BricsCAD

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BricsCAD
開発元 Bricsys NV.
最新版
24.1.06[1] / 2023年11月13日 (4か月前) (2023-11-13)
対応OS Windows, Linux, macOS
種別 CAD
ライセンス 商用
公式サイト www.bricsys.com/ja-jp
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BricsCADベルギーに本社があるBricsys NV.が開発するCADソフトウェアである。2002年に開発を開始し2004年に最初のバージョンをリリースした[2]。ソフトウェアの特徴としては、オートデスク AutoCADで使われるファイル形式であるDWGを用いつつ、従来の2次元と3次元のCADモデリングに加え、BIMモデリングと機械用CAD (機械設計と製図に対応した製造業向けのCAD) の機能を有している。

Bricsys NV.は2018年にスウェーデンヘキサゴンのグループ会社となっている。日本の法人名はBricsys Japanである。Bricsys NV.はOpen Design Alliance英語版のメンバーであり[3]、また、buildingSMART Internationalのコンソーシアムに2016年12月から参加している[4]

3DモデルワークスペースにおけるBricsCADユーザーインターフェースの例

BricsCADのエディション[編集]

BricsCADの現在 (執筆時 2023年) のエディションは以下のとおりである。BricsCAD Proを基準に5つある。

  • Pro - 基準
  • Lite - 2D作図用として、Proから次に挙げる機能を減らし安価にしたもの。3Dモデリング、土木測量点群
  • Mechanical - 機械の製造業に向けたメカニカルツールセットを追加したもの。
  • BIM - 建設業に向けたBIMツールセットを追加したもの。Industry Foundation Classes (IFC) に対応している。
  • Ultimate - MechanicalとBIMを合わせた全ての機能を有する。

BricsCAD Shape[編集]

BricsCAD Shapeは2018年1月にリリースされたコンセプトモデリングツールでありフリーウェアである。

関連項目[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ BricsCAD (Windows) Release Notes”. www.bricsys.com. 2023年11月29日閲覧。
  2. ^ 私たちについて | 会社情報 | Bricsys”. Bricsys. 2023年9月6日閲覧。 “BricsysはBricsCADの開発を2002年に開始しました。”
  3. ^ Open Design Alliance - ODA Members
  4. ^ Bricsys join buildingSMART as international members” (英語). buildingSMART (2016年12月19日). 2017年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月17日閲覧。

外部リンク[編集]