吉川沙織
吉川 沙織 よしかわ さおり | |
---|---|
2023年4月、熊本市内にて | |
生年月日 | 1976年10月9日(48歳) |
出生地 | 徳島県徳島市 |
出身校 | 同志社大学文学部 同志社大学大学院総合政策科学研究科 |
前職 | 日本電信電話株式会社(NTT) 西日本電信電話株式会社(NTT西日本) NTT労働組合[1] |
現職 | 参議院議員 |
所属政党 | (民主党→) (民進党→) (旧立憲民主党→) 立憲民主党(近藤G) |
称号 | 修士(政策科学) |
公式サイト | 参議院議員吉川さおり公式サイト |
選挙区 | 比例区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2007年7月29日 - 現職 |
吉川 沙織(よしかわ さおり、1976年10月9日 - )は、日本の政治家。立憲民主党所属の参議院議員(3期)。参議院経済産業委員長、立憲民主党執行役員・組織委員長など。NTT労働組合出身の情報産業労働組合連合会(情報労連)組織内候補[1]。選挙時は「吉川さおり」名義を用いる。
来歴
[編集]徳島県徳島市出身で、北島町立北島小学校、北島町立北島中学校、徳島県立城ノ内高等学校、同志社大学文学部文化学科教育学専攻、それぞれを卒業する。1999年に日本電信電話株式会社 (NTT) へ入社して大阪支店、法人営業本部、京都支店で勤務[2]する。2003年3月に同志社大学大学院総合政策科学研究科博士前期課程を修了[2]する。
2004年に民主党の公募選考を通過し、情報労連で勤める[3]。2006年7月に西日本電信電話株式会社(NTT西日本)を退職する。
2007年の第21回参議院議員通常選挙に比例区から民主党公認で立候補し、党内2位の306,577票[4]を得て、選挙区と比例区を合せて最年少で当選する。
2011年9月に参議院総務委員会理事、2012年4月に総務委員会筆頭理事[2]、それぞれに就く。
2013年の第23回参議院議員通常選挙に比例区から民主党公認で立候補し、党内6位で再選[5]される。
2013年9月に民主党政調会長代理、次の内閣ネクスト官房副長官、ネクスト総務副大臣[2]、それぞれを務める。
2017年10月27日に民進党代表の前原誠司は、同月の第48回衆院選で党を分裂する争いを招いたことに陳謝して引責辞任を表明[6]した。吉川は、10月31日の代表選挙で大塚耕平の推薦人に名を連ねた。
2018年5月の民進党と希望の党による新党には参加せず、5月7日に民進党を離党して立憲民主党へ入党を申請し、5月8日の常任幹事会で入党が承認された[7]。
2019年7月の第25回参議院議員通常選挙に比例区から立憲民主党公認で立候補し、党内第4位で3選された[8]。
2020年9月15日に旧立憲民主党と旧国民民主党などが合流して新「立憲民主党」が設立[9]されると、吉川は新党に参加して11月に党徳島県連常任顧問に就く。旧民主党時代からいずれの都道府県連も所属せず、今般初めて所属した[10]。
2021年12月6日に立憲民主党は、執行役員12人のうち6人を女性とする新たな人事を決定[11][12]し、吉川は執行役員である組織委員長に選任され[13]、2022年8月に退任した。
政策・主張
[編集]- 選択的夫婦別姓導入に「賛成」としている[14]。
- 日本国憲法第9条・96条の改正に反対[15]。
- 集団的自衛権を認めるべきでない[15]。
- 沖縄県の普天間基地は国外に移設すべきだ[15]。
- 日本の核武装について、将来にわたって検討すべきでない[15]。
- 首相や閣僚は靖国神社に、参拝すべきでない[15]。
- 村山談話・河野談話を見直すべきでない[15]。
- 労働市場の規制緩和を進め、企業側が金銭を払えば解雇しやすくすることに反対[15]。
- 日本の原発について、当面は必要だが、将来は廃止すべきだ[15]。
- 外国への原発の輸出を進めるべきでない[15]。
人物
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 組織内議員の情報通信政策への取り組み
- ^ a b c d e f g h 公式プロフィール
- ^ “第83回 吉川沙織議員”. みわちゃんねる突撃永田町!! (2009年). 2021年3月25日閲覧。
- ^ 2007年参院選 民主党比例代表 開票結果 読売オンライン
- ^ 2013年参院選 民主党比例代表 開票結果 朝日新聞デジタル
- ^ “民進党の前原誠司代表が辞任表明「政治は結果責任」”. 日刊スポーツ. (2017年10月27日) 2021年12月7日閲覧。
- ^ 【常任幹事会】国会議員11名の入党、佐々木隆博組織委員長の選任などを決定 立憲民主党、2018年5月8日
- ^ [1]
- ^ 横山大輔、木谷孝洋 (2020年9月16日). “新「立憲民主」衆参150人で結党 野党第一党、枝野氏「選択肢示す」”. 東京新聞. 2021年3月16日閲覧。
- ^ 党徳島県連結成大会 参議院議員 吉川さおり公式サイト
- ^ 井上峻輔 (2021年12月6日). “ジェンダー平等へ、立憲民主党の執行役員は半数が女性 泉氏の公約実現”. 東京新聞 2021年12月6日閲覧。
- ^ “立民代表選 泉政調会長「党幹部半分を女性に」を公約に”. TBS NEWS. (2021年11月18日) 2021年12月2日閲覧。
- ^ “役員一覧 - 立憲民主党”. 立憲民主党 (2021年12月6日). 2021年12月6日閲覧。
- ^ “朝日・東大谷口研究室共同調査”. 朝日新聞 (2019年). 2019年7月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 2013年参院選 毎日新聞候補者アンケート
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 参議院議員吉川さおり公式サイト
- 吉川沙織 (yoshikawasaori2007) - Facebook
- 吉川さおり (@yoshikawasaori) - X(旧Twitter)
議会 | ||
---|---|---|
先代 大久保勉 石橋通宏 | 参議院経済産業委員長 2014年 - 2016年 2022年 - 2023年 | 次代 小見山幸治 森本真治 |
名誉職 | ||
先代 谷合正明 | 最年少参議院議員 2007年7月 - 2010年7月 | 次代 中西祐介 |