SONS OF ALL PUSSYS

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SONS OF ALL PUSSYS
出身地 日本の旗 日本
ジャンル インディー・ロック
活動期間 2002年 - 2006年
レーベル Danger Crue Records
事務所 MAVERICK
公式サイト SONS OF ALL PUSSYS OFFICIAL WEB SITE
メンバー Ken(ボーカル・ギター)
Ein(ボーカル・ベース)
Sakura(ドラムス)

SONS OF ALL PUSSYS(サンズ オブ オール プッシーズ)は、日本の3人組ロックバンド。2002年L'Arc〜en〜Cielギタリストkenを中心に結成された。通称および略称はS.O.A.P.(ソープ)。所属事務所はMAVERICKレコード会社Danger Crue Records

概要[編集]

KenL'Arc〜en〜Ciel)が中心となり、2002年より始動したスリーピースバンド。2001年からロックバンド、L'Arc〜en〜Cielが事実上の活動休止状態となり、メンバーが続々とソロ活動を始めるようになり、Kenも次の活動を模索していたという[1]。ただ、当時の心境について、Kenは「最初は何をしようかな~ってポカンとしてた。曲を作るにしてもL'Arc〜en〜Cielと同じ感覚でやってみたけど、変わり映えがない分何でコレを1人でやらなきゃやいけないんだ?って思っちゃって[1]」と述べており、新たな活動の指針が出来ず、1年以上音楽活動を止める結果となった。

2002年Sakuraが在籍していたロックバンド、ZIGZOの解散が決定したことに伴い、Sakuraが「Kenと音を出したい[2]」という話をKenにしたことを契機とし、バンドを結成する運びとなった。ただ、Kenは「ラルクで一緒にやってたころのSakuraだったら、俺はやりたくなかった。その身体を使う部分でちゃんとリンクしないとダメだし、人間的な様々なことでも、理解し合うまで投げてしまわない関係性が欲しかったから[1]」と語っている。KenとSakuraの2人が話し合いを進め、新たにEin(アイン)をベーシストとして誘い、3人で同年4月からバンド合宿をすることとなった[3]

Einは、Kenがプライベートで付き合いのあった友人であり、日本でファッションモデルとして活動していた[3]。EinはL'Arc〜en〜Cielの楽曲「HEAVEN'S DRIVE」や「LOVE FLIES」のミュージック・ビデオにも出演経験がある[3]。ただ、Einはギターを趣味で弾いていたことはあったものの、ベースは未経験だった[3]。ベース未経験のEinを誘った経緯について、Kenは「遊んでる時の会話の中に、趣味の視点として、一緒だって思える部分とか、面白いって思える部分が多々あって。そういうメンタリティーのつながりとセンスと、人として信用できるっていうのがあったから。ベーシストっていうより、もう1人仲間が要るんだったらあいつだなと[1]」と語っている。SakuraもEinについて「ベーシストとしては初心者かもしれないけど、音的な世界観の美意識は持っているからね。彼のセンスに対する信頼感はあるよ[2]」と述べている。ちなみに、Einは日本人とドイツ人(父親)のハーフの日本育ちで、流暢な日本語を喋っている[3]。ただ、ライヴのメンバー紹介で「ドイツから輸入してきました」と他メンバーがMCしたり、Einがさも日本語の喋れない外国人であるかのような演出をする事が多い。また、対バンライヴの際は、他バンドのファンを当惑させるため、Einはわざと片言の日本語を喋ったりしている。

2002年8月9日に札幌KRAPS HALLでのライヴで表立った活動を開始。翌2003年に1stミニアルバムGRACE」をリリースし活動を本格化する。前述のような経緯にでバンドを結成したため、明確な結成日については、本人達曰く「本当にゆる~く始めたバンドだから結成日なんかは全くわかりません」と語っている。そのため、"いい風呂の日"という語呂合わせから、11月26日が後付けでSONS OF ALL PUSSYSの記念日となっている。

S.O.A.P.のライヴでは必ず前説とコンセプトがあり、前説をやっているのは通称巨泉さん(S.O.A.P.のマネージャー。別名スーさん)が担当。そして、前説の内容を考えているのは全てドラマーのsakuraであり、内容詳細は公式サイトのDiealleyに記載されている。コンセプトについては地方ネタが多く、登場SEもそれにちなんでいることが多い(例:納豆ショー、放水ショー)。

2003年よりバンド主催のフェス「BUBBLE FESTiVAL」を開催。HYDEacid androidといったL'Arc〜en〜Cielのメンバーのソロプロジェクトに加え、清春黒夢SADS)など有名アーティストが参加している。

2006年に開催された所属事務所のライブイベント「天嘉-伍-」の出演以降、現在まで活動は行われておらず、2010年6月26日には同バンドの公式サイト内のサービスを一時終了することが発表された。

SONS OF ALL PUSSYS関連の表記について[編集]

S.O.A.P.の「ライヴ」の呼び名として、必ず「リサイタル」と呼んでおり、各公演を「第●回 (地方)FESTiVAL」と表記している。また、バンド名『S.O.A.P.=石鹸』にちなみ、バンド主催のライブイベントを「BUBBLE FESTiVAL」と呼んでいる。また、S.O.A.P.の女性ファンのことは「S.O.A.P.嬢」「ソープ嬢」と呼ばれている。

2004年に行われたライブツアー「BUBBLE FESTiVAL冬将軍2004」では、寒い地方に行くのを嫌がったkenを慰めるため、hydeから花束が贈られたお返しに、 同時期に行われていたHYDEのソロツアー「HYDE 2004 FIRST TOUR 666」の和歌山GATEのライヴにて、「呪(×を付して"祝"と書き直されている)! 凱旋帰国 第一回 WAKAYAMA HYDE FESTiVAL」とメンバーの直筆であろう墨文字で記載された花輪がS.O.A.P.から届いた。hyde本人は「最初ハムスターとかを贈るって言われたんだけど、さすがに生き物はねぇ。花輪でよかったです」と語っている。なお、その花輪の画像はHYDE公式ファンクラブのWebサイトHYDEIST内の写真コーナー『PaParazzi』で見る事ができる。

また、所属レーベルであるDanger Crue Records主催の年末恒例ライヴイベント「天嘉」では、翌年の干支に関連性の有るものを演奏の際に着用したり、設置したりすることがある。ちなみに申年を控えていた2003年の「天嘉-弐-」では猿のコスチュームを着て登場、亥年を控えていた2006年の「天嘉-伍-」ではステージ上の左右に猪の子供であるウリ坊のオブジェを設置した。またチケットの半券を抽選券とし、そのオブジェの片方を当選者にプレゼントした。

メンバー[編集]

名前 パート
Ken
L'Arc〜en〜Ciel
VocalGuitar
Ein
Vocal、Bass
Sakura
(ZIGZO, Lion HeadsCreature CreatureRayflower、ex.L'Arc〜en〜Ciel)
Drums

来歴[編集]

2002年

  • 8月9日、 札幌KRAPS HALLでのライヴで活動を開始。
  • 12月29日、所属レーベル主催のライヴイベント「天嘉」に出演。

2003年

2004年

2005年

  • 12月25日、所属レーベル主催のライヴイベント「天嘉-四-」に出演。

2006年

  • 12月25日、所属レーベル主催のライヴイベント「天嘉-伍-」に出演。

2020年

  • 11月16日、音楽配信サービスにて単曲配信ならびにサブスクリプションサービス(定額制音楽配信)を開始。

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

  発売日 タイトル 規格 規格品番 最高順位
1st 2004年7月7日 Paradise CD+DVD(初回盤)
CD+DVD(通常盤)
DCCA-9014~9015
DCCA-26~27
11位

ミニアルバム[編集]

  発売日 タイトル 規格 規格品番 最高順位
1st 2003年2月6日 GRACE 12cmCD
アナログ盤
DCCA-9011
DCCA-19
DCCA-1
23位
2nd 2003年4月26日 gimme A guitar 12cmCD
アナログ盤
DCCA-9012
DCCA-21
DCCA-2
25位
3rd 2003年11月26日 high 12cmCD
アナログ盤
DCCA-9013
DCCA-23
DCCA-3
31位

映像作品[編集]

  発売日 タイトル 規格 規格品番
ライブビデオ 2003年10月20日(ネット販売)
2004年3月26日(一般販売)
BUBBLE FESTiVAL 2003-春 DVD DCBA-5
ミュージックビデオ 2004年7月7日 ICHIBAN-BLOW DVD DCCA-6~7
ライブビデオ 2004年12月25日(「天嘉 -参-」会場およびネット販売)
2005年3月26日
S.S.J.B.F. in 武道館 DVD DCCA-10/12

書籍[編集]

種別 発売日 タイトル 発行
バンドスコア 2004年5月24日 SONS OF ALL PUSSYS 大全集〜MORODASHI〜 シンコーミュージック・エンタテイメント

ライヴ[編集]

2002年

2003年

ライブツアー「BUBBLE FESTiVAL

2004年

ライブツアー「BUBBLE FESTiVAL 冬将軍2004」
  • 2月1日岐阜モダンカフェクラブ (第1回 GIFU BUBBLE FESTiVAL) with Merry Go Round
  • 2月3日長野CLUB JUNK BOX (第1回 NAGANO BUBBLE FESTiVAL) with CRAVE
  • 2月5日金沢AZホール (第1回 KANAZAWA BUBBLE FESTiVAL) with CRAVE
  • 2月7日広島クラブクアトロ (第1回 HIROSHIMA BUBBLE FESTiVAL) with ムック、 IMAGE
  • 2月8日、広島ナミキジャンクション (冬将軍2004広島死闘編(笑))
  • 2月10日熊本DRUM Be-9 (第1回 KUMAMOTO BUBBLE FESTiVAL) with HUSH
  • 2月11日福岡DRUM Be-1 (第3回 FUKUOKA BUBBLE FESTiVAL) with HUSH
  • 2月15日仙台CLUB JUNK BOX (第1回 SENDAI BUBBLE FESTiVAL) with MONORAL
  • 2月17日青森クォーター (第1回 AOMORI BUBBLE FESTiVAL) with PINKY
  • 2月21日なんばHatch! (第4回 OSAKA BUBBLE FESTiVAL) with SUCK DOWN、Velvet Spider、acid android
  • 2月24日水戸ライトハウス (第1回 MITO BUBBLE FESTiVAL) with 東京ピンサロックス
  • 2月26日、CLUB CITTA川崎 (第1回 KAWASAKI BUBBLE FESTiVAL) with HUSH、亜矢
  • 3月8日、SHIBUYA-AX (第5回 TOKYO BUBBLE FESTiVAL) with GUEEN、SUCK DOWN
  • 3月9日SHIBUYA-AX (第6回 TOKYO BUBBLE FESTiVAL) with Merry Go Round、MONORAL
  • 8月30日日本武道館 (第7回TOKYO BUBBLE FESTiVAL SUPER SUMMER JUMBO BUBBLE FESTiVAL ) with ラヴィアンローズLUNKHEAD、SUCK DOWN、清春

出演フェス・イベント[編集]

タイトル 会場
2002年
天嘉 12月29日 クラブチッタ川崎
2003年
音楽と人 Presents MUSIC & PEOPLE 5月19日 新宿LOFT
SUMMER SONIC 2003 8月3日 幕張メッセ
天嘉-弐- 12月26日 日本武道館
2004年
天嘉-参- 12月25日 日本武道館
2005年
天嘉-四- 12月25日 日本武道館
2006年
天嘉-伍- 12月25日 日本武道館

参考文献[編集]

  • GiGS』、シンコー・ミュージック、2003年1月号

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 『GiGS』、p.13、シンコー・ミュージック、2003年1月号
  2. ^ a b 『GiGS』、p.17、シンコー・ミュージック、2003年1月号
  3. ^ a b c d e 『GiGS』、p.15、シンコー・ミュージック、2003年1月号