になるとにより冀州の管轄とされた。

606年大業2年)、隋朝は信都県を廃止、県域は長楽県に編入された。