呉勝立
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獲得メダル | ||
---|---|---|
大韓民国 | ||
柔道 | ||
オリンピック | ||
銀 | 1972 ミュンヘン | 中量級 |
世界柔道選手権 | ||
銅 | 1969 メキシコシティー | 中量級 |
呉 勝立(オ・スンニプ、朝: 오승립、英: Oh Seung-Lip、1946年10月6日 - )は韓国の柔道選手。兵庫県神戸市長田区出身[1]。階級は中量級。身長175cm[2]。高校までは「呉原」姓を名乗っていた[1]。
人物
[編集]在日韓国人として生まれて、神港学園高校から天理大学に進み、主将を務めるなどして活躍する一方[3]、1967年にはユニバーシアードに韓国代表で出場して、決勝で園田勇に敗れ2位となった。1969年の世界選手権では3位となった。1972年ミュンヘンオリンピック中量級では5回戦で日本の関根忍を破るが、決勝では敗者復活を勝ち上がってきた関根と再戦となり、優勢に試合を進めていたものの、残り30秒で関根の体落に横転したこともあってか、1-2の判定で敗れて銀メダルにとどまった。
主な戦績
[編集]- 1967年 - ユニバーシアード 2位
- 1968年 - 全日本学生柔道選手権大会 2位
- 1969年 - 世界選手権 3位
- 1972年 - ミュンヘンオリンピック 2位
脚注
[編集]- ^ a b 「魂の相克 在日スポーツ英雄列伝」 大島裕史 講談社 ISBN 978-4-583-10318-1
- ^ O Seung-Rip Biography and Olympic Results[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
- ^ 在日韓国籍柔道家の活躍と反骨の柔道王秋山成勲 フジテレビ
外部リンク
[編集]- 呉勝立 - JudoInside.com のプロフィール