SoftBank 810P

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ソフトバンクモバイル 810P
キャリア ソフトバンクモバイル
製造 パナソニック モバイルコミュニケーションズ
発売日 2007年6月16日
概要
OS APOXI
CPU XMM 5010(S-GOLD2)
音声通信方式 SoftBank 3G (W-CDMA)
GSM
(2.0GHz (W-CDMA)
900/1800/1900MHz (GSM))
形状 スライド型
(フラットスライド)
サイズ 51×109×12.9
質量 112 g
連続通話時間 W-CDMA網:約180分
GSM網:約180分
連続待受時間 W-CDMA網:約350時間
GSM網:約270時間
充電時間 160分
外部メモリ microSD
最大2GB
FeliCa なし
赤外線通信機能 IrDA
Bluetooth Ver 1.2
放送受信機能 非対応
メインディスプレイ
方式 TFT液晶ディスプレイ
解像度 QVGA(240×320ドット
サイズ 2.4インチ
表示色数 262.144色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 200万画素CMOS
機能 -
サブカメラ
画素数・方式 11万画素CMOS
機能 -
カラーバリエーション
ターコイズ
ブラック
ブロンズ
ホワイト
ピンク
ブルー
レッド
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

SoftBank 810Pソフトバンク はち いち ゼロ ピー)は、パナソニックが開発、ソフトバンクモバイルが販売を担当するW-CDMA/GSM通信方式の携帯電話端末。 同社製の携帯電話としては珍しく、スライド型の筐体を採用していた。2007年6月16日に発売された。

主な機能・サービス[編集]

主な対応サービス
サークルトーク ホットステータス Yahoo!mocoa S!ループ
S!タウン ライブモニター S!CAST S!FeliCa
S!ケータイ動画 PCサイトブラウザ 電子コミック S!アプリ
着うたフル着うた アレンジメール S!アドレスブック 3Gお天気アイコン
レコメール TVコール 国際ローミング S!GPSナビ
デルモジ表示 ワンセグ 3G ハイスピード おなじみ操作

特徴[編集]

パナソニック製端末初となるスライド端末である。「角」のデザインモチーフを採用した筐体のディスプレイ側部分と番号キー部分との段差を少なくした「フラットスライド」を採用することにより、スライド端末ながら薄さ12.9mmを実現し、あたかもキー部分が伸縮可能なストレート型端末のような印象を与えている。

なお、バッテリー容量は、705P/706Pより少なくなっている。

さらには、705P及び706Pでの不満点であった「テキストメモ」を搭載しているが、一方で今回もまたS!CASTには非対応となっている。

P704iとの比較[編集]

同じパナソニックのNTTドコモ向け端末P704iとはデザインコンセプトの軌を一にするが、プラットフォームが異なるために基本的には全くの別物で、具体的には以下の相違点がある。

  • CPU、OSなど全てが別物で、UIも(フォントも含めて)異なる。
  • ソフトキーの構成が810Pの上下2段に対して、3段となっている。
  • カラーバリエーションも7色に対して、ツートンカラー主体の3色 (黒、白、赤銅色) となっている。
  • 音楽再生面では、810Pが対応していないSD-Audioや、Windows Media Playerによる自動転送(MTP)に対応している。
  • カメラは、両機種とも200万画素級のアウトカメラを搭載しているが、810Pのパンフォーカス(マクロモード手動切り変え)に対し、P704iは6軸手ブレ防止機能や、『スマートフラッシュ』と名づけられたスライド連動のライト発光機能まで備えたオートフォーカスとなっている。さらに、810Pに搭載のインカメラは、P704iは搭載していない。
  • 810Pが搭載していないfelica(いわゆる『おサイフケータイ』)を、P704iが搭載している。
  • 810PはBluetooth、及び国際ローミング機能に対応しているが、P704iは共に未対応となっている。

不具合[編集]

  • 2010年9月7日以下の不具合の修正がソフトウェアの更新でなされた。
    • 通話中、ごく稀に音声が途切れる場合がある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]