日本貨物鉄道中央研修センター
ウィキペディアから無料の百科事典
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2012年2月) |
中央研修センター(ちゅうおうけんしゅうセンター、英称:Central training center)は、東京都品川区に所在し、日本貨物鉄道(JR貨物)本社が管理・運営する動力車操縦者養成所および車両検修業務養成施設である。
1994年(平成6年)、動力車操縦者運転免許に関する省令第17条の規定に基づく動力車の操縦に関する講習を行う施設として、運輸大臣(現、国土交通省)に指定された。
東京貨物ターミナル駅構内に併設されており、日本貨物鉄道(JR貨物)社員、および関連協力会社社員の動力車操縦者(運転士)及び車両検修業務の養成を行っている。
研修棟・実習棟・屋外実習線・貨車実習線・車両技術研修所などの施設で構成されており、また大井機関区や東京貨物ターミナル駅構内本部などが入居する社屋の3階には、関東支社の関東社員研修所、および中央社員研修所がある。
所在地
[編集]東京都品川区八潮3丁目
主な部署
[編集]- 動力車操縦者養成所
- 運転士養成グループ
- 管理・研修グループ
- 車両技術研修所
- 検修教育グループ
- 保全教育グループ
主な施設
[編集]- 研修棟(中央研修センター 本館):1F - 6F
- 1F:受付、事務室、ラウンジ、TELコーナー、食堂(ジェイアールエフ・ホテル)、応接室
- 2F:会議室、談話コーナー、喫茶コーナー、和室、浴室、事故パネル展示室、宿泊室201号室(女性社員専用)
- 3F:教室1 - 3、教材室、視聴覚室、図書室、ラウンジ
- 4F:宿泊室401 - 410号室
- 5F:宿泊室501 - 510号室
- 6F:ロビー、多目的ホール、屋上
- 車両技術研修所(中央研修センター 車両技術研修所):3F
- 1F:入換可能な1線の検修ピット、EF65形(EF65 1001)、コキ200形(コキ200-1)、床上操作式クレーン訓練設備
- 2F:ガス・アーク溶接訓練設備
- 3F:パンタグラフ、検修関係各種教育設備
設置車両の車体に記される略号
[編集]「研」
設置車両
[編集]- 電気機関車
- EF81 63:運転シミュレーターとして利用。
- EF65 1001:検修用教材として利用。
- ディーゼル機関車
- DE10 1511:運転シミュレーターとして利用。
- 貨車
- コキ200-1:検修用教材として利用。(コキ107に置き換えという情報有、現在確認中)
- コキ58004
過去の設置車両
[編集]- EF65 5 : 新形式機関車の運転シミュレーター導入により引退し、2014年夏に東京貨物ターミナル駅にて解体。