第93回全国高等学校ラグビーフットボール大会
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第93回全国高等学校ラグビーフットボール大会 | |||
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開催国 | 日本 | ||
試合日程 | 2013年12月27日 - 2014年1月7日 | ||
出場校 | 51校 | ||
優勝校 | 東海大仰星(7年ぶり3回目) | ||
準優勝校 | 桐蔭学園高校 | ||
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第93回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、2013年(平成25年)12月27日から2014年(平成26年)1月7日まで近鉄花園ラグビー場と東大阪市多目的広場にて開催された全国高校ラグビー大会である。平成25年度全国高等学校総合体育大会を兼ねて開催。優勝は大阪府の東海大仰星高校(3回目)。
概要
[編集]日程
[編集]- 11月25日、シード校発表[1]
- 12月7日、組み合わせ抽選会[1]
- 12月27日、開会式(第1グラウンド)、1回戦
- 12月28日、1回戦
- 12月30日、2回戦
- 1月1日、3回戦
- 1月3日、準々決勝
- 1月5日、準決勝
- 1月7日、決勝、閉会式
出場校
[編集]- ※シード校については、校名の後ろに(A)、(B)と記載。
- 東北
- 青森県代表 - 青森北(3年連続15回目)
- 岩手県代表 - 黒沢尻北(2年連続4回目)
- 宮城県代表 - 仙台育英(18年連続20回目)
- 秋田県代表 - 秋田工(2年連続65回目)(B)
- 山形県代表 - 山形中央(16年連続22回目)
- 福島県代表 - 平工(2年連続14回目)
- 関東
- 茨城県代表 - 茗溪学園(2年連続19回目)(B)
- 栃木県代表 - 國學院栃木(14年連続19回目)
- 群馬県代表 - 明和県央(2年ぶり4回目)
- 埼玉県代表 - 県立浦和(54年ぶり2回目)
- 千葉県代表 - 流通経済大柏(19年連続21回目)(B)
- 東京都第一代表 - 目黒学院(22年ぶり17回目)(B)
- 東京都第二代表 - 東京(3年連続10回目)
- 神奈川県代表 - 桐蔭学園(9年連続13回目) (A)
- 山梨県代表 - 日川(8年連続43回目)(B)
- 北信越
- 新潟県代表 - 新潟工(10年連続38回目)
- 長野県代表 - 岡谷工(2年連続26回目)
- 富山県代表 - 富山第一(3年連続8回目)
- 石川県代表 - 日本航空石川(9年連続9回目)
- 福井県代表 - 若狭(3年ぶり9回目)
- 東海
- 近畿
- 滋賀県代表 - 光泉(3年連続5回目)
- 京都府代表 - 桂(初出場)
- 大阪府第一代表 - 東海大仰星(2年ぶり14回目) (A)
- 大阪府第二代表 - 大阪桐蔭(2年連続8回目) (A)
- 大阪府第三代表 - 大阪朝鮮(5年連続8回目)(B)
- 兵庫県代表 - 報徳学園(2年連続40回目)(B)
- 奈良県代表 - 天理(6年ぶり61回目)(B)
- 和歌山県代表 - 熊野(5年ぶり12回目)
- 中国
- 鳥取県代表 - 倉吉北(初出場)
- 島根県代表 - 石見智翠館(23年連続23回目)
- 岡山県代表 - 倉敷工(2年連続4回目)
- 広島県代表 - 尾道(7年連続8回目)
- 山口県代表 - 大津緑洋(12年ぶり28回目[2])
- 四国
- 九州・沖縄
試合結果
[編集]1回戦
[編集]2013年12月27日 12:30 | 大分舞鶴 | 12-21 | (7-13) | 仙台育英 | 第1グラウンド |
2013年12月27日 13:50 | 土佐塾 | 5-27 | (5-15) | 関商工 | 第1グラウンド |
2013年12月27日 12:00 | 名護 | 79-7 | (36-7) | 浜松工 | 第2グラウンド |
2013年12月27日 13:20 | 尾道 | 46-0 | (15-0) | 朝明 | 第2グラウンド |
2013年12月27日 14:40 | 倉敷工 | 0-19 | (0−0) | 日本航空石川 | 第2グラウンド |
2013年12月27日 12:00 | 三島 | 53-0 | (31-0) | 富山第一 | 第3グラウンド |
2013年12月27日 13:20 | 高鍋 | 5-15 | (0−5) | 札幌山の手 | 第3グラウンド |
2013年12月27日 14:40 | 城北 | 0-63 | (0-31) | 東京 | 第3グラウンド |
2013年12月28日 10:00 | 坂出第一 | 0-113 | (0-61) | 明和県央 | 第3グラウンド |
2013年12月28日 11:20 | 桂 | 19-12 | (12-7) | 岡谷工 | 第1グラウンド |
2013年12月28日 10:00 | 若狭 | 12-14 | (12-0) | 平工 | 第2グラウンド |
2013年12月28日 11:20 | 倉吉北 | 0-121 | (0-72) | 春日丘 | 第3グラウンド |
2013年12月28日 11:20 | 九州学院 | 80-0 | (26-0) | 山形中央 | 第2グラウンド |
2013年12月28日 12:40 | 光泉 | 22-12 | (12-7) | 県立浦和 | 第1グラウンド |
2013年12月28日 14:00 | 熊野 | 3-36 | (3-10) | 黒沢尻北 | 第1グラウンド |
2013年12月28日 12:40 | 石見智翠館 | 43-7 | (29-7) | 青森北 | 第2グラウンド |
2013年12月28日 12:40 | 佐賀工 | 17-13 | (0−3) | 新潟工 | 第3グラウンド |
2013年12月28日 14:00 | 大津緑洋 | 18-13 | (12-8) | 遠軽 | 第2グラウンド |
2013年12月28日 14:00 | 鹿児島工 | 7-55 | (0-21) | 國學院栃木 | 第1グラウンド |
2回戦
[編集]2013年12月30日 15:15 | 東海大仰星 | 69-5 | (38−0) | 仙台育英 | 第3グラウンド |
2013年12月30日 14:00 | 関商工 | 5-28 | (0−14) | 名護 | 第3グラウンド |
2013年12月30日 12:45 | 東福岡 | 35-0 | (7−0) | 尾道 | 第3グラウンド |
2013年12月30日 11:30 | 日本航空石川 | 5-34 | (5−12) | 日川 | 第3グラウンド |
2013年12月30日 10:15 | 大阪朝鮮 | 72-7 | (34−0) | 三島 | 第3グラウンド |
2013年12月30日 | 9:00札幌山の手 | 22-47 | (5-26) | 目黒学院 | 第1グラウンド |
2013年12月30日 14:30 | 天理 | 22-12 | (10−12) | 東京 | 第1グラウンド |
2013年12月30日 14:30 | 明和県央 | 5-39 | (5−7) | 流通経済大柏 | 第2グラウンド |
2013年12月30日 13:15 | 桐蔭学園 | 57-5 | (27−5) | 桂 | 第2グラウンド |
2013年12月30日 13:15 | 平工 | 0-46 | (0−27) | 春日丘 | 第1グラウンド |
2013年12月30日 12:00 | 長崎南山 | 56-15 | (36−3) | 九州学院 | 第2グラウンド |
2013年12月30日 10:45 | 光泉 | 7-57 | (0−19) | 秋田工 | 第2グラウンド |
2013年12月30日 12:00 | 報徳学園 | 55-0 | (38−0) | 黒沢尻北 | 第1グラウンド |
2013年12月30日 10:45 | 石見智翠館 | 21-12 | (7−7) | 茗溪学園 | 第1グラウンド |
2013年12月30日 | 9:30佐賀工 | 76-3 | (26-0) | 大津緑洋 | 第2グラウンド |
2013年12月30日 | 9:30國學院栃木 | 15-20 | (3-10) | 大阪桐蔭 | 第1グラウンド |
3回戦
[編集]2014年 | 1月 1日 10:30東海大仰星 | 63-0 | (29−0) | 名護 | 第3グラウンド |
2014年 | 1月 1日 10:30東福岡 | 42-19 | (27−5) | 日川 | 第1グラウンド |
2014年 | 1月 1日 11:50大阪朝鮮 | 36-7 | (14−7) | 目黒学院 | 第1グラウンド |
2014年 | 1月 1日 13:10天理 | 12-10 | (5−10) | 流通経済大柏 | 第1グラウンド |
2014年 | 1月 1日 14:30桐蔭学園 | 41-10 | (19−0) | 春日丘 | 第1グラウンド |
2014年 | 1月 1日 11:50長崎南山 | 12-14 | (0−7) | 秋田工 | 第3グラウンド |
2014年 | 1月 1日 13:10報徳学園 | 20-20[3] | (8−6) | 石見智翠館 | 第3グラウンド |
2014年 | 1月 1日 14:30佐賀工 | 17-34 | (3−19) | 大阪桐蔭 | 第3グラウンド |
準々決勝
[編集]2014年 | 1月 3日 10:30東福岡 | 30-24 | (12−7) | 大阪朝鮮 | 第1グラウンド |
2014年 | 1月 3日 11:50天理 | 14-26 | (7−12) | 桐蔭学園 | 第1グラウンド |
2014年 | 1月 3日 13:10報徳学園 | 17-66 | (17−33) | 東海大仰星 | 第1グラウンド |
2014年 | 1月 3日 14:30大阪桐蔭 | 41-3 | (17−3) | 秋田工 | 第1グラウンド |
準決勝
[編集]2014年 | 1月 5日 13:00東福岡 | 12-27 | (0−15) | 東海大仰星 | 第1グラウンド |
2014年 | 1月 5日 14:25大阪桐蔭 | 0-43 | (0−17) | 桐蔭学園 | 第1グラウンド |
決勝
[編集]2014年 14:00 | 1月 7日東海大仰星 | 19-14 (7-7) | 桐蔭学園 | 第1グラウンド 観客数: 8,500人 レフリー: 真継丈友紀 |
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トライ: 3 コンバート: 2[注釈 1] PK: 0 ドロップ: 0 | 詳細 日本ラグビーフットボール協会 2014年1月7日 | トライ: 2 コンバート: 2[注釈 2] PK: 0 ドロップ: 0 |
東海大仰星 |
東海大仰星 | ||||
FW | 1 | 西田涼馬 | ||
FW | 2 | 北林佑介 | 前半26分 | |
FW | 3 | 藤井拓海 | ||
FW | 4 | 西野晃太 | 前半1' | |
FW | 5 | 永井達啓 | 後半20分 | 後半11' |
FW | 6 | 野中翔平 | ||
FW | 7 | 西川壮一 | ||
FW | 8 | 野村祐太 | ||
HB | 9 | 米村龍二 | ||
HB | 10 | 山田一平 | ||
TB | 11 | 河野翼 | 後半8' | |
TB | 12 | 山田一輝 | ||
TB | 13 | 池田悠希 | ||
TB | 14 | 小原錫満 | ||
FB | 15 | 野口竜司 | ||
リザーブ: | ||||
16 | 嶋田健吾 | 前半26分 | ||
17 | 勝川泰成 | |||
18 | 大塚憂也 | 後半20分 | ||
19 | 田久保智也 | |||
20 | 東良隆 | |||
21 | 高未來 | |||
22 | 香川凜人 | |||
23 | 小尾嘉門 | |||
24 | 山口匠 | |||
25 | 筒井エディ稜史 | |||
監督 | ||||
湯浅大智 |
桐蔭学園 | |||
FW | 1 | 祝原涼介 | |
FW | 2 | 堀越康介 | |
FW | 3 | 荻原嵐 | 後半16分 |
FW | 4 | 古川満 | |
FW | 5 | 佐藤大樹 | |
FW | 6 | 諌山新平 | 後半16分 |
FW | 7 | 佐々木嵩穂 | 後半15' |
FW | 8 | 増田智佳朗 | |
HB | 9 | 小田嶋啓太 | 後半12分 |
HB | 10 | 横山陽介 | 後半20分 |
TB | 11 | 横田将大 | 後半16分 |
TB | 12 | 笠原開盛 | |
TB | 13 | 白井吾士矛 | |
TB | 14 | 山田雄大 | 前半24' |
FB | 15 | 尾崎達洋 | |
リザーブ: | |||
16 | 志村太基 | ||
17 | 関拓矢 | ||
18 | 床田裕亮 | 後半16分 | |
19 | 山川耀 | ||
20 | 石井大介 | 後半16分 | |
21 | 齋藤直人 | 後半12分 | |
22 | 栗原由太 | 後半20分 | |
23 | 長利完太 | ||
24 | 桑原颯太 | 後半16分 | |
25 | 小室誠 | ||
監督 | |||
藤原秀之 |
※赤字は、優勝校もしくは得点が高いことを示す。また、脚注の( )内の分数はキックの成功率、[ ]内の自然数は当該選手の背番号を示す。
全国高等学校ラグビーフットボール大会 第93回大会 優勝 |
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東海大仰星 7年振り3回目 |
入場者数
[編集]当大会の10万9434人で、第94回大会までは過去最多の入場者数であったが、第95回大会の入場者数が2016年1月7日の時点で11万3625人となり、当大会の入場者数を上回った[4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “大阪桐蔭、東海大仰星などAシード=全国高校ラグビー”. 時事通信社. (2013年11月25日) 2013年11月28日閲覧。
- ^ 出場回数は、統合前の大津19回、山口水産8回との合算。前回は大津として出場。
- ^ 試合終了時点で報徳学園が3トライ、石見智翠館が2トライを上げた。結果トライ数で報徳学園が上回り勝利した。
- ^ 高校ラグビー入場者過去最多に W杯活躍の影響かNHK NEWS WEB(2016年1月7日20時48分配信)2016年1月7日閲覧。
関連試合
[編集]U18花園女子セブンズ~花園からオリンピックへ~
[編集]- 高校3年生以下の女性選手を40人に選抜してそれぞれ20人ずつをハイパフォーマンスの部と普及の部の2つに分けて、それぞれ東西2チーム作って、試合を実施された。
- 2013年12月27日 花園ラグビー場 第1グラウンド
- 第1試合(普及の部)11:20開始 結果 西軍 24-5 東軍
- 第2試合(ハイパフォーマンスの部)11:50開始 結果 東軍 17-0 西軍
第6回U18合同チーム東西対抗戦~もうひとつの花園~
[編集]- 今大会では第9回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会に出場した選手を50人選抜して、東西2チームにそれぞれ25人に分けて試合が実施された。
2014年1月7日 花園ラグビー場 第1グラウンド 12:30開始試合結果西軍 31-0東軍
関連項目
[編集]- 小島瑠璃子(大会ポスターに起用され、またハイライト番組でメインキャスターを務めた。)