長興島 (大連市)

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長興島側にある長興島大橋の橋名碑。左側は歩行者用の斜張橋

長興島(ちょうこうとう、簡体字: 长兴岛拼音: Chángxīng Dǎo:チャンシンダオ)は渤海の東部にある島で、中華人民共和国遼寧省大連市内の瓦房店市に属する。

概況

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長興島は渤海の東部にある島で、中華人民共和国遼寧省大連市内の瓦房店市に属する。大連市中心部からは130 kmのところにあり、東西30km、南北11km、総面積は252.5 km2で、島としては中国第5位の面積を持ち、長江以北では最大の島である。人口は6万人。


近年漁村から工業港に発展し、中日韓貿易区として開発中であり自由貿易区にする計画がある。主な産業は鉱業、造船業(世界第6位の造船メーカーである韓国のSTX造船が進出)、水産業。現在、インフラの整備が行われ、2007年瀋大高速道路の老虎屯ICからの長興大道(片側3車線)が完成し、2009年9月には港湾橋北ICから直結する高速道路近道が完成する予定。また、島外と結ぶ鉄道の整備も行われている。

企業が税制優遇策により誘致され、すでに数百人の韓国人が働いている。また、日本人が開発した大連長興島ゴルフクラブがある。

大連長興島臨港工業区

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この新しい工業区は長興島、交流島など5つの島にまたがり、総面積350 km2である。2002年1月に遼寧省政府が省級経済開発区に認定し、2006年に遼寧省の「五点一線」沿海工業区計画の一部として、2005年8月に大連長興島臨港工業区管理委員会が成立している。

すでに次のようなプロジェクトが動いている。

参考

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参照項目

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外部リンク

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