1926年の音楽
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1926年の音楽(1926ねんのおんがく)では、1926年(昭和元年)の世界の音楽分野の動向についてまとめる。
1925年の音楽 - 1926年の音楽 - 1927年の音楽
概要
[編集]- 1月 - ブラインド・レモン・ジェファーソンが初めて自己名義でレコーディングを行い、のちに黒人社会で人気ブルースシンガーとなった[1]。
- 4月26日 - エドガー・ヴァレーズ作曲の「アメリカ」がフィラデルフィア管弦楽団により初演。
- 5月12日 - ドミートリイ・ショスタコーヴィチ作曲の「交響曲第1番」がレニングラード・フィルハーモニー交響楽団により初演。
- 6月26日 - レオシュ・ヤナーチェク作曲の「シンフォニエッタ」がヴァーツラフ・ターリヒの指揮により初演。
- 10月5日 - 新交響楽団(後のNHK交響楽団)結成
- 10月21日 - カール・ニールセン作曲の「フルート協奏曲」がパリで初演。
- 11月27日 - バルトーク・ベーラ作曲の「中国の不思議な役人」がドイツで初演。道徳的な理由から市長から演奏を禁止される。
世界の出版楽曲
[編集]- アーヴィング・バーリン「ブルー・スカイ」
- アレクサンドル・モソロフ「鉄工場」「4つの新聞記事」
- キッド・オリー「マスクラット・ランブル」
- ジャック・パルマーとスペンサー・ウィリアムズ「いい娘をみつけた」
- ジャン・シベリウス「タピオラ」「テンペスト」
- ジョージ・ガーシュウィン、アイラ・ガーシュウィン「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー」
- ジョージ・ガーシュウィン「3つの前奏曲」
- スペンサー・ウィリアムズ「ベイズン・ストリート・ブルース」
- セルゲイ・ラフマニノフ「3つのロシアの歌」
- ドミートリイ・ショスタコーヴィチ「ピアノソナタ第1番」
- パウル・ヒンデミット「吹奏楽のための協奏音楽」
- バルトーク・ベーラ「戸外にて」
- バレエ・リュス「鋼鉄の歩み」
- フランシスコ・カナロ「最後の盃」
- フランシス・プーランク「ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲」
- ヘレン・ビーマー「ハワイアン・ウェディング・ソング」
- モーリス・ラヴェル「マダガスカル島民の歌」
- ルイ・アームストロング「ヒービー・ジービーズ」
- レオシュ・ヤナーチェク「シンフォニエッタ」
日本の出版楽曲
[編集]結成
[編集]誕生
[編集]- 1月3日 - ジョージ・マーティン(音楽プロデューサー、+2016年・90歳没)
- 1月4日 - 中島靖子(邦楽家、+2021年・95歳没)[2]
- 1月10日 - 織井茂子(歌手、+1996年・70歳没)
- 1月19日 - 巖本真理(ヴァイオリニスト、+1979年・70歳没)
- 1月20日 - デイヴィッド・チューダー(ピアニスト・作曲家、+1996年・70歳没)
- 1月20日 - 浪花歌笑(浪曲師、+2013年・87歳没)
- 1月22日 - オーレル・ニコレ(フルート奏者、+2016年・90歳没)
- 2月6日 - ナンシー・オーバートン(歌手、ザ・コーデッツ、+2009年・83歳没)
- 2月17日 - フリードリヒ・チェルハ(指揮者、+2023年・96歳没)[3]
- 2月19日 - クルターグ・ジェルジュ(作曲家・ピアニスト)
- 3月9日 - 塚田茂(演出家、放送作家、作詞家、+2008年・82歳没)
- 3月11日 - イルハン・ミマールオール(ミュージシャン、+2012年・86歳没)
- 3月16日 - 辻久子(ヴァイオリニスト、+2021年・95歳没)[4]
- 3月20日 - 桜井センリ(ミュージシャン・コメディアン、+2012年・86歳没)
- 3月25日 - リズ・オルトラーニ(作曲家、+2014年・87歳没)
- 4月4日 - リシャルト・バクスト(ピアニスト、+1999年・72歳没)
- 4月6日 - ランディ・ウェストン(ジャズピアニスト、+2018年・92歳没)
- 4月11日 - ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ(クラリネット奏者・指揮者、+2017年・90歳没)
- 4月13日 - コズィモ・マタッサ(レコーディングエンジニア、+2014年・88歳没)
- 4月18日 - マイロン・ブルーム(ホルン奏者、+2019年・93歳没)
- 5月15日 - ベン・ジョンストン(作曲家、+2019年・93歳没)
- 5月23日 - ヴォルフガング・マルシュナー(ヴァイオリニスト、+2020年・93歳没)
- 5月24日 - 安藤昇(ヤクザ・俳優・小説家・歌手、+2015年・89歳没)
- 5月26日 - ジョーゼフ・ホロヴィッツ(指揮者、+2022年・95歳没)
- 5月26日 - マイルス・デイヴィス(ジャズトランペッター、+1991年・65歳没)
- 6月1日 - マリリン・モンロー(女優・モデル・歌手、+1962年・36歳没)
- 6月1日 - アンディ・グリフィス(俳優・歌手・作家、+2012年・86歳没)
- 6月3日 - ヤネス・マティチッチ(ピアニスト、+2022年・95歳没)
- 6月6日 - クラウス・テンシュテット(指揮者、+1998年・71歳没)
- 6月12日 - 茨木のり子(詩人・作家・脚本家・作詞家、+2006年・79歳没)
- 7月1日 - ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(作曲家、+2012年・86歳没)
- 7月14日 - 水木かおる(作詞家、+1998年・71歳没)
- 7月14日 - ヤン・クレンツ(指揮者、+2020年・94歳没)[5]
- 8月8日 - アービー・グリーン(ジャズ・トロンボーン奏者、+2018年・92歳没)
- 8月10日 - マリー=クレール・アラン(オルガニスト、+2013年・86歳没)
- 8月10日 - 京山幸枝若(浪曲師、+1991年・64歳没)
- 8月15日 - ジュリアス・カッチェン(ピアニスト、+1969年・42歳没)
- 9月1日 - フランコ・グッリ(ヴァイオリニスト、+2001年・75歳没)
- 9月7日 - ロニー・ギルバート(歌手・女優、ウィーヴァーズ、+2015年・88歳没)
- 9月8日 - ブーペン・ハザリカ(歌手、+2011年・85歳没)
- 9月23日 - ジョン・コルトレーン(ジャズサックス奏者、+1967年・40歳没)
- 9月26日 - ジュリー・ロンドン(女優・歌手、+2000年・74歳没)
- 10月4日 - 三和完児(タレント、作詞・作曲家、音楽評論家)
- 10月6日 - ハンスハインツ・シュネーベルガー(ヴァイオリニスト、+2019年・93歳没)
- 10月12日 - 松本英彦(テナーサックス奏者、+2000年・73歳没)
- 10月12日 - 横井弘(作詞家、+2015年・86歳没)
- 10月13日 - レイ・ブラウン(ジャズミュージシャン、+2002年・75歳没)
- 10月15日 - カール・リヒター(指揮者、オルガン・チェンバロ奏者、+1981年・54歳没)
- 10月18日 - チャック・ベリー(ミュージシャン、+2017年・90歳没)
- 10月25日 - ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ歌手、+2012年・86歳没)
- 10月25日 - ジョン・モリス(作曲家、+2018年・91歳没)
- 10月25日 - ジミー・ヒース(ジャズ・サックス奏者、+2020年・93歳没)[6]
- 10月30日 - ディーター・ツェヒリン(ピアニスト、+2012年・85歳没)
- 11月4日 - 小松方正(俳優・声優・歌手、+2003年・76歳没)
- 11月7日 - ジョーン・サザーランド(ソプラノ歌手、+2010年・83歳没)
- 11月10日 - 三島敏夫(歌手、+2014年・87歳没)
- 11月19日 - 原信夫(ジャズミュージシャン、原信夫とシャープス&フラッツ、+2021年・94歳没)[7]
- 11月20日 - 胡美芳(歌手、+2009年・82歳没)
- 12月25日(戸籍上は1927年2月25日) - 植木等(コメディアン・俳優・歌手、クレージーキャッツ、+2007年・80歳没)
- 12月25日 - エンリケ・ホリン(ヴァイオリニスト・音楽監督、+1987年・60歳没)
- 月日不明 - 田野邊ノリ(声楽家、+2017年・91歳没)
- 月日不明 - 鍋島直昶(ジャズ・ヴィブラフォン奏者、+2021年・94歳没)[8]
- 月日不明 - 三浦康照(作詞家、+2016年・90歳没)
死去
[編集]- 3月3日 - ユリウス・エプシュタイン、ピアニスト(* 1832年)
- 7月4日 - シャルル・ルルー、作曲家(* 1851年)
- 7月26日 - エラ・アダイェフスカヤ、ピアニスト・作曲家・民族音楽学研究家(* 1846年)
脚注
[編集]- ^ Evans, David (2000). “Music Innovation in the Blues of Blind Lemon Jefferson”. Black Music Research Journal 20 (1): 83–116. doi:10.2307/779317. JSTOR 779317.
- ^ 邦楽家の中島靖子さん死去 95歳 正派邦楽会二代目家元 | 毎日新聞
- ^ 訃報 〓 フリードリヒ・チェルハ(96)オーストリアの作曲家 | 月刊音楽祭
- ^ バイオリニストの辻久子さん死去、95歳 戦前から活躍:朝日新聞デジタル
- ^ 訃報 〓 ヤン・クレンツ(96)ポーランドの指揮者・作曲家 | 月刊音楽祭
- ^ サックス奏者・ジミー・ヒースが死去 | ARBAN
- ^ 原信夫さんが死去 ビッグバンド元リーダー - 日本経済新聞
- ^ 関西ジャズ界重鎮 鍋島直昶さん死去|おくやみ|神戸新聞NEXT