土部

康熙字典 214 部首
囗部 土部 士部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

土部(どぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。

康熙字典214部首では32番目に置かれる(3画の3番目)。

概要

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「土」の字は大地を意味する。

説文解字』では地中に象った「二」から物が生まれ出ることを「」で表した指事文字とするが、甲骨文字を見ると、大地を表す横画の上に「◇」のような柱状の造形物がある形であり、積まれた土塊に象るか、「社」の本字で道祖神のような土地を守る神に象っているとされる。

偏旁の意符としては土の種類・地形・境域・土器・建造物などに関わることを示す。

また他の部首の異体字(崎(山部)と埼(日本では「埼」は「埼玉県」という地名に使うため「崎」の異体字として扱わないことが多い)、廛(广部)と壥、樽(木部)と墫、牆(爿部)と墻、野(里部)と埜)が存在する。

土部はこのような意符を構成要素に持つ漢字および「土」の字形を筆画として持つ漢字を収める。なた現代の中国の簡体字の部首分類法では、土部と士部は統合されている。

部首の通称

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  • 日本:つち・つちへん・どへん
  • 中国:提土旁
  • 韓国:흙토부(heuk to bu、つちの土部)
  • 英米:Radical earth

部首字

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例字

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