| この項目では、西虢の庶流の諸侯国について説明しています。虢叔が建国した諸侯国については「東虢」を、虢仲が建国した諸侯国については「西虢」をご覧ください。 |
小虢国(しょうかく)は、西虢の東遷後、故地に建国された、西虢の庶族の諸侯国。紀元前687年、秦の武公によって滅亡した[1]。『史記正義』が引く『輿地志』の記載によると、遊牧民族が西虢の故地を占領して、建立した国家とある[2]。しかし、張筱衡はこの説に否定的な意見である[3]。
- ^ 『読史方輿紀要』巻五十五・陝西四・鳳翔府:桃虢城,在(宝鶏)県東五十里。古虢君之支属也。『史記』:秦武公十一年,滅小虢。即此地矣。
- ^ 『史記正義』秦本紀 引『輿地志』:小虢,羌之別種。
- ^ 張筱衡 (1958). 《召禹鼎考釋》1958年第一期. 《人文雑志》