ヒュンメル
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ヒュンメル(hummel)は、デンマークのスポーツ用品メーカーである。
社名の“ヒュンメル”とはドイツ語でマルハナバチを意味する「hummel」のデンマーク語読みである。
概要
[編集]製品には「シェブロンライン」と呼ばれる、「<」が連なった模様のラインが入っていることが特徴となっている。 本社はコペンハーゲンから160km西のオーフス市にある。
略歴
[編集]- 1923年: ドイツ・ハンブルクでメスマー兄弟がメスマー社(Messmer)創業。
- 1927年: 初のシューズカタログを作成。
- 1930年代 - 1940年代: 大不況下の破産や、ハンブルク空襲による被災をこうむる。
- 1955年: 初の「シェブロンライン」入りの商品が登場。
- 1956年: 企業買収によりノルトライン=ヴェストファーレン州のケーヴェラー(Kevelaer)へ移転。
- 1974年: デンマーク人のハンドボール選手ヨルゲン・フォッズガルドがヒュンメル社を買収。本拠地をデンマークに移す。
- 1979年: サッカーデンマーク代表とスポンサー契約を締結。
- 1970年代後半~1980年代: レアル・マドリー、ベンフィカ、ウディネーゼ、トッテナムなどの強豪チームへ積極的にウェア供給。
- 1992年: ヒュンメル製ユニフォームを来たデンマーク代表がUEFA欧州選手権に優勝。
- 1998年: ロンドン、パリのクラブシーンを中心に起こったポストモダンスタイルをきっかけにクリスチャン・スタディールがバンブル・ビー(後のヒュンメルファッション)を設立。代表に就任。
- 2001年: サッカーチベット代表とのスポンサー契約を締結。
- 2016年: サッカーデンマーク代表と12年ぶりにスポンサー契約を再締結
なおヒュンメル社の売上げは約6250万ドル。
日本でのヒュンメル
[編集]日本でのヒュンメルブランドは、1991年よりエスエスケイが販売代理店としてライセンス製造を行ってきたが、2013年に日本における商標権を取得し、日本独自の商品の製造・販売も可能になった。 日本人サッカー選手では、佐藤寿人が契約を結んでいる。また、日本人バスケット選手では、晴山ケビンとアドバイザリー契約を締結している[1]。エスエスケイは、多くの野球選手とアドバイザー契約を結んでいる関係で、練習着や普段着としてヒュンメルのウェアを着用する姿が散見される。
2020年12月、日本ハンドボール協会のアンダーカテゴリーと契約。2022年4月には、同協会との長期スポンサーシップ契約、トップチームとのオフィシャルサプライヤー契約を締結した[2]。
現在の契約クラブ・チーム
[編集]サッカー
- INAC神戸レオネッサ(WEリーグ): 2011年 -
- ツエーゲン金沢(J3リーグ): 2021年[3] -
- ジェフユナイテッド市原・千葉(J2リーグ): 2022年[4] -
- 福島ユナイテッドFC(J3リーグ): 2011年[注 1] -
- ヴァンラーレ八戸(J3リーグ): 2021年 [5]-
- 福井ユナイテッドFC(北信越フットボールリーグ): 2022年 [6]-
- ノルディーア北海道(なでしこリーグチャレンジリーグ): 2018年 -
- 葉羽エストレーノ(架空のサッカーチーム):2021年 -
- ガンバ大阪(J1リーグ):2023年 -
このほか、開始年は不明だが静岡産業大学サッカー部(男子・女子)のユニフォームもヒュンメルが制作している。
バスケットボール
- 京都ハンナリーズ(B1リーグ): 2017-18シーズンから[7][8]
- 滋賀レイクスターズ(B2リーグ): 2021-22シーズンから[9][10]
- 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(B1リーグ): 2022-23シーズンから[11][12]
このほか、 富山グラウジーズ(B1リーグ)は、 2021-22シーズンからアカデミー(アンダーカテゴリー)におけるオフィシャルサプライヤー契約を締結している[13]。
フットサル
バレーボール
自転車ロードレース
過去の契約クラブ・チーム
[編集]サッカー
- 横浜FC (J1,J2リーグ) : 2001年 - 2014年
- V・ファーレン長崎 (J2リーグ) : 2014年 - 2019年
- ガイナーレ鳥取 (J3リーグ) : 2003年[注 2] - 2018年[17][18]
- ブラウブリッツ秋田 (J2リーグ) : 2009年[注 3] - 2011年
バスケットボール
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『晴山ケビン選手とアドバイザリー契約を締結!』(プレスリリース)SSK公式サイト、2019年6月10日 。2022年6月3日閲覧。
- ^ 『【ヒュンメル】ハンドボール日本代表と契約!』(プレスリリース)SSK公式サイト、2022年4月1日 。2022年6月3日閲覧。
- ^ 『hummel(ヒュンメル)とオフィシャルサプライヤー契約締結のお知らせ』(プレスリリース)ツエーゲン金沢、2020年12月13日 。2020年12月14日閲覧。
- ^ 『新ユニフォームサプライヤーについて』(プレスリリース)ジェフユナイテッド市原・千葉、2021年11月7日 。2022年1月2日閲覧。
- ^ 『ヒュンメル(株式会社エスエスケイ)とオフィシャルサプライヤー契約締結。2021年ユニフォームデザイン発表、並びにオンライン先行受付開始のお知らせ』(プレスリリース)ヴァンラーレ八戸、2020年12月25日 。2020年12月25日閲覧。
- ^ 『新オフィシャルサプライヤー決定のお知らせ』(プレスリリース)福井ユナイテッドFC、2021年12月27日 。2021年1月2日閲覧。
- ^ 『ユニフォーム新サプライヤー発表のお知らせ』(プレスリリース)京都ハンナリーズ、2017年7月1日 。2020年9月23日閲覧。
- ^ 『【ヒュンメル】B.LEAGUEの京都ハンナリーズとユニフォームサプライ契約を締結!』(プレスリリース)SSK、2017年7月1日 。2020年9月23日閲覧。
- ^ 『「hummel(ヒュンメル )/株式会社エスエスケイ」とオフィシャルサプライヤー契約(新規)締結』(プレスリリース)滋賀レイクスターズ、2021年6月3日 。2021年6月23日閲覧。
- ^ 『滋賀レイクスターズのオフィシャルサプライヤーに』(プレスリリース)SSK 。2021年6月23日閲覧。
- ^ 『【ヒュンメル】B1名古屋ダイヤモンドドルフィンズのトップパートナーに!』(プレスリリース)SSK公式サイト、2022年6月1日 。2022年6月3日閲覧。
- ^ 『2022-23シーズン トップパートナー・オフィシャルユニフォームサプライヤー 「hummel(ヒュンメル)」決定のお知らせ』(プレスリリース)公式サイト、2022年6月1日 。2022年6月3日閲覧。
- ^ 『【ヒュンメル】富山グラウジーズのアカデミーと契約!』(プレスリリース)SSK公式サイト、2021年9月7日 。2022年6月3日閲覧。
- ^ 『【ヒュンメル】V2男子の埼玉アザレアのオフィシャルパートナーに!』(プレスリリース)SSK公式サイト、2022年6月1日 。2022年6月3日閲覧。
- ^ 『【ヒュンメル】V1女子のデンソーエアリービーズのオフィシャルパートナーに!』(プレスリリース)SSK公式サイト、2022年6月1日 。2022年6月3日閲覧。
- ^ 『【ヒュンメル】宇都宮ブリッツェンとオフィシャルサプライヤー契約を締結』(プレスリリース)SSK公式サイト、2022年1月26日 。2022年6月3日閲覧。
- ^ 『【hummel ヒュンメル】株式会社エスエスケイ様 オフィシャルサプライヤー契約満了のお知らせ』(プレスリリース)ガイナーレ鳥取、2018年12月1日 。2018年12月3日閲覧。
- ^ 『ガイナーレ鳥取、16年間ありがとう!』(プレスリリース)ヒュンメル、2018年12月2日 。2018年12月3日閲覧。
- ^ 『【2018-19シーズン ユニフォームサプライヤー &デザイン決定のお知らせ】』(プレスリリース)公式サイト、2018年8月3日 。2020年9月23日閲覧。
- ^ 『オフィシャルユニフォームサプライヤー契約終了のお知らせ』(プレスリリース)公式サイト、2021年6月30日 。2022年6月3日閲覧。
- ^ 『群馬クレインサンダーズ、3年間ありがとう!』(プレスリリース)SSKスポーツ 。2022年6月3日閲覧。
- ^ 『ユニフォームデザイン決定&オーセンティックユニフォーム受注販売開始のお知らせ』(プレスリリース)公式サイト、2020年8月1日 。2020年9月23日閲覧。