海堂昌之

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海堂 昌之(かいどう まさゆき、1941年1月15日 - )は、フランス文学者、作家。本名は斎藤昌三法政大学教授を務めた。

経歴[編集]

富山県高岡市出身。東京大学仏文科卒、同大学院中退。

1968年に本名の斎藤昌三で「拘禁」により文学界新人賞受賞、芥川賞候補、同年「夜への落下」で同候補、1970年海堂昌之名義で「背後の時間」により太宰治賞受賞。

フロベールを専門とし、著作はほぼ本名の斎藤昌三名義で行っている。

著書[編集]

  • 『背後の時間』 海堂昌之 筑摩書房 1971
  • 『フロベールの小説』大修館書店 1980
  • 『ル・フランセ』 白水社 1992
  • 『3段階チェック式フランス語トレーニング・コース』 白水社 1994.5
  • 『フロベールの夜モンスターの森』 白水社 1996.5
  • 『ル・フランセ・ファシル』 白水社 2003.3

翻訳[編集]