隆興 ウィキペディアから無料の百科事典 この項目では、元号について説明しています。かつて隆興府と呼ばれた中国の地名については「南昌市」をご覧ください。 隆興(りゅうこう)は、中国・南宋時代に孝宗の治世で用いられた元号。1163年 - 1164年。 プロジェクト 紀年法 西暦等との対照表[編集] 隆興 元年 2年 西暦 1163年 1164年 干支 癸未 甲申 金 大定3年 大定4年 西夏 天盛15年 天盛16年 出来事[編集] 紹興32年 11月16日:孝宗の即位により翌年を「隆興元年」とする踰年改元の詔が下る。 隆興元年 正月9日:張浚が枢密使に任ぜられ、北伐を準備する。 4月28日:宋の北伐軍が出征する。 5月24日:宋軍が符離にて金軍により大敗する。 6月14日:北伐の失敗を自認する孝宗の「罪己詔」が下る。 7月:明州に沿海制置司が復置される。 8月20日:金が淮北を返還し、歳幣支給を条件付きで和議を求める。 10月24日:洪州を隆興府と改める。 隆興2年 3月:広西の盗賊を討伐する。 7月2日:淮北の放棄に反対した虞允文が召喚される。 8月28日:張浚死去。 10月2日:宋の使者が盱眙の金軍陣営に至ったが、条件が不備だという理由で断られる。 10月29日:金軍が淮南に侵寇する。 11月5日:辺境の将士を招諭する詔勅が出る。 11月15日:宋が金に和議を求める。 隆興3年 正月元日:「乾道」へ即日改元。 関連項目[編集] 元号一覧 (中国) 隆興寺 隆興寺 (河北省)(中国語版) 隆興寺 (綾部市) - 京都府綾部市神宮寺町 隆興寺 (浜田市) - 島根県浜田市金城町久佐 隆興寺 (前橋市) 前の元号紹興 中国の元号南宋 次の元号乾道 表話編歴宋の元号北宋の元号 建隆 乾徳 開宝 太平興国 雍熙 端拱 淳化 至道 咸平 景徳 大中祥符 天禧 乾興 天聖 明道 景祐 宝元 康定 慶暦 皇祐 至和 嘉祐 治平 熙寧 元豊 元祐 紹聖 元符 建中靖国 崇寧 大観 政和 重和 宣和 靖康 南宋の元号 建炎 紹興 隆興 乾道 淳熙 紹熙 慶元 嘉泰 開禧 嘉定 宝慶 紹定 端平 嘉熙 淳祐 宝祐 開慶 景定 咸淳 徳祐 景炎 祥興 中国の元号一覧