菱形筋
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菱形筋(群) | |
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ラテン語 | musculus rhomboideus |
英語 | Rhomboid muscle |
肩甲骨の内側縁 | |
作用 | 肩甲骨を後ろに引く |
菱形筋(りょうけいきん、英語: rhomboid muscles)は、脊椎から起こり、左右の肩甲骨に停止する、一対の筋である。
僧帽筋の深部にあり、第6頚椎(C6)から第4胸椎(Th4)にかけての棘突起から起こり、外下方に斜走し肩甲骨の内側縁に付く。
頚椎を起始部とする上部を小菱形筋、胸椎を起始部とする下部を大菱形筋と分けて呼ぶこともある。肩甲背神経の支配を受ける。
- 肩甲骨を後ろに引く作用がある。
- 不良姿勢などによる肩こりでは、この筋にも不快感・重圧感・こり感や痛みを感じることがある。
画像
[編集]- 左肩甲骨の背面。菱形筋の付着部は画像右端