Seventeen (アメリカの雑誌)
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セブンティーン | |
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Seventeen | |
ジャンル | ファッション |
読者対象 | 10代女性 |
刊行頻度 | 月刊 |
発売国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
出版社 | ハースト・コーポレーション |
編集長 | アン・ショケット |
ISSN | 0037-301X |
刊行期間 | 1944年 - |
ウェブサイト | Seventeen.com |
『Seventeen』 (セブンティーン) は、アメリカ合衆国のファッション雑誌。10代の少女を対象にしている。1944年創刊。
概要
[編集]『セブンティーン』(Seventeen) は、アメリカのティーンエイジャー向けの雑誌で、1944年、ウォルター・アネンバーグのトライアングル・パブリケーションズ(Triangle Publications) により創刊された。その後、1988年に同社を買収したニューズ・コープにより、1991年、K-IIIコミュニケーションズ(後に「プリメディア」に改名)に売却され、さらに2003年、現在のハースト・コーポレーションに売却された。『セブンティーン』は、競争が激しい中で未だにニューススタンドの花形的存在である。主に13歳から20歳までの少女をターゲットにしている。
雑誌の内容は、ファッション、流行、セレブリティ、美容、スキンケア、髪、化粧、生活スタイルに関する情報やアドバイスである。また、栄養やエクセサイズを扱う健康コーナーや、クイズ、星占いも掲載されている。記事の長さは意図的に短く抑えられている。写真は高いクオリティを誇り、常連のセレブリティと服装のテーマを際立たせ、広告は14歳から20代初めまでの主たる購買層に的を絞っており、雑誌をよく引き立てている。当初は17歳を対象としていたが、以降、内容のレベルを維持しつつ、より広い読者層を獲得する努力を続けている。
国際版
[編集]- インド版 - ムンバイのアプリコット・パブリケーションズ(Apricot Publications Pvt. Ltd) が発行。
- シンガポール版 - SPHマガジンズが発行。
- 南アフリカ版 - ケープ・タウンに本社を置く8インク・メディア(8 Ink Media) が発行。編集長はクウェジー・マグワザ(Khwezi Magwaza)。
- ヒスパニック版 - エディトリアル・テレビサが発行。
- フィリピン版 - サミット・メディアが発行。
- ブラジル版 - エディトーラ・アブリウが発行。
- マレーシア版 - Bluinc が発行。
- 日本版 - 集英社が発行。「Seventeen (日本の雑誌)」参照。
他のメディアでの展開
[編集]ミス・セブンティーン
[編集]雑誌の宣伝活動として、『セブンティーン』はMTVと提携し、「ミス・セブンティーン」(Miss Seventeen) というコンテストのリアリティ番組を制作した。番組は2005年10月から同年12月までMTV系列で放映されたが、ほんの1シーズンだけで終了してしまった。ジェニファー・スティールが優勝者として発表され、「ミス・セブンティーン」の最新メンバーとなった。
日本版では同名のコンテストを1970年~1986年、1999年~現在まで行われている。
アメリカズ・ネクスト・トップモデル
[編集]「アメリカズ・ネクスト・トップモデル」(America's Next Top Model) では、第7回から毎回、優勝者が『セブンティーン』の表紙に掲載されている。これまで、キャリディー・イングリッシュ、ジャスリーン・ゴンザレス、サレーシャ・ストワーズ、ホイットニー・トンプソン、マッキー・サリバンといった面々が起用され、最近では第12回の優勝者であるテヨーナ・アンダーソンが加わった。第13回の優勝者も雑誌の表紙を飾る予定である。
ディア・セブンティーン
[編集]『セブンティーン』の編集者たちは、週一回、キング・フィーチャーズ・シンジケートで「ディア・セブンティーン」(Dear Seventeen) という相談コーナーを担当している。このコーナーでは、身体イメージから日常の厄介事に至る様々な事柄について、アドバイスを求めて投稿してくる少女たちの相談に応じている。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Seventeen 公式サイト (英語)