犀潟駅
犀潟駅 | |
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駅舎(2021年9月) | |
さいがた Saigata | |
所在地 | 新潟県上越市大潟区犀潟[1]600番地1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) 北越急行 |
電報略号 | サタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 595人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)5月13日[1][2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■信越本線(JR東日本) |
キロ程 | 7.1 km(直江津起点) |
◄黒井 (4.4 km) (2.3 km) 土底浜► | |
所属路線 | ■北越急行ほくほく線 |
キロ程 | 59.5 km(六日町起点) |
◄くびき (5.9 km) (- km) (黒井)*► | |
備考 | 共同使用駅(JR東日本の管轄駅) 業務委託駅 |
犀潟駅(さいがたえき)は、新潟県上越市大潟区犀潟にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・北越急行の駅である[1]。
両社の共同使用駅であり、管轄はJR東日本が行っている。
乗り入れ路線
[編集]JR東日本の信越本線と、北越急行のほくほく線が乗り入れ、接続駅となっている[1]。ほくほく線は当駅が終点であるが、大半の列車が信越本線を経て直江津駅まで直通運転されている[1]。
歴史
[編集]- 1897年(明治30年)5月13日:北越鉄道の駅として開業[1][2]。
- 1907年(明治40年)8月1日:北越鉄道が国有化され、帝国鉄道庁(国有鉄道)の駅となる[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[3]。
- 1997年(平成9年)3月22日:北越急行ほくほく線・六日町駅 - 犀潟駅間が全線開業、分岐駅となる[4]。
- 2015年(平成27年)3月14日:直江津駅のえちごトキめき鉄道への移管に伴い、地区管理駅を長岡駅に変更。
- 2022年(令和4年)9月30日:この日をもってみどりの窓口の営業を終了[5]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅[1]で、両ホームを跨線橋で結ぶ。
JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)が運営する業務委託駅で、管理駅は柏崎駅。
1番線北側に面する駅舎は、新潟県内の鉄道駅に現存するものとしては最古の木造駅舎である。有人改札、近距離きっぷ券売機(1台)・自動販売機・トイレなどがある。近距離きっぷ券売機における発売範囲のうち、ほくほく線方面は六日町までの取扱となっている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■信越本線 | 下り | 柏崎・長岡方面 | |
2 | ■ほくほく線 | 上り | 六日町方面[6] | |
■信越本線 | 上り | 直江津方面 | ほくほく線からの直通列車 | |
3 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- ほくほく線と信越本線の直通列車は、ダイヤにより1番線(六日町方面)・3番線(直江津方面)から発車する場合がある。
- 北陸新幹線が金沢駅に延伸する前まで運行されていた特急「はくたか」は上り列車が3番線、下り列車が1番線を通過し、くびき・土底浜方でほくほく線に転線していた。
- 待合室と改札口(2021年9月)
- ホーム(2021年9月)
利用状況
[編集]- JR東日本 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は595人である[JR 1]。
- 当駅で計上される乗車人員には実際の乗車人員に加え、ほくほく線から直通する列車で信越本線方面へ通過した「通過人員」の数も含まれる[1]。これは当駅がJR東日本と北越急行の境界駅であり、両社相互間の通過人員も全て当駅で乗降したものとみなし、実際の乗車人員と通過人員とを合算されることによるもので[注 1][7]、実際に当駅で乗降する利用者数はこの数値よりも少なく、上越市では近年における当駅の1日あたりの利用者数を「550人程度」としている[8]。また、この関係で、北陸新幹線開業前の2014年度(平成26年度)までと、開業後の2015年度(平成27年度)以降では、当駅以西の信越本線とほくほく線を経由していた、北陸方面とのアクセス特急の「はくたか」が廃止されたため、乗車人員は大幅に減少した。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
2000年(平成12年) | 3,959 | [JR 2] |
2001年(平成13年) | 4,065 | [JR 3] |
2002年(平成14年) | 4,140 | [JR 4] |
2003年(平成15年) | 4,107 | [JR 5] |
2004年(平成16年) | 3,924 | [JR 6] |
2005年(平成17年) | 4,132 | [JR 7] |
2006年(平成18年) | 4,356 | [JR 8] |
2007年(平成19年) | 4,437 | [JR 9] |
2008年(平成20年) | 4,424 | [JR 10] |
2009年(平成21年) | 4,227 | [JR 11] |
2010年(平成22年) | 4,213 | [JR 12] |
2011年(平成23年) | 4,195 | [JR 13] |
2012年(平成24年) | 4,588 | [JR 14] |
2013年(平成25年) | 4,738 | [JR 15] |
2014年(平成26年) | 4,449 | [JR 16] |
2015年(平成27年) | 704 | [JR 17] |
2016年(平成28年) | 719 | [JR 18] |
2017年(平成29年) | 700 | [JR 19] |
2018年(平成30年) | 694 | [JR 20] |
2019年(令和元年) | 706 | [JR 21] |
2020年(令和 | 2年)621 | [JR 22] |
2021年(令和 | 3年)590 | [JR 23] |
2022年(令和 | 4年)604 | [JR 24] |
2023年(令和 | 5年)595 | [JR 1] |
駅周辺
[編集]駅前は大潟区犀潟地区の中心地。国道8号に面している。
- 国道8号(直江津バイパス)
- 新潟県道129号犀潟柿崎線
- 新潟県道468号大潟上越線
- 新潟県道253号浦川原犀潟停車場線
- 犀潟郵便局
- 第一工業製薬 大潟工場
- 国立病院機構さいがた医療センター
- 直江津電子工業
- INPEXメガソーラー上越
- 国際石油開発帝石が運営する太陽光発電所。旧:帝石トッピング・プラント頸城製油所の立地にあたる。
- ブルボン 大潟工場
バス路線
[編集]2020年4月時点での情報を示す[9]。頸城区中心部への路線(25)と信越本線の並行路線(1)がある。
- 「犀潟駅前」バス停
- 頸北観光バス
- 25 犀潟駅線
- 「犀潟駅入口」バス停(駅から北西に徒歩3分、県道129号沿い)
- 頸城自動車
- 1 上越大通り線
隣の駅
[編集]- 北越急行
- ■ほくほく線(当駅 - 直江津駅間JR東日本信越本線)
- くびき駅 - 犀潟駅 - (一部黒井駅) - 直江津駅
脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]- ^ そのため上越市の統計では、犀潟駅の1日平均乗車人員を「乗車人員と通過人員を分離できない」として計上していない。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、22頁。
- ^ a b c d 石野 1998, p. 582.
- ^ 石野 1998, p. 583.
- ^ 石野 1998, p. 458.
- ^ “駅の情報(犀潟駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月8日閲覧。
- ^ “時刻表 犀潟駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月11日閲覧。
- ^ 鉄道旅客の輸送状況(乗車人員) - 上越市 - WARPによるアーカイブ
- ^ “上越市議会 平成25年第3回定例会(市議会会議録の検索と閲覧)”. 上越市 (2013年6月14日). 2015年2月28日閲覧。
- ^ “上越市内公共交通総合時刻表”. 上越市. 2020年4月2日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。
参考文献
[編集]- 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。