山本涼太
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山本 涼太 | |||||||||
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名前 | |||||||||
カタカナ | ヤマモト リョウタ | ||||||||
ラテン文字 | YAMAMOTO, Ryota | ||||||||
基本情報 | |||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||
種目 | ノルディック複合 | ||||||||
所属 | 長野日野自動車 | ||||||||
使用メーカー | フィッシャー | ||||||||
生年月日 | 1997年5月13日(27歳) | ||||||||
生誕地 | 長野県下高井郡木島平村 | ||||||||
身長 | 167cm | ||||||||
体重 | 52kg | ||||||||
ワールドカップ戦歴 | |||||||||
デビュー年 | 2017年2月10日(札幌) | ||||||||
最高成績 | 2位 | ||||||||
通算成績 | 2位 1回 3位 3回 | ||||||||
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山本 涼太(やまもと りょうた、1997年5月13日 - )は、日本のノルディック複合選手。長野日野自動車所属。日本代表選手として2022年北京オリンピックに出場[1]。同大会団体戦銅メダリスト。
人物
[編集]長野県下高井郡木島平村出身。父の山本直鋭は荻原健司と同時期に北野建設スキー部に所属していた複合の元選手(1996年引退)で、全日本選手権で2度の優勝経験があった。2017年に死去している[2]。
飯山高校から早稲田大学スポーツ科学部を経て[3]、長野日野自動車に所属。
2014年の世界ジュニア選手権で国際大会デビュー。2015-16シーズンよりコンチネンタルカップに参戦。2017年2月10日の札幌大会でワールドカップ(W杯)初出場。2018-19シーズンの後半よりW杯欧州遠征メンバー入り。
2020-21シーズン、1月23日に渡部暁斗とペアを組んだW杯ラハティ大会団体スプリントで3位となり、この種目でW杯日本勢初表彰台となった。翌24日のルカ大会で3位となり、初めて個人戦の表彰台に登壇した。
2021-22シーズンはW杯個人戦でのトップ10入りが増加。2022年北京オリンピックの個人ノーマルヒル/10kmは前半ジャンプで全体トップに立ったが、2位に38秒差をつけてスタートした後半クロスカントリーで順位を下げて14位。個人ラージヒルは12位。渡部善斗、永井秀昭、渡部暁斗とともに出場した団体戦で日本は前半ジャンプで4位につけると、後半クロスカントリーでメダル争いに加わった。アンカーの山本はドイツのビンツェンツ・ガイガー、オーストリアのマルティン・フリッツと2位争いを繰り広げ、ラストのスプリント勝負でオーストリアを抑えてドイツに次ぐ僅差の3位を確保し、日本にとってオリンピック団体戦で7大会28年ぶりとなる銅メダルを獲得した[4]。
主な成績
[編集]オリンピック
[編集]- 2022年北京オリンピック ( 中国)
世界選手権
[編集]- 2021年オーベルストドルフ ( ドイツ)
- 個人ノーマルヒル 11位
- 個人ラージヒル 10位
- 団体ノーマルヒル 4位(渡部善斗、永井秀昭、渡部暁斗、山本涼太)
- 団体スプリント 4位(渡部暁斗、山本涼太)
ワールドカップ
[編集]個人総合成績 | ||||
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シーズン | 総合 | 優勝 | 準優勝 | 3位 |
2018-2019 | 48 | 0 | 0 | 0 |
2019-2020 | 20 | 0 | 0 | 0 |
2020-2021 | 14 | 0 | 0 | 1 |
脚注
[編集]- ^ 山本涼太 時事通信
- ^ “【北京五輪】父の思いと共に…複合LH・山本涼太選手12位 初の大舞台で躍動「今できることはできた」”. FNNプライムオンライン. 2022年2月18日閲覧。
- ^ 早稲田大学 競技スポーツセンター
- ^ 粘りに粘った山本涼太、アンカーに抜てきされ「プレッシャーやばいなと思っていた」読売新聞2022年2月17日