岩井粂三郎 ウィキペディアから無料の百科事典 丸に三ツ扇 杜若丁字 岩井 粂三郎(いわい くめさぶろう)は、歌舞伎役者の名跡。屋号は大和屋。定紋は丸に三ツ扇(まるに みつおおぎ)、替紋は杜若丁字(かきつばた ちょうじ)。 初 代 岩井粂三郎 四代目岩井半四郎の子、1776–1847。 初代岩井粂三郎 → 五代目岩井半四郎 → 岩井杜若 → 松下庵永久(隠居名) 二代目 岩井粂三郎 初代の長男、1799–1836。 初代岩井久次郎 → 二代目岩井粂三郎 → 六代目岩井半四郎 三代目 岩井粂三郎 七代目岩井半四郎の子、1829–82。母は四代目瀬川菊之丞の次女きい。 二代目岩井久次郎 → 三代目岩井粂三郎 → 二代目岩井紫若 → 八代目岩井半四郎 四代目 岩井粂三郎 三代目の養子、1856–85。目立った活躍もなく廃業。 三代目岩井久次郎 → 西川重三郎 → 四代目岩井粂三郎 五代目 岩井粂三郎 四代目の長男、1882–1945。「九代目岩井半四郎」を死後追贈。 岩井紀の丸 → 四代目岩井久次郎 → 五代目岩井粂三郎 → 贈九代目岩井半四郎