澤井健

ウィキペディアから無料の百科事典

澤井 健(さわい けん、1965年[1] - )は、日本漫画家イラストレーター

経歴[編集]

1986年、『ガラステーブルの下の眼』で小学館ビッグコミック賞を受賞。翌年『ビッグコミックスピリッツ増刊』より『愛咬癖の女』でデビュー[2]。数作の読み切りを発表した後、『ビッグコミックスピリッツ』にて初連載作『医院じゃないの?』を発表する[2]1990年から連載した『イオナ』で注目を浴び、ポップな画風を使ったギャグ漫画家として人気を博す。

2000年代に入ると、漫画家からイラストレーターへ転身。『週刊文春』連載の町山智浩のコラム『言霊USA』のイラストレーションで知られている。『映画秘宝』で連載していた映画女優に関するイラストエッセイは2013年に『スターすっぱだか列伝 《女優編》 2006~2012』としてまとめられた[3]

映画好きで知られ、漫画家時代からハリウッド映画風のゴージャスな美人画を得意としているが、『ZAITEN』では政治風刺イラストを連載している。2020年2月号(新年号)のゲスト表紙で、志村けんのバカ殿に扮する安倍晋三夫妻が「アイーン!」のポーズ、ダチョウ倶楽部の三人に扮する麻生太郎菅義偉二階俊博が「ヤー!」のポーズをした風刺イラストが評判になったことから[4]、2022年11月号からはレギュラーで表紙イラストを担当している[5]

漫画[編集]

イラストレーション[編集]

  • ジョボビッチもロドリゲスも女優の名前
  • スターすっぱだか列伝 《女優編》 2006~2012

脚注[編集]