志垣太郎

しがき たろう
志垣 太郎
本名 河村 稔(かわむら みのる)
生年月日 (1951-09-22) 1951年9月22日
没年月日 (2022-03-05) 2022年3月5日(70歳没)
出身地 日本の旗 日本東京都大田区山王
死没地 日本の旗 日本佐賀県
身長 170cm
血液型 O型
職業 俳優声優
活動期間 1968年 - 2022年
配偶者 白坂紀子
著名な家族 (長男)
主な作品
テレビドラマ
男は度胸
おれは男だ!
新・平家物語
みんなで7人
青い山脈
雲のじゅうたん
あかんたれ』シリーズ
花神
そば屋梅吉捕物帳
古都
マリーの桜
氷山のごとく
先生お・み・ご・と!
ブラックペアン
テレビアニメ
ベルサイユのばら』(アンドレ・グランディエ
映画
狼の紋章
あした輝く
大空のサムライ
ロボゲイシャ
劇場用アニメ
くるみ割り人形
地球へ…
情報・バラエティ番組
天才・たけしの元気が出るテレビ!!
噂の!東京マガジン
踊る!さんま御殿!!
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志垣 太郎(しがき たろう、1951年9月22日 - 2022年3月5日[1])は、日本俳優声優タレント司会者デザイナー。本名は河村 稔(かわむら みのる)[2]

山崎洋子事務所[2]フリーランスを経てオスカープロモーションに所属していた。

東京都大田区山王出身。日本大学藝術学部卒。身長:170cm、体重:59kg。身長165cm(1972年3月)[2]、体重:55kg[2]。妻は元女優の白坂紀子。長男は元俳優、元タレントの

来歴・人物

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大川橋蔵に憧れ、幼少時から将来は役者になることを志す。中学高校時代は剣道部に所属。初段を獲得し、東京大会で優勝するほどの腕前だった。大森三中卒業後、15歳で劇団こまどりに所属。玉川学園高等部在学中の1969年芸術座の舞台『巨人の星』で主役デビュー[2]。当時は本名の「河村稔」で出演していたものの、翌1970年に出演したNHKのドラマ『男は度胸』で「志垣太郎」の芸名に改名する。これは母方の姓にシンプルな名前を組み合わせた間に合わせのものだった。ただし、同年放送されたNHK大河ドラマ樅ノ木は残った』の総集編後篇では、撮影時期の関係か本名でクレジットされた。

1971年日本テレビおれは男だ!』で主役である森田健作のライバル役を演じたことから一気に若い女性からの注目を浴び、その凛々しくも甘い顔立ちから一躍アイドル的人気を誇る[2]

あゝ声なき友』出演の際に役作りで坊主頭にしたため、直後に撮影されたグリコアーモンドチョコレートのCMはカツラを着用して出演した。

あかんたれ』でそれまでのアイドル俳優路線から演技派として認められ、広く知られる存在となり、数多くのテレビドラマ、映画にも出演。

1979年から1980年にかけて放送されたテレビアニメ『ベルサイユのばら』では、メインキャラクターの一人であるアンドレ・グランディエ役を務めた。

妻の白坂紀子とは『水戸黄門 第13部』で共演し、志垣が一目惚れしたことがきっかけで結ばれた。夫人の出産前後には、当時の男性としては極めて異例の育休をとった。

役者としてキャリアを積んだ後、バラエティ番組にも進出。『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の「デビル志垣」シリーズを皮切りに多くのバラエティに出演し、日本テレビ『踊る!さんま御殿!!』の常連ゲストとして、黒沢年雄中尾彬らとともに出演していた。良く通る大きな声と血管を浮き出して笑うのをイジられるのがお約束で、スペシャル時には妻の白坂と一緒に出演するのが恒例であった。

黛ジュンhydeL'Arc~en~Ciel)とは遠縁の親戚関係にあたる。

柴俊夫松崎しげる西田敏行田中健とは20代の頃からの親友。通称・五人会として知られ、家族ぐるみで親交があった。

ウイスキーをストレートでグイグイいく酒豪でも知られ[3]、当時(1970年代)の芸能界酒豪番付では東小結。1日にウイスキーやジンのボトルを3本空け、煙草は1日4箱のヘビースモーカーだったが、結婚を機に生活を改善。酒は嗜む程度に留め、50歳を機に禁煙した。

2000年から20年以上に渡り石丸製麺のイメージキャラクターを務めていた。自身も大のうどん好きで、多忙だった19歳の頃に朝食のうどんを風呂場に持ち込んで浴槽に浸かりながら食べた際、朝日を浴びて輝くうどんを見て感動。以来、3日に1回は「風呂うどん」をする習慣があったという。

晩年は俳優業・バラエティに加え、複数のビジネス誌で様々なジャンルの経営者と対談する企画や、着物デザイナー、ジュエリーデザイナーとして自主ブランド「shigaki-ism」をプロデュースするなど多才な活躍を見せた。

2022年3月5日、滞在先の佐賀県において、急な体調不良による心不全で死去[4][1]。70歳没。長男の匠は志垣の死去した3月5日からTwitterの更新を止めていたが、更新を再開した同年12月6日、自身の投稿で父の訃報を伝えた[4][1]

訃報後、五人会メンバーからは柴を除く3人が追悼コメントを発表している。

出演作品

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テレビドラマ

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映画

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オリジナルビデオ

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テレビアニメ

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OVA

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劇場アニメ

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吹き替え

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映画

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ドラマ

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バラエティ

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情報番組

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CM

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その他コンテンツ

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脚注

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  1. ^ a b c 匠 (たくみ) タレント・俳優 [@kazunetakumi] (2022年12月6日). "久しぶりに更新をさせて頂きます。 皆様へ大切な【ご報告】がございます。". X(旧Twitter)より2022年12月6日閲覧
  2. ^ a b c d e f 内外人気スターからバレー選手まで 決定版STアイドル名鑑 志垣太郎」『週刊セブンティーン』1972年3月14日号、集英社、112頁。 
  3. ^ 佐山透「人間研究-シラケ時代よさようなら 三浦友和(23歳) その心の中を因数分解してみたら…」『スタア』1975年9月号、平凡出版、54頁。 
  4. ^ a b “俳優・志垣太郎さん死去、70歳 長男が報告「3月5日に急な体調異変による心不全で」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2022年12月7日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/12/06/kiji/20221207s00041000027000c.html 2022年12月7日閲覧。 
  5. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 161, 「『狼の紋章』作品解説/俳優名鑑」
  6. ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 538, 「主要特撮作品配役リスト」
  7. ^ ベルサイユのばら”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年5月11日閲覧。
  8. ^ キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション作品ラインナップ. 地球(テラ)へ・・・. 東映アニメーション. 2024年6月1日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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