相模原ライズ

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ノジマ相模原ライズ
Nojima Sagamihara Rise
創設:2009年(15年前)
加盟:2009年シーズン
リーグ
Xリーグ・X1 Super
チーム名
  • ノジマ相模原ライズ(2011-現在)
    • 相模原ライズ(2009-2010)
ホームタウン
神奈川県相模原市南区・ノジマフットボールバーク)
チーム情報
正式名 相模原ライズ
チームカラー   ネイビー
  オレンジ
メインスポンサー 特定非営利活動法人 相模原ライズ・アスリート・クラブ
ノジマ
GM 石井光暢
監督 城ヶ滝一朗
公式サイト www.sagamihara-rise.com
獲得タイトル
地区優勝(2回)
2017・2018
※獲得タイトルなし

ノジマ相模原ライズ(ノジマさがみはらライズ、: Nojima Sagamihara Rise)は、日本神奈川県相模原市に本拠地を置くアメリカンフットボールの社会人クラブチーム[1]Xリーグ1部のX1 Superに所属。

愛称のライズは「陽はまた昇る」の意味より[1]エコグリーン代表取締役社長を務める石井光暢が代表を務めている[1]。2011年4月より家電販売業のノジマとスポンサー契約を結び、名称を『ノジマ相模原ライズ』として活動している。契約期間は当初は3年間[2]で、その後延長されている。

ラグビー日本代表山田章仁が一時期在籍していたチームとしても知られている(ジャパンラグビートップリーグパナソニックワイルドナイツと並行して所属していた)。

歴史[編集]

世界同時不況のため2008年で廃部となった「オンワードオークス」(2001年から2007年まではオンワードスカイラークス)に所属していた選手70名のうち58名が残留し[3][4]2009年1月クラブチームを新たに結成[1][5]。同3月14日、相模原市を本拠として活動することを決め、「日はまた昇る」をスローガンに新規クラブチーム「相模原ライズ」としてスタートすると発表した。

2009年はXリーグ3部(X3)に加入[5]。特定の一企業に依存するのではなく、地元の市民が運営の中心になり、市民参加型クラブチームとしての活動を目指す。 2009年、2007年日本一となったメンバーがほとんど残ったチームはTOKYO BAYSIDE BOWL 2009で全試合完封で優勝、X3シリーズも全試合完封でX3優勝[5]、平均得点は90点を超えるなど実力の差を見せつけた。 X3優勝によりX2が11チームとなっていたこともあり、X2自動昇格となった。

2010年はXリーグ2部に所属する。5月29日には相模原市の政令指定都市移行記念試合を警視庁イーグルス(2010年Xリーグ2部所属)と行い45-0で勝利した[6]

8月3日、相模原市中央区淵野辺にキャンパスを構える青山学院大学とスポーツ協定を締結し、ライズによるグラウンドの使用、ライズからコーチなどの派遣を行い、同学アメリカンフットボール部の強化を図るとともに新たな練習拠点を確保した[7][5][4]

2010年12月、X2にて優勝し、さらにX-1・2入替戦にてXリーグ最下位のハリケーンズに57-0で勝利し、2011年はXリーグに昇格することとなった。

2011年、X1リーグの中地区に所属したチームは開幕戦でオービックシーガルズに敗れたもののアサヒビールシルバースターを破るなど、4勝1敗で中地区2位となり、セカンドステージに進んだ[8]

2013年、「ノジマフットボールパーク」が完成し、女子サッカークラブ・ノジマステラ神奈川相模原との共用で練習場として使用している。

2014年、X1リーグの東地区に所属して、初戦 東京ガスに35対3で勝利などで2連勝したが3試合目のIBM戦では21対30で敗れた。このシーズンは3勝2敗で地区3位で終わった。

2021年5月11日石川雄洋(元プロ野球選手)が加入することが発表された[9]

文化[編集]

チアリーダー[編集]

チームのチアリーディングチームとして、『Suns』が活動している。ノジマ相模原ライズの試合応援のほか、イベント出演なども行っている。

マスコット[編集]

チームの公式マスコットはコンさるノジマの公式キャラクターである。

タイトル[編集]

社会人リーグ[編集]

ジャパンXボウル(2003年~2020年)
  • 出場なし
ライスボウル(2021年~)
  • 出場なし

()内はシーズン年度

社会人VS学生大会[編集]

ライスボウル(~2021年)
  • 出場なし

()内はライスボウル開催年

成績[編集]

秋季リーグ戦成績[編集]

     優勝    準優勝    昇格    降格

2009年-2015年(3ステージ制)[編集]

年度 所属 1stステージ 2ndステージ Finalステージ
順位
2009 X3 7 0 0 1位
2010 X2 8 0 0 1位
2011 X CENTRAL 4 3 0 2位 Super9:2勝 ファイナルステージ敗退(対富士通
2012 X EAST 6 2 0 2位 Super9:1勝1敗 ファイナルステージ敗退(対オービック
2013 X CENTRAL 6 2 0 2位 Super9:1勝1敗
2014 X EAST 5 3 0 3位 Super9:1勝1敗
2015 X EAST 4 3 0 2位 Super9:1勝1敗 ファイナルステージ敗退(パナソニック

2016年-2018年(2ステージ制)[編集]

年度 所属 レギュラーシーズン プレーオフ
順位
2016 X CENTRAL 3 6 0 3位
2017 X CENTRAL 6 3 0 1位 クォーターファイナル敗退(対オービック
2018 X CENTRAL 6 3 0 1位 クォーターファイナル敗退(対オービック

2019年-現在(Super・Area制)[編集]

年度 所属 レギュラーシーズン プレーオフ
順位
2019 X1 Super 1 6 0 8位 入替戦出場・残留(対アサヒビール
2020 2 1 0 2位 短縮日程のため出場なし
2021 3 4 0 5位
2022 3 2 0 A3位 クオーターファイナル敗退(対オービック
2023 2 3 0 A3位 クオーターファイナル敗退(対IBM
合計 9 13 0

※2022年からはX1 SuperがDiv.AとDiv.Bの2ディビジョンに分かれて実施。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 相模原にアメフトのクラブチーム誕生! 石井光暢選手インタビュー(1)”. 横浜ウォーカー (2009年4月15日). 2021年9月15日閲覧。
  2. ^ 相模原ライズが「ノジマ相模原ライズ」に - 日刊スポーツ、2011.4.20
  3. ^ 相模原にアメフトのクラブチーム誕生! 石井光暢選手インタビュー(3)”. 横浜ウォーカー (2009年4月15日). 2010年9月25日閲覧。
  4. ^ a b 徹底した地域貢献を=相模原ライズが地道に活動”. 時事通信 (2010年9月24日). 2010年9月25日閲覧。
  5. ^ a b c d 相模原ライズが青学大と「連携」”. 毎日新聞 (2010年9月15日). 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月25日閲覧。
  6. ^ アメフト「相模原ライズ」、政令市移行記念試合で勝利”. 町田経済新聞 (2010年6月1日). 2010年9月25日閲覧。
  7. ^ アメフト「相模原ライズ」、青学大と提携-チーム強化とスポーツ振興目指す”. 町田経済新聞 (2010年8月4日). 2010年9月25日閲覧。
  8. ^ アメフト「ノジマ相模原ライズ」、中地区準優勝-「日本一」目指しセカンドステージへ”. 町田経済新聞 (2011年10月26日). 2011年11月16日閲覧。
  9. ^ “元DeNA石川雄洋氏が俊足生かしアメフト転向「まだ体は十分に動く」”. 日刊スポーツ. (2021年5月11日). https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202105100001025_m.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp&s=09 2021年5月11日閲覧。 

外部リンク[編集]