帝塚山大学短期大学部
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帝塚山大学短期大学部 | |
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大学設置 | 1961年 |
創立 | 1941年 |
廃止 | 2005年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人帝塚山学園 |
本部所在地 | 奈良県奈良市学園南3-1-3 |
学部 | 文芸学科[注 1]→文化環境学科 日本文芸専攻[注 2] 日本文化史専攻[注 2] 英米語専攻[注 2] 人間環境学科 人間環境専攻 食物栄養専攻 |
研究科 | 文芸専攻[注 3] 家庭生活専攻[注 3] |
帝塚山大学短期大学部(てづかやまだいがくたんきだいがくぶ、英語: Tezukayama University Junior College)は、奈良県奈良市学園南3-1-3に本部を置いていた日本の私立大学である。1961年に設置され、2005年に廃止された。大学の略称は帝塚山短大、帝短。学生募集は2003年度まで。2004年度より帝塚山大学への全面改組により短期大学は学生募集を停止し、2005年7月29日廃止[1]。
概要[編集]
大学全体[編集]
教育および研究[編集]
- 帝塚山大学短期大学部にはまず文芸学科が置かれており、なかでも日本文化史に関する専門科目は全国の短大でも極めて稀であった。「奈良学研究」と題したユニークな科目が置かれていたところにもまた特色があった。ほか、陶芸・織物・染色・工芸といった芸術系の要素も交えた科目が置かれていたところにも特色があった[2]。
- 人間環境学科には、栄養士を養成する専攻課程があった。
学風および特色[編集]
- 帝塚山大学短期大学部は、大学に先駆けて設置された。
- 開学以来、女子を対象とした短大となっていた。
沿革[編集]
- 1961年 帝塚山短期大学(てづかやまたんきだいがく)として開学。
- 1965年 文芸科を分離。
- 日本文芸専攻
- 英米文芸専攻
- 1967年 家庭生活科を分離。
- 家庭生活専攻
- 食物栄養専攻
- 1971年 文芸科を文芸学科に改称。
- 1976年 文芸学科に日本文化史専攻が設置される。
- 1982年 家庭生活科を家庭生活学科に改称。
- 1984年 専攻科を設置。
- 1999年 学生数
- 2000年 帝塚山大学短期大学部と改名。
- 2002年 家庭生活学科を人間環境学科に、文芸学科を文化環境学科にそれぞれ改組。
- 2003年度をもって学生募集を終了。翌年度より帝塚山大学に統合。
- 2005年7月29日廃止[1]。
基礎データ[編集]
所在地[編集]
- 奈良県奈良市学園南3-1-3
教育および研究[編集]
組織[編集]
学科[編集]
専攻科[編集]
別科[編集]
- なし
取得資格について[編集]
学生生活[編集]
部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]
学園祭[編集]
- 帝塚山大学短期大学部の学園祭は「茜祭」と呼ばれていた[2]。
スポーツ[編集]
大学関係者と組織[編集]
大学関係者組織[編集]
- 帝塚山大学短期大学部には法人全体としての「帝塚山学園」同窓会組織がある。
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出身者[編集]
施設[編集]
キャンパス[編集]
- 近鉄奈良線学園前駅から徒歩1分。学園前キャンパスで就学した。
- キャンパス内には11号館・14号館さらに1999年9月に新設された16号館があった[2]。
- 図書館は、11号館にあり、所蔵資料数は200,000冊を超えていた。その床には、旧添下郡富雄村と伏見村との境界線記録のモニュメントが打ち込まれた[2]。
学生食堂[編集]
- 帝塚山大学短期大学部の学生食堂(学食)は、14号館に置かれていた[2]。
寮[編集]
- 帝塚山大学短期大学部には学生寮があり、収容定員は108人となっていた[2]。
対外関係[編集]
系列校[編集]
社会との関わり[編集]
- 公開講座を行っていた。
卒業後の進路について[編集]
就職について[編集]
- 一般企業への就職者が多いものとなっていた。京セラ・ナリス化粧品・ハウス食品・ヤマト運輸・イトーヨーカ堂・近鉄百貨店・三井住友銀行・ナルミヤ・インターナショナル・めいらくグループ・バイカル・オンワード樫山・一冨士フードサービス・魚国総本社・大徳食品・マルタマフーズグループなどがある[2]。
編入学・進学実績[編集]
- 系列の帝塚山大学以外では、京都教育大学・酪農学園大学・東北福祉大学・岐阜女子大学・愛知学院大学・中京女子大学・京都外国語大学・京都光華女子大学・京都精華大学・京都橘大学・同志社女子大学・花園大学・佛教大学・立命館大学・龍谷大学・追手門学院大学・大阪経済法科大学・大阪国際女子大学・大阪産業大学・大阪樟蔭女子大学・大阪商業大学・大阪大谷大学・関西大学・関西福祉科学大学・近畿大学・摂南大学・相愛大学・帝塚山学院大学・梅花女子大学・桃山学院大学・甲南大学・甲南女子大学・園田学園女子大学などがある[2]。
注釈[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 『全国学校総覧』
- 『短期大学一覧』
- 『教員養成課程認定大学・短期大学等総覧』(全国高等学校長協会編。第一法規出版)
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『帝塚山大学短期大学部』:入学案内小冊子
関連項目[編集]
外部リンク[編集]