梓川橋

ウィキペディアから無料の百科事典

梓川橋
上流から右岸寄りを撮影した梓川橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 長野県松本市
交差物件 信濃川水系梓川
建設 1964年
構造諸元
全長 216 m
6 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示

梓川橋(あずさがわばし)とは、長野県梓川に架かる松本市梓川丸田と波田押出を結ぶ長野県道25号塩尻鍋割穂高線にかかる[1]

信濃川河口まで299kmである。

概要

[編集]
橋の概要[2]
  • 延長 : 216m
  • 幅員 : 6m
  • 形式 : 鋼板桁橋(永久橋)

木橋の頃は梓川村(現 松本市梓川梓)側の地名にちなみ「丸田橋」と呼ばれた。永久橋架け替え後も通称として「丸田橋」と呼ばれることがある。[3][4]

この橋の辺りにケショウヤナギ群生地があり、群生地として最も下流域のものである[5]

歴史

[編集]

大正12年に木橋として竣工。昭和39年に永久橋に架け替えられた。[6]

  • 大正12年7月 : 県道梓-塩尻線の橋梁として木橋が竣工
  • 竣工~昭和33年 : 梓川の増水により度々流失
  • 昭和33年7月 : 梓川の増水に波田村(現 松本市波田)側が流失
  • 昭和33年9月 : 関係市町村による「梓川橋永久橋架替期成同盟会」発足
  • 昭和35年 : 架け替え工事着工
  • 昭和39年3月 : 完成

画像

[編集]

周辺

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 地図閲覧サービス(梓川橋)”. 国土地理院. 2012年6月2日閲覧。
  2. ^ 『梓川村誌 歴史編』p.672
  3. ^ 『梓川村誌 続編』p.374には、「梓川橋(丸田橋)」とある。
  4. ^ 『東筑摩郡・松本市・塩尻市誌 第4巻』年表には、p.344(1945年9月18日)「丸田橋・下島橋流失」、p.346(1946年3月)「梓川橋、鍋割~穂高線梓川に架橋。長さ139.7m、巾4.1m」、p.379(1958年7月26日)「丸田橋一部流失」、p.384(1960年5月)「丸田橋、3か年計画にて永久橋架け替え工事着工」の記事がある。
  5. ^ 山崎林治・柴野武夫『本州のケショウヤナギ』1992年、非売品
  6. ^ 『梓川村誌 歴史編』pp.671-672

参考文献

[編集]
  • 『梓川村誌 歴史編』
  • 梓川村誌編さん委員会『梓川村誌 続編』1999年3月
  • 東筑摩郡・松本市・塩尻市郷土資料編纂会『東筑摩郡・松本市・塩尻市誌 第4巻 年表・索引』東筑摩郡・松本市・塩尻市郷土資料編纂会、1975年11月