湯滝橋

湯滝橋
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 長野県飯山市
交差物件 千曲川
用途 道路橋
路線名 長野県道353号野沢上境停車場線
管理者 長野県北信建設事務所
施工者 舞鶴重工業
竣工 1964年昭和39年)
開通 1964年(昭和39年)11月5日
座標 北緯36度56分3.9秒 東経138度25分7.6秒 / 北緯36.934417度 東経138.418778度 / 36.934417; 138.418778 (湯滝橋)
構造諸元
形式 トラス橋桁橋
材料
全長 152.980 m
6.700 m
最大支間長 80.000 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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長野県道353号標識

湯滝橋(ゆたきばし)は、長野県飯山市千曲川に架かる長野県道353号野沢上境停車場線の橋長152.98 m(メートル)のトラス橋桁橋

概要

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橋名は付近の地名に由来する。江戸時代には湯治場の存在が記され、現在では橋のすぐ近くに湯滝温泉がある[1]

  • 形式 - 単純活荷重合成桁橋2連+鋼下路単純ワーレントラス橋1連+鋼単純活荷重合成桁橋1連
  • 橋格 - 第1種 (TL-20)
  • 橋長 - 152.980 m
    • 支間割 - 2×25.000 m + 80.000 m + 20.000 m
  • 幅員
    • 総幅員 - 6.700 m
    • 有効幅員 - 6.000 m
    • 車道 - 6.000 m
    • 歩道 - なし
  • 床版 - 鉄筋コンクリート
  • 施工 - 舞鶴重工業
  • 架設工法 - ケーブルクレーン工法

[2]

本橋下流370 mを境に千曲川は上流側が直轄管理区間として国土交通省北陸地方整備局千曲川河川事務所が、下流側は指定区間として長野県が河川管理を行っている[3][4]

歴史

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左岸から見た湯滝橋。

架橋以前には上境の渡し船が利用されていた[1]1933年昭和8年)に舟橋が架橋されるが、1934年昭和9年)9月に流失し[5]1936年(昭和11年)に木橋を架橋した[6][注釈 1]

1940年(昭和15年)に飛島組の施工により吊橋が架橋される[1][7]

トラス橋である現橋は1964年(昭和39年)11月5日に開通した[8]

いいやま湯滝温泉

1987年(昭和62年)6月に地元住民が作る上境温泉株式会社により温泉が本橋の右岸直下流に掘削され[1]1992年平成4年)12月6日に「いいやま湯滝温泉」として開業した[1][9]

脚注

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注釈

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  1. ^ 歴史の道路調査書XXXI 千曲川では、木橋が1935年に洪水のため流失したとする

出典

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  1. ^ a b c d e 長野県教育委員会『歴史の道路調査書XXXI 千曲川』(初版)長野県文化財保護協会、1992年6月20日、116, 117頁。 
  2. ^ 鐵骨橋梁年鑑 昭和31年版” (PDF). 鉄骨橋梁協会. pp. 158, 159. 2020年10月8日閲覧。
  3. ^ 長野県内の重要水防区域(国土交通省管理)”. 重要水防区域について. 長野県建設部河川課 (2020年7月8日). 2020年10月8日閲覧。
  4. ^ “国管理河川 中間を都道府県が管理 中抜け」ごく少数”. 信濃毎日新聞. (2019年10月24日). https://www.shinmai.co.jp/feature/typhoon19/article/201910/24024575.html 2020年10月8日閲覧。 
  5. ^ 湯滝橋1933”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年10月8日閲覧。
  6. ^ 湯滝橋1936”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年10月8日閲覧。
  7. ^ 湯滝橋1940”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年10月8日閲覧。
  8. ^ 湯滝橋1964-11-5”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年10月8日閲覧。
  9. ^ あの日あの頃 いいやま50年の記憶” (PDF). 飯山市. 2020年10月8日閲覧。

外部リンク

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