荻川駅
荻川駅 | |
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東口(2021年9月) | |
おぎかわ Ogikawa | |
◄さつき野 (2.3 km) (4.9 km) 亀田► | |
所在地 | 新潟市秋葉区中野三丁目5-1[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■信越本線 (■磐越西線直通含む) |
キロ程 | 124.9 km(直江津起点) |
電報略号 | オキ←ヲキ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 1,842人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)11月20日[* 1][1] |
備考 | 業務委託駅 |
荻川駅(おぎかわえき)は、新潟県新潟市秋葉区中野にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1917年(大正6年)9月4日:鉄道院の荻川信号場として新設。
- 1926年(大正15年)11月20日:荻川駅に昇格[1]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:業務委託駅化(日本交通観光社受託)[2]。
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1991年(平成3年)10月1日:みどりの窓口開設[4]。
- 2004年(平成16年)12月16日:自動改札機使用開始[5]。
- 2006年(平成18年)1月21日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[6]。
- 2022年(令和4年)9月30日:みどりの窓口営業終了[7]。
駅舎改修
[編集]1986年(昭和61年)12月1日に、国鉄の新潟鉄道管理局(現・JR東日本新潟支社)管内に所在する駅としては初[8]の橋上駅舎として運用が開始された現在の駅舎は、改築以降は大規模な改修が行われず、駅構内及び自由通路にはエレベーターなどバリアフリーに対応する設備が不足していたことから、市民からはエレベーターの設置を求める意見が寄せられていた[9]。
これらを受け、新潟市とJR東日本新潟支社では駅設備バリアフリー化を進める一環として、当駅についても2014年(平成26年)春からエレベーター新設と、これまで未設置だった西口駅前広場整備に着手した。まず同年10月4日から2番線と西口側のエレベーター計2基の運用が開始され、西口側の階段は広場整備に伴い閉鎖された。その後2015年(平成27年)2月21日から1番線と東口側のエレベーター計2基の運用が開始され、改築された西口側の階段は3月1日から使用が再開された[10]。
- エレベーター整備前の東口(2004年7月)
- 改修に伴い設置された駐輪場(2019年7月)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎を備える[1]。
新津駅管理の業務委託駅(JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)が受託)。
2階コンコースには有人改札口・自動改札機・自動券売機(多機能券売機併設[7])が設置されている。
ホームには花壇が設けられており、環境づくりの取組みは「第1回新潟県美しい町づくりコンクール」に入選している[11]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■信越本線 | 上り | 新津・長岡方面 |
2 | 下り | 新潟方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- バリアフリー対策として、改札内コンコースと両ホームを連絡するエレベーターが計2基設置されている。
- 自由通路(荻川駅東西自由通路)は新潟市秋葉区の建設課が管理しており、駅舎は自由通路に面する2階に設けられている。元々の出入口は現在の東口側だけであったが、前掲の通り1986年12月1日に現駅舎の運用が開始された。バリアフリー対策として、東口側・西口側にエレベーターが各1基設置されている。
- 改札口(2021年9月)
- ホーム(2021年9月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は1,842人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
2000年(平成12年) | 2,040 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 1,994 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 1,917 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 1,891 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 1,913 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 1,920 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 1,915 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 1,955 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 1,965 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 1,937 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 1,907 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 1,859 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 1,875 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 1,924 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 1,833 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 1,892 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 1,907 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 1,912 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 1,922 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 1,943 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)1,661 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)1,707 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)1,759 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)1,842 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]周辺は主に住宅地となっており[1]、東口側には商店等の店舗の集積も見られる[12]。
東口
[編集]- 新潟県道102号荻川停車場線
- JA新津さつき 荻川支店
- 第四北越銀行 荻川支店[13]
- 荻川郵便局
西口
[編集]- ウオエイ荻川店
- 荻川地区コミュニティーセンター
- 新潟市立荻川小学校
バス路線
[編集]2019年6月現在では東口側から、横越地区で運行している住民バス「横バス」が発着する。バス停は東口から徒歩2分、第四北越銀行向かいに設置されている。平日のみの運行であり、土休日と年末年始は全便運休となる。
- ■南ルート:横越出張所行
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月11日、25頁。
- ^ 「新鉄では幹線を対象」『交通新聞』交通協力会、1970年10月3日、1面。
- ^ 『東西通路開設へ 新駅舎近く着工 信越線荻川駅』昭和61年3月21日新潟日報下越版
- ^ 日本経済新聞 平成3年9月29日地方経済面新潟
- ^ 『平成16年11月27日(土)新潟駅で自動改札使用開始!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2004年11月27日。オリジナルの2006年1月8日時点におけるアーカイブ 。2021年1月8日閲覧。
- ^ 『2006年1月21日(土)新潟エリアSuicaデビュー!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2005年9月21日。オリジナルの2006年1月5日時点におけるアーカイブ 。2021年1月8日閲覧。
- ^ a b “駅の情報(荻川駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月8日閲覧。
- ^ 『広報にいつ』第578号 1987年1月15日 p.1 荻川駅・東西自由通路が完成 新津市
- ^ 荻川駅エレベーター設置工事の早期着工について - 区長への手紙 新潟市秋葉区(2014年2月10日更新)同年9月11日閲覧
- ^ 『あきは区役所だより』 第189号 2015年2月15日 p.2 荻川駅がバリアフリー化 (PDF)
- ^ 『広報にいつ』第154号 1966年11月25日 p.1 花と緑の荻川駅 新津市
- ^ “荻川商工会加盟店マップ”. 荻川商工会. 2020年10月18日閲覧。
- ^ 旧北越銀行店舗。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(荻川駅):JR東日本