梅澤高明

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梅澤 高明(うめざわ たかあき、1962年 - )は、日本と米国で活動する経営コンサルタント起業家A.T.カーニー日本法人会長[1]、CIC Japan(ケンブリッジ・イノベーション・センター ジャパン)会長[2]フォースタートアップス株式会社 社外取締役[3]一般社団法人 ナイトタイムエコノミー推進協議会 (JNEA) 理事[4]

一橋大学ICS(大学院国際企業戦略研究科)特任教授[5]

略歴

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東京都出身。筑波大学附属駒場中学校・高等学校を経て、東京大学入学。在学中にゴシック・ロックバンド「G-Schmitt」を結成。ベーシスト・コンポーザーとして、通算9枚のLP・EP・CD制作に参加。

1986年に東京大学法学部卒業、日産自動車へ入社[6]

1995年、マサチューセッツ工科大学 (MIT) スローン経営大学院の修士課程を修了し、A.T.カーニーのニューヨーク・オフィスに入社。

1999年にA.T.カーニーの東京オフィスに異動。その後、パートナー、日本代表(2007~2013年)、本社取締役(2012~2014年)、消費財・小売プラクティス グローバルリーダー(2014年)を歴任。2014年より日本法人会長[1]。日本の大企業を中心に、戦略・マーケティング・イノベーション・組織関連のコンサルティングを実施[1]

2014年4月より2020年3月まで、テレビ東京ワールドビジネスサテライト」レギュラーコメンテーター。

2019年4月にCIC Japan会長に就任。CICは米国マサチューセッツ州ケンブリッジを本拠とし、世界8都市で大規模なスタートアップ集積拠点を運営する企業[7]。2020年10月、国内最大級の都心型イノベーションセンターCIC Tokyoが、虎ノ門ヒルズビジネスタワー15F・16F(計6,000㎡)にオープン[8]

2021年11月、Scrum Ventures(サンフランシスコを本拠とするベンチャーキャピタル)のアドバイザーに就任[9]

2022年6月、フォースタートアップス株式会社の社外取締役に就任[10]。同社はスタートアップの経営幹部人材紹介のリーダー企業であり、起業支援、オープンイノベーション支援、ベンチャー投資など幅広く「成長産業支援事業」を行う。フォースタートアップスとCIC Tokyoは、イノベーションイベント「FUSE」などで提携関係にある。

2019年4月に一般社団法人 ナイトタイムエコノミー推進協議会(JNEA)を設立、理事に就任。JNEAは、政府や自治体のナイトタイムエコノミー政策立案をサポートし、様々な地域で民間実装していくためのプラットフォーム[4]

政府の委員会としては、内閣府知的財産戦略本部」本部員[11]、同「税制調査会」特別委員[12]観光庁「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり検討委員会」座長[13]経済産業省「J-Startup」推薦委員[14]などを務める(現任)。

政府以外の役職として、経済同友会「ベンチャー創造PT」副委員長(2012~14年)、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会「テクノロジー諮問委員会」委員(2016~18年)、一般社団法人 外国人雇用協議会(JAEFN)副会長(2015~19年)、株式会社グロービス社外取締役・グロービス経営大学院大学理事(2017~2020年)、海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)社外取締役(2017~2021年)、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)アドバイザー(2015年~2022年)[15]を歴任。[16]

教育関係では、グロービス経営大学院大学客員教授(2006~2013年、経営戦略講座を担当)、NPO法人ISL(Institute for Strategic Leadership)ファカルティ(2007~2020年)、一橋大学ICS(大学院国際企業戦略研究科)特任教授(2019年~、英語EMBAのリーダーシップ講座担当)を務める。

音楽を趣味とし、クラブやレストランバーで定期的にDJプレイを行う。過去に出演したベニューはSound Museum Vision(渋谷)、Trunk (Hotel)(渋谷)、東間屋(渋谷)、marunouchi HOUSE(丸の内)、PLUSTOKYO(銀座)、麦ノ音(新宿)、セントレジス大阪など[6]。麦ノ音で開催するシリーズイベント「MUGINO OTO SATURDAY」は計17回を数える(2022年7月現在)[17]

元妻はスプツニ子![18]

人物・活動

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ケンブリッジ・イノベーション・センター (CIC)

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2019年4月にCIC Japan会長に就任。CICは米国マサチューセッツ州ケンブリッジを本拠とし、世界8都市で大規模なスタートアップ集積拠点を運営する企業[7]。2020年10月、国内最大級の都心型イノベーションセンターCIC Tokyoが、虎ノ門ヒルズビジネスタワー15F・16F(計6,000㎡)にオープン。

2022年夏時点で200社以上が入居し、開設後2年弱で計300回以上のイノベーションイベントを開催。岸田文雄総理を始め、小池百合子都知事平井卓也デジタル大臣(当時)、小泉進次郎環境大臣(同)、小林鷹之内閣府特命担当大臣(同)、平将明衆議院議員世耕弘成参議院議員ほか、数多くの政府高官・国会議員・首長がCICを訪問している。

2018年3月より虎ノ門で活動するベンチャーカフェ東京は姉妹組織である。CIC Tokyoとベンチャーカフェ東京の合計で関連イベントに累計7万人以上を動員しており、日本最大のイノベーションコミュニティを形成している。

政府委員会、メディアやカンファレンスなどで、スタートアップおよびイノベーションに関する提言を積極的に行う。

  • 『イノベーション力の高い組織をつくるためにすべきこととは?』パネルセッション(岩村水樹・田川欣哉・山口有希子・梅澤高明)、G1経営者会議2019
  • 『CIC Japan梅澤高明が明かす、ユニコーン企業が生まれない日本の真実「一流のエンジニアこそ起業せよ」』インタビュー、エンジニアtype、2020年3月
  • 『日本にイノベーション・エコシステムを作るには CIC Japan代表 梅澤高明氏に聞く』インタビュー、JETRO、2020年10月
  • 『東京から世界にイノベーションを起こすには?産学官連携で実現したい未来』小池百合子都知事との対談、HIP、2020年11月
  • 『Unlock the Real Japan: Money Matters』インタビュー、Nikkei Asia、2020年12月
  • 『渋谷のコピーではない虎ノ門独自のイノベーションハブを作る―CIC Japan会長に聞く』インタビュー、Coral Insights、2021年6月
  • 『世界No.1を目指す経営〜グローバルへの挑戦と展望〜』パネルセッション(John Lagerling・鈴木健・梅澤高明)、G1ベンチャー2022

クールジャパン

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経済産業省「クール・ジャパン官民有識者会議」(2010~12年)、同「クリエイティブ産業国際展開懇談会」(2013年)、内閣官房「クールジャパン戦略推進会議」(2015年)、内閣府「クールジャパン拠点構築検討会」(2016~17年)、同「クールジャパン人材育成検討会」(2017~18年)、同「Create Japanワーキンググループ」(2019年~)[19]などの委員を歴任。

2012年11月の「クール・ジャパン官民有識者会議」で、他の民間委員とともに「COOL JAPAN 『海外展開を推進する機構』の設立構想」を提案[20]。翌年、官民ファンド「海外需要開拓支援機構」(クールジャパン機構)が発足する。2017年6月から2021年6月まで同機構の社外取締役を務める[21]

メディアやカンファレンスなどでも、クールジャパン戦略の紹介を積極的に行う。

  • 『グローバル超競争時代の成長戦略 (4)構造改革と"日本文化産業戦略"』NIKKEI NET BIZ+PLUS 2009/4/17
  • 『日本がクール・ジャパンであり続けるためには』セッション4(アレックス・カー、梅澤高明、ダニー・チュー、鴻上尚史)、COOL JAPAN CONFERENCE 2010/11/2
  • 『Cool Japan 〜改めて世界に発信すべき日本のクリエイティビィティ〜』パネルセッション(加治慶光、楠本修二郎、吉川稔)、あすか会議2011
  • 『2012年の日本のキーワード:クール・ジャパン戦略』J2Top 2012年1月号
  • 『「クールジャパン」戦略 バンダイ社長とコンサル会社代表が議論』上野和典との対談、日本経済新聞 2012/1/22
  • 『COOLJAPAN戦略』平将明(衆議院議員)との対談、「CafeSta」カフェスタトーク 2013/3/25
  • 『多様性が生む日本文化のイノベーション』クールジャパン機構コラム 2015/4/8
  • 『梅澤高明に聞くクールジャパンのすべて』タイムアウト東京「世界目線で考える。クールジャパン編」最終回 2015/10/20
  • 『クールジャパン戦略における食産業の役割』「日本から世界へ! 農商工連携を活用した海外販路開拓!」シンポジウム 2017/2/13
  • 『キュレーションの力で「日本文化」の価値再創造を!』パネルセッション(長谷川祐子林千晶、伏谷博之)、G1サミット2017
  • 『【直言】「すべてがオンラインに変わる」は幻想だ』インタビュー、NewsPicks、2020/9/25
  • 『コロナ・5G時代、コンテンツ・エンタメ産業はどう進化していくのか?』パネルセッション(鎌田和樹里見治紀・中川悠介・梅澤高明)、G1サミット2021
  • 『Masterclasses for a Better Food Future - Episode 2』、World Food Forum、2021年7月
  • 『日本の現代文化発信~世界への訴求力と産業としての成長~』パネルセッション(樹林伸堀義貴山田早輝子・渡部辰城・梅澤高明)、G1サミット2022

福島復興プロジェクト

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東日本大震災を受けて、2011年3月に外部有識者との共同チームを発足し、被災地の復興構想策定に着手。同年4月に朝日新聞とテレビ東京「ニュースモーニングサテライト」で、コンパクトシティと産業集積・雇用創造を軸とした復興の方向性を提示。

同年夏にかけて、福島県南に先端的農業、福祉・介護、観光などの産業集積と、千人を上回る新規雇用の創造を目指す構想を策定。同年8月に、推進母体である西郷村下郷町と共同で構想を正式発表[22]

両自治体は復興特区の枠組みによる構想実現を目指し、東芝パナソニック丸紅、スプレッド、ニチイ学館など約20社が構想への参加を計画していた[23]。しかし同年11月、西郷村議会において関連予算案が否決され、構想は事実上頓挫した。

  • 『耕論 3・11再起 東北に未来都市をつくろう』朝日新聞 2011/4/2
  • 『被災地復興へ 新たな地域構想を』ニュースモーニングサテライト 2011/4/11
  • 『福島県西郷村・下郷町、A.T. カーニー共同で復興と成長産業育成に向けた「産業集積・雇用創造」拠点を』 A.T.カーニー プレスリリース 2011/8/4

NEXTOKYOプロジェクト/都市開発

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2014年3月、東京の未来ビジョン策定のために「NEXTOKYOプロジェクト」を立ち上げる。

2018年9月現在のプロジェクトメンバーは、梅澤高明(A.T.カーニー)、楠本修二郎(カフェ・カンパニー)、小笠原治(ABBALab)、齋藤精一(ライゾマティクス)、齋藤貴弘(弁護士)、田川欣哉 (Takram)、為末大(元陸上競技選手)、林千晶(ロフトワーク)、伏谷博之(タイムアウト東京)、藤村龍至建築家東京藝術大学、森俊子(建築家/ハーバード大学大学院)[24]

近著『NEXTOKYO』によると、NEXTOKYO構想は3つのテーマを掲げる。①「クリエイティブシティ」(個々の街の特徴を先鋭化した文化創造都市)、②「テックシティ」(先端産業が集積し先端技術が実装される都市)、③「フィットネスシティ」(健康的なライフスタイルを実現する都市)。

2014年9月、国家戦略特区における規制改革案を政府に提案[25]。提案項目の内、ダンス規制の撤廃が2015年6月の風営法改正で実現し[26]、クールジャパン人材の海外からの受入れ拡大は、国家戦略特別区域法の2017年6月の改正に織り込まれた[27]

2015年6月、「東京のグランドデザイン検討委員会」(舛添都知事主催)で、椎名林檎山崎亮・工藤和美・猪子寿之山海嘉之などの有識者とともに講演。

  • 『東京のグランドデザイン検討委員会(第1回)』東京都政策企画局 2015/6/30

2017年11月、日経BPより『NEXTOKYO 「ポスト2020」の東京が世界で最も輝く都市に変わるために』を発刊(楠本修二郎と共著)。NEXTOKYOのコンセプトと街の進化のアイデアや各メンバーとの対談を収録。

2017年から3年間、阿部仁史(UCLA)、隈研吾(東京大学)、出口敦(東京大学)が毎年夏に開催する建築教育の国際プログラム『x-LABサマー・プログラム』に参加。講演や審査員を務める。

2020年11月より、国土交通省「デジタル化の急速な進展やニューノーマルに対応した都市政策のあり方検討会」[28]委員を務める。同委員会は中間報告書を翌年4月に発表。

  • 『ニューノーマルに対応した新たな都市政策はいかにあるべきか ―都市アセットの最大限の利活用による人間中心・市民目線、機動的なまちづくりへ―』国土交通省 2021/4/6

メディアやカンファレンスで、都市開発関連の発信を積極的に行う。

  • 『2020年に向け東京を世界一魅力的な都市に――「NeXTOKYO」』講演録、早稲田大学IT戦略研究所「エグゼクティブ・リーダーズ・フォーラム」 2015年1月
  • 『2020年 NeXTOKYO~東京のグランドデザインを考える~』パネルセッション(楠本修二郎・森俊子・森浩生・梅澤高明)、G1サミット2015
  • 『日本の強みをいかにして世界にアピールするか』柴山昌彦・梅澤高明ほか、100の行動シンポジウム2015
  • 『2020&Beyond~100年後のTOKYOをつくるイノベーション~』パネルセッション(猪子寿之・齋藤貴弘・森俊子・梅澤高明)、G1サミット2016
  • 『あと1000日でできること A.T. カーニー日本法人会長 梅澤高明インタビュー』タイムアウト東京 2017/11/15
  • 『TOKYOが「世界一のクリエイティブシティ」になるために今すべきこと』パネルセッション(楠本修二郎・齋藤精一・平将明・林千晶・梅澤高明)、G1サミット2018
  • 『クリエイティブゾーン形成の要件』基調講演、クリエイティブシティコンソーシアム第4回円卓会議
  • 『Creative Cities 2.0: Not Just Livable, But Fun』パネルセッション(林千晶・Jeremy Pelley・森俊子・梅澤高明)、G1 Global 2018
  • 『小池百合子都知事にコンサルトップが送った「東京の生存戦略」の中身』インタビュー、週刊ダイヤモンド、2020年6月
  • 『Disruptive Evolution in Urban Planning & Development - The New Role of Cities』パネルセッション(John Maeda・森浩夫・森俊子・齋藤精一・梅澤高明)、G1 Global 2020
  • 『クリエイティブシティの創造』新都市、2020年No.12
  • 『コロナ禍の今「世界の台所」としての食文化都市TOKYOの未来を語る』イベント(小池百合子・梅澤高明・楠本修二郎・山下春幸・入江 のぶこ・白戸太朗)、東京都議会議員 入江のぶこ & 白戸太朗 オンライン都政ミーティング 2021年2月
  • 『都心まちづくりとオフィス機能のパラダイムシフト』都市計画、2021年349号
  • 『コロナで変わる都市開発』パネルセッション(秋田典子・髙田旭人・森浩夫・梅澤高明)、G1経営者会議2021

デザイン経営

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デザインの活用によるイノベーションについて、産業界に積極的に提言・発信している。

委員として参加した内閣府「クールジャパン戦略推進会議」(2015年)[29]は、デザインをクールジャパン戦略深化の重要なドライバーとして位置づけた。梅澤は田川欣哉 (Takram) とともに世界水準の「デザインラボ」設立を提案。後にロイヤル・カレッジ・オブ・アート東京大学生産技術研究所が共同で設立した「RCA-IIS Tokyo Design Lab」の布石となる。

2017年には経済産業省・特許庁「産業競争力とデザインを考える研究会」に参加[30]。2018年5月に発表された報告書「デザイン経営宣言」では、田川欣哉 (Takram)、林千晶(ロフトワーク)、田中一雄(GKデザイン機構)とともにドラフト起草チームに参加。

  • 『「デザイン経営」宣言』経済産業省・特許庁 2018/5/23
  • 『「デザイン経営」の先行事例(別冊)』経済産業省・特許庁 2018/5/23

デザイン経営、テクノロジーとデザインなどのテーマで、メディア・カンファレンスに頻繁に登場。

  • 『テクノロジーが生み出す新たなデザインの世界』パネルセッション(スプツニ子!・田川欣哉・森川亮・梅澤高明)、G1ベンチャー2016
  • 『テクノベート時代のデザインと経営』パネルセッション(川鍋一朗・田川欣哉・林千晶・梅澤高明)、G1経営者会議2016
  • 『テクノロジーとクリエイティビティを最大限に活かす「これからの経営」とは?』パネルセッション(伊藤直樹・田川欣哉・柳澤大輔・梅澤高明)、G1ベンチャー2017
  • 『Using Design Thinking to Harness Creativity and Quantum Leaps in Business』パネルセッション(梅澤高明・Tom Kelley・齋藤精一・林千晶・Jesper Koll)、G1 Global 2017
  • 『「テクノロジー×デザイン」経営の活かし方』パネルセッション(小泉文明・田川欣哉・吉松徹郎・梅澤高明)、G1ベンチャー2018
  • 『【宗像×梅澤】特許庁、デザイン経営への挑戦』特許庁長官・宗像直子との対談、NewsPicks 2018/7/28
  • 『「デザイン経営」宣言カンファレンス』パネルセッション(梅澤高明・喜多俊之永井一史・長谷川豊・林千晶・鷲田祐一)、日本デザイン振興会 2018/7/13
  • 『「デザイン経営」によるブランド構築とイノベーション』パネルセッション(臼井重雄・田川欣哉・濱田優貴・梅澤高明)、G1経営者会議2018
  • 『「デザイン経営」とは何か?なぜ今、企業に必要なのかを考える』パネルセッション(大木秀晃・田川欣哉・松本恭攝・梅澤高明)、G1ベンチャー2019
  • 『イノベーション力の高い組織をつくるためにすべきこととは?』パネルセッション(岩村水樹・田川欣哉・山口有希子・梅澤高明)、G1経営者会議2019

観光・ナイトタイムエコノミー

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改正風営法施行(2016年6月)を受けて、自由民主党(日本)が2017年春に立ち上げた「時間市場創出推進議連(ナイトタイムエコノミー議連)」のアドバイザリーボードに参画。

その後、観光庁が2018年に設立した「地域活性化に向けた観光コンテンツ拡充推進会議」「夜間の観光資源活性化に関する協議会」に委員として参加[31]

2019年4月に「一般社団法人 ナイトタイムエコノミー推進協議会」(JNEA) を設立、理事に就任。他の理事は、風営法改正のロビイング以来、協働してきた齋藤貴弘弁護士(代表理事)、およびイベント・PRプロデューサーの永谷亜矢子[4]。JNEAは、2019年度の観光庁「最先端観光コンテンツ インキュベーター事業」[32]において、全国から公募で選ばれた13事業でコーチングを実施。2020年度は観光庁「夜間・早朝の活用による新たな時間市場の創出事業」[33]の31事業でコーチングを行う。

  • 『夜間帯を活用した観光コンテンツの造成 ナレッジ集①事業成果報告書・②コーチング報告』2020/4/17
  • 『夜間帯を活用した観光コンテンツの造成 ナレッジ集③採択事業に関するインタビュー集』 2020/4/17

2020年4月、JNEAは「Creative Footprint TOKYO」報告書を発表。夜間帯の文化的価値を評価する本調査は、JNEAの齋藤・梅澤が主導し、ルッツ・ライシェリング(ベルリン・クラブコミッション)、ミリク・ミラン(元アムステルダム・ナイトメイヤー)、森記念財団などが協力して実施。ナイトタイムエコノミーの視点から、観光・文化・都市開発を接続する考察を行う。

  • 『Creative Footprint TOKYO』報告書、2020/4/22
  • 『Creative Footprint TOKYO』紹介動画、2020/4/23

2020年7月、菅義偉官房長官(当時)が主催する「観光戦略実行推進会議」で富裕層観光の推進を提言[34]。同年10月に設置された「上質なインバウンド観光サービス創出に向けた観光戦略検討委員会」で座長に就任[35]

政府委員会、メディアやカンファレンスなどで、インバウンド観光およびナイトタイムエコノミーの提言を積極的に行う。

  • 『楽しい国 日本の実現に向けた私案』官邸「観光戦略実行推進タスクフォース」(第19回)、2018年4月
  • 『ナイトエコノミーの奥行き(複眼)』インタビュー、日本経済新聞、2018年5月1日
  • 『中西健夫ACPC会長連載対談 Vol. 22 梅澤高明』コンサートプロモーターズ協会ACPC navi(Vol.38)、2018年8月
  • 『国際観光都市 TOKYO の課題とナイトタイムエコノミー』講演録、不動産協会月例会議、2018年11月
  • 『日本のPOST2020は、カルチャー・観光・都市力の勝負だ』講演録、 LivingTech カンファレンス(第2回)、2018年11月
  • 『東京の将来都市ビジョン“NEXTOKYO”と観光都市戦略』講演録、東京都公立大学法人 観光戦略研究会(第5回)、2018年12月
  • 『Japan’s Inbound Tourism: Evolving into a Unique and Sustainable Tourism Superpower』パネルセッション(David Mark Atkinson・Shiori Ryu Harada・星野佳路・梅澤高明)、G1 Global 2019
  • 『女性の視点から盛り上げる“夜の経済”』パネルセッション(臼杵杏希子・嶋田ミミ・伊藤佳菜・堀恭子・Naz Chris・梅澤高明)、「“ナイトタイムエコノミー”が日本経済をブーストさせる」、2019年10月
  • 『Music Resilience in Japan』オンライン・パネルセッション(梅澤高明・Naz Chris・Storm Gloor)、Amplify Music 2020
  • 『Talking About With / After CORONA「ライヴエンターテインメントの行方」』パネルセッション第一部(野村達矢・武田信幸・Joe Frankland・齋藤貴弘・梅澤高明)・第三部(宮沢孝幸藤井聡・清水直樹・加藤梅造・林薫・梅澤高明)、SUPER DOMMUNE、2020年7月
  • 『コロナ禍を踏まえた今後のクールジャパンの展望とは?』オンライン・パネルセッション(三又裕生・梅澤高明・渡邉賢一・トム ヴィンセント)、日本インバウンドサミット2020、2020年7月
  • 『新しい観光の定義』パネルセッション(河田敦弥・梅澤高明・伏谷博之・堀口ミイナ)、タイムアウト東京「ニューノーマル、新しい観光」、2020年8月

G-Schmitt

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1983年、ゴシック・ロックバンド「G-Schmitt」[36][出典無効]を結成し、ベーシスト・コンポーザーとして活動。G-SchmittはボーカリストSYOKOをフロントに、内省的・耽美的な詩とサウンドを追求し、80年代ゴシック・ロック/ポジティヴ・パンクの代表的バンドの一つと称される。通算9枚のLP・EP・CD制作(内、7枚はヴェクセルバルグ・レーベル[37])、およびAUTO-MOD主催のシリーズギグ「時の葬列」に参加。1986年、就職を機にG-Schmitt脱退。

  • 『時の葬列-Selections From Excommunicated Monument』(LP)AUTO-MOD・G-Schmitt・Madame Edwarda・Sadie Sads、SMSレコード 1984
  • 『Modern Gypsies』(LP) ヴェクセルバルグ 1985
  • 『Bloody Valentine』(LP・VHS)Nubile・Sadie Sads・AUTO-MOD・Sodom・G-Schmitt、ヴェクセルバルグ 1985
  • 『Sin, Secret & Desire』(LP)ヴェクセルバルグ 1986
  • 『Struggle To Survive』(CD) ヴェクセルバルグ 1988

AUTO-MODなど4バンドによるコンピレーション・アルバム「時の葬列」は、30周年記念盤として2014年に再発される[38]

著書

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共著

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  • 『グループ経営戦略と管理』企業研究会、2008年
  • 『3・11後、ニッポンの論点』朝日新聞出版、2011年
  • 『1日30分 達人と読むビジネス名著』日本経済新聞社、2012年
  • 『勝利と成功の法則』日本経済新聞社、2013年
  • 『仕事に必要なことはすべて映画で学べる』日経BP、押井守著書に対談参加、2013年
  • 『日本のマネジメントの名著を読む』日本経済新聞社、2016年
  • 『「シン・ゴジラ」私はこう読む』日経ビジネス、2016年
  • 『税と社会保障でニッポンをどう再生するか』日本実業出版社、2016年
  • 『NEXTOKYO 「ポスト2020」の東京が世界で最も輝く都市に変わるために』日経BP、楠本修二郎と共著、2017年
  • 『日本版シリコンバレー創出に向けて 深圳から学ぶエコシステム型イノベーション』ナカニシヤ出版、中川有紀子編著、2020年

出典

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  1. ^ a b c 会社概要 - Japan - Kearney”. www.jp.kearney.com. 2020年5月19日閲覧。
  2. ^ 世界最大級のイノベーションコミュニティCICが、 アジア初のセンターを2020年7月東京虎ノ門にオープン” (英語). CIC. 2020年5月19日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ https://www.forstartups.com/about
  4. ^ a b c ナイトタイムエコノミー推進協議会 Japan Night-time Economy Association website”. ナイトタイムエコノミー推進協議会 Japan Night-time Economy Association website. 2020年5月19日閲覧。
  5. ^ 梅澤 高明
  6. ^ a b 梅澤 高明 (takaaki.umezawa) - Facebook
  7. ^ a b https://cic.com/
  8. ^ https://jp.cic.com/news/press/1001-opening-event/
  9. ^ https://scrum.vc/ja/team/
  10. ^ https://www.forstartups.com/news/new-board-member-20220617
  11. ^ https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/pdf/meibo.pdf
  12. ^ https://www.cao.go.jp/zei-cho/konkyo/doc/meibo.pdf
  13. ^ https://www.mlit.go.jp/kankocho/joushitsu.html
  14. ^ https://www.j-startup.go.jp/recommenders/
  15. ^ http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20150721/332862.html
  16. ^ Tak Umezawa Linked in
  17. ^ https://www.facebook.com/takaaki.umezawa/posts/pfbid024QLXb3PMrvqTViHCBjK9s5J4qR4chmAoP2eDhPBnvKJ3HDwFS9d4KR2NbsgQ6Dqvl
  18. ^ 梅澤高明氏(A.T.カーニー日本法人会長)、スプツニ子!氏(MITメディアラボ助教)をゲストにお迎えして、NSRIフォーラム2016特別講演会を開催します。”. 日建設計 (2016年7月1日). 2017年8月25日閲覧。
  19. ^ https://www.cao.go.jp/cool_japan/new_initiative/pdf/cjwg1_siryo2.pdf
  20. ^ COOL JAPAN 「海外展開を推進する機構」の設立構想”. 2018年10月24日閲覧。
  21. ^ クールジャパン機構 役員の異動に関するお知らせ”. 2018年10月24日閲覧。
  22. ^ プロジェクトのwebサイト:福島復興プロジェクト - A.T. カーニー
  23. ^ “福島に自然エネや農業の研究拠点 東芝など20社が構想”. asahi.com. http://www.asahi.com/special/10005/TKY201108230748.html 2018年10月24日閲覧。 
  24. ^ 「One Japan」(2018/9/30)におけるプレゼンテーション
  25. ^ 国家戦略特区における新たな措置に係る提案募集 資料(カフェ・カンパニー株式会社/チームNeXTOKYO)”. 2018年10月24日閲覧。
  26. ^ “クラブ、営業24時間可能に 改正風営法が成立”. 日本経済新聞. https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG16HBO_X10C15A6CR0000/ 2018年10月24日閲覧。 
  27. ^ 内閣府「国家戦略特別区域法の一部を改正する法律案」の閣議決定について”. 2018年10月24日閲覧。
  28. ^ https://www.mlit.go.jp/toshi/machi/toshi_daisei_tk_000062.html
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関連項目

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外部リンク

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