UC YMO

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『UC YMO』
YMOベスト・アルバム
リリース
録音 1978年 - 1993年
ジャンル ディスコ
ニュー・ウェイヴ 他
時間
レーベル ソニー・ミュージックダイレクト
プロデュース 坂本龍一
今泉雅史
専門評論家によるレビュー
  • All Music Guide link
チャート最高順位
  • 週間14位オリコン
  • YMO アルバム 年表
    InDo
    2000年
    UC YMO
    2003年
    L-R TRAX Live&Rare Tracks
    2005年
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    UC YMO』(正式名称:Ultimate Collection of Yellow Magic Orchestra ユーシー・ワイエムオー - アルティメット・コレクション・オブ・イエロー・マジック・オーケストラ)は、2003年8月6日ソニー・ミュージックダイレクトよりリリースされたイエロー・マジック・オーケストラ(以下、YMO)の公式ベスト・アルバム。

    解説

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    細野晴臣監修『YMO GO HOME!』(1999年)、高橋幸宏監修『ONE MORE YMO』(2000年)に続き、YMO結成25周年・散開20周年・再生10周年記念リリースのラストを飾るアルバムとして、坂本龍一が選曲・解説・監修・リマスタリングを担当。

    ボーナス・トラックとして、1982年に唯一出演した音楽番組『ミュージックフェア』(フジテレビ)で演奏された「恋人よ我に帰れ(Lover Come Back To Me)」、坂本ソロ曲として制作されたSEIKOCMソング「BEHIND THE MASK(CM Version)」が収録。また、未CD化の「開け心-磁性紀-」(ステレオ・ヴァージョン)[1]や、アルバム未収録の「M-16」も収録された。

    「THE END OF ASIA」はアルバム『YMO GO HOME!』収録のクリーン・イントロ・ヴァージョン。「SOLID STATE SURVIVOR」は初登場のフェイド・アウトが長いヴァージョン。

    Sony Musicの公式HPに掲載された坂本のインタビューによれば、選曲に際し「(特定の作曲者に)偏らないように気を配った」という。

    各収録曲毎に、曲に関する思い出を中心とした坂本の解説が掲載。

    テッド・ジェンセンによりリマスタリングが施され、YMO初の「SACD」で発売。

    初回限定生産盤プレミアム・ヴァージョンと通常盤の2形態で同時発売。プレミアム・ヴァージョンには1980年ワールドツアーでメンバーが着用した同仕様のシャツとバンダナを同梱。

    本作発売時の関連企画として、大村憲司松武秀樹クリス・モズデルなど、YMOファミリーと呼ばれるアーティストの旧譜が紙ジャケットで限定復刻された。

    リリース履歴

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    No. 日付 国名 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
    1 2003年8月6日 日本 ソニー・ミュージックダイレクト CDSACD MHCL-295/6 (CD)・MHGL-1/2 (SACD) 14位
    2 2009年8月19日 ブルースペックCD MHCL-20032/3 -

    収録曲

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    Disc1
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「コンピューター・ゲーム“サーカスのテーマ”」(COMPUTER GAME "Theme From The Circus") YMOYMO
    2.「ファイアークラッカー」(FIRECRACKER) マーティン・デニーYMO
    3.東風(Tong Poo) 坂本龍一YMO
    4.中国女(La Femme Chinoise)クリス・モズデル高橋幸宏YMO
    5.テクノポリス (Single Ver)」(TECHNOPOLIS) 坂本龍一YMO
    6.インソムニア(INSOMNIA)クリス・モズデル細野晴臣YMO
    7.ライディーン(RYDEEN) 高橋幸宏YMO
    8.ビハインド・ザ・マスク(BEHIND THE MASK)クリス・モズデル坂本龍一YMO
    9.「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」(SOLID STATE SURVIVOR)クリス・モズデル高橋幸宏YMO
    10.「ラジオ・ジャンク」(RADIO JUNK (LIVE AT BOTTOMLINE IN N.Y.))クリス・モズデル高橋幸宏YMO
    11.「JINGLE "Y.M.O."」 YMOYMO
    12.「ナイス・エイジ」(NICE AGE)クリス・モズデル高橋幸宏、坂本龍一YMO
    13.タイトゥン・アップ(TIGHTEN UP (JAPANESE GENTLEMEN STAND UP PLEASE!))ビリー・ブッチャーアーチー・ベルYMO
    14.「ジ・エンド・オブ・エイジア」(THE END OF ASIA) 坂本龍一YMO
    15.「シチズンズ・オブ・サイエンス」(CITIZENS OF SCIENCE)クリス・モズデル坂本龍一YMO
    16.「開け心-磁性紀- (stereo ver.)」(Hirake Kokoro - Jiseiki)細野晴臣坂本龍一、高橋幸宏YMO、大村憲司
    合計時間:
    Disc2
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.キュー(CUE)高橋幸宏、細野晴臣/翻訳:ピーター・バラカン高橋幸宏、細野晴臣YMO
    2.「バレエ」(BALLET)高橋幸宏、ピーター・バラカン高橋幸宏YMO
    3.「ユーティー」(U・T) 細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一YMO
    4.「灰色の段階」(GRADATED GREY)細野晴臣、ピーター・バラカン細野晴臣YMO
    5.体操(Taiso)坂本龍一、ピーター・バラカン坂本龍一、YMOYMO
    6.恋人よ我に帰れ(Lover Come Back to Me feat.Mari Nakamoto)オスカー・ハマースタイン2世シグマンド・ロンバーグYMO
    7.君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-(Kimi ni Mune Kyun)松本隆YMOYMO
    8.「カオス・パニック」(CHAOS PANIC)細野晴臣、ピーター・バラカン細野晴臣YMO
    9.「音楽」(Ongaku)坂本龍一坂本龍一YMO
    10.「ロータス・ラヴ」(LOTUS LOVE)細野晴臣細野晴臣YMO
    11.「邂逅」(Kai-koh)坂本龍一坂本龍一YMO
    12.過激な淑女(Kageki na Shukujyo)松本隆YMOYMO
    13.「マッドメン」(THE MADMEN)細野晴臣、ピーター・バラカン細野晴臣YMO
    14.以心電信(Ishin Denshin (You've Got to Help Yourself))細野晴臣、ピーター・バラカン高橋幸宏、坂本龍一YMO
    15.「パースペクティヴ」(PERSPECTIVE)坂本龍一、ピーター・バラカン坂本龍一YMO
    16.「エム・ジュウロク」(M-16) 細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏YMO
    17.ポケットが虹でいっぱい(Pocketful of Rainbows)フレッド・ワイズ、ベン・ウェイズマン/翻訳:湯川れい子フレッド・ワイズ、ベン・ウェイズマンYMO
    18.「ビハインド・ザ・マスク」(BEHIND THE MASK (Bonus Track:SEIKO QUARTZ 「品質のブランド」 CM Version)) 坂本龍一坂本龍一
    合計時間:

    楽曲解説

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    Disc1

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    1. コンピューター・ゲーム“サーカスのテーマ” - COMPUTER GAME "Theme From The Circus"
      アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』より。
    2. ファイアークラッカー - FIRECRACKER
      アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』より。
    3. 東風 - Tong Poo
      アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』より。
    4. 中国女 - La Femme Chinoise
      アルバム『イエロー・マジック・オーケストラ』より。
    5. テクノポリス (Single Ver) - TECHNOPOLIS
      シングル「テクノポリス」より(オリジナル・アルバム未収録)。
    6. インソムニア - INSOMNIA
      アルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』より。
    7. ライディーン - RYDEEN
      アルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』より。
      シングルとしてもリリース。
    8. ビハインド・ザ・マスク - BEHIND THE MASK
      アルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』より。
    9. ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー - SOLID STATE SURVIVOR
      アルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』より。
    10. ラジオ・ジャンク - RADIO JUNK (LIVE AT BOTTOMLINE IN N.Y.)
      アルバム『パブリック・プレッシャー』より。
    11. JINGLE "Y.M.O."
      アルバム『増殖』より。
    12. ナイス・エイジ - NICE AGE
      アルバム『増殖』より。
      アルバムと同じエンディングがカットアップの音源で収録。
    13. タイトゥン・アップ - TIGHTEN UP (JAPANESE GENTLEMEN STAND UP PLEASE!)
      アルバム『増殖』より。シングルとしてもリリース。
    14. ジ・エンド・オブ・エイジア - THE END OF ASIA
      アルバム『増殖』より。
    15. シチズンズ・オブ・サイエンス - CITIZENS OF SCIENCE
      アルバム『X∞ Multiplies』より。
    16. 開け心-磁性紀- (stereo ver.) - Hirake Kokoro - Jiseiki
      モノラルバージョンはスネークマンショーの『急いで口で吸え』に収録(オリジナル・アルバム未収録)。
      ステレオバージョンは『ワールド・ツアー1980』LP盤にボーナス・トラックとして収録。

    Disc2

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    1. キュー - CUE
      アルバム『BGM』より。シングルとしてもリリース。
    2. バレエ - BALLET
      アルバム『BGM』より。
    3. ユーティー - U・T
      アルバム『BGM』より。
    4. 灰色の段階[2] - GRADATED GREY
      アルバム『テクノデリック』より。
    5. 体操 - Taiso
      アルバム『テクノデリック』より。シングルとしてもリリース。
    6. 恋人よ我に帰れ - Lover Come Back to Me feat. Mari Nakamoto
      1982年フジテレビ系の音楽番組「ミュージックフェア」で演奏された。
      テレビでは、CD収録より長く演奏されている。テレビ放映では他にジャズヴァージョン、フュージョンヴァージョンで演奏されている。
      オリジナル・アルバム未収録[3]
    7. 君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス- - Kimi ni Mune Kyun
      アルバム『浮気なぼくら』より。シングルとしてもリリース。
    8. カオス・パニック - CHAOS PANIC
      シングル「君に、胸キュン。」より。
      オリジナル・アルバム未収録。
    9. 音楽 - Ongaku
      アルバム『浮気なぼくら』より。
    10. ロータス・ラヴ - LOTUS LOVE
      アルバム『浮気なぼくら』より。
    11. 邂逅 - Kai-koh
      アルバム『浮気なぼくら』より。
    12. 過激な淑女 - Kageki na Shukujyo
      シングル「過激な淑女」より。
      オリジナル・アルバム未収録。
    13. マッドメン - THE MADMEN
      アルバム『サーヴィス』より。
    14. 以心電信 - Ishin Denshin (You've Got to Help Yourself)
      アルバム『サーヴィス』より。
      シングルとしてもリリース。
      シングルよりフェイドアウトまでが長いバージョンで収録。
    15. パースペクティヴ - PERSPECTIVE
      アルバム『サーヴィス』より。
    16. エム・ジュウロク - M-16
      映画『A Y.M.O. FILM PROPAGANDA』のための制作曲。初CD化は書籍『Period』の付録。同書の解説によると、曲の原盤権がアルファではなく、ヨロシタミュージックが所有していた為に長くベスト盤等に収録されなかったとのこと。本作の解説によれば、「M-16」のMとはMUSICのMであり、同映画収録曲のうち、最後に作られた16曲目だったために名づけられたという。オリジナル・アルバム未収録。
    17. ポケットが虹でいっぱい - Pocketful of Rainbows
      アルバム『テクノドン』より。
      シングルとしてもリリース。
      アルバムバージョンで収録。
    18. ビハインド・ザ・マスク - BEHIND THE MASK (Bonus Track:SEIKO QUARTZ 「品質のブランド」 CM Version)
      セイコーのCM曲として坂本がすべて手弾きで作成した曲。
      ヴォーカルがなく、テンポもアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』収録よりもゆったりしている。オリジナル・アルバム未収録。

    脚注

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    1. ^ モノラルバージョンはアルバム『テクノ・バイブル』に収録。
    2. ^ アルバムでは誤って「灰色の階段」と表記されている。
    3. ^ YMOはテクノポップヴァージョンのみを担当。

    外部リンク

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