さよならゲーム
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さよならゲーム | |
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Bull Durham | |
監督 | ロン・シェルトン |
脚本 | ロン・シェルトン |
製作 | トム・マウント マーク・バーグ |
製作総指揮 | デヴィッド・V・レスター |
出演者 | ケビン・コスナー スーザン・サランドン ティム・ロビンス |
音楽 | マイケル・コンヴァーティノ |
撮影 | ボビー・バーン |
編集 | ロバート・レイトン アダム・ウェイス |
配給 | オライオン・ピクチャーズ ワーナー・ブラザース |
公開 | 1988年6月15日 1988年9月23日 |
上映時間 | 107分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $7,000,000 (概算)[1] |
興行収入 | $50,888,729[2] |
『さよならゲーム』(Bull Durham)は、1988年に公開されたアメリカ合衆国の映画作品。ロン・シェルトン監督。上映時間107分。アメリカ合衆国のマイナーリーグの球団ダーラム・ブルズが舞台。
監督・脚本を担当したロン・シェルトンは、かつて野球選手としてマイナーリーグでプレーした経験がある。この映画でティム・ロビンスが演じているエビー・ラルーシュという若い投手のモデルとなったのは、シェルトンのチームメイトであったスティーブ・ダルコウスキーである[3]。
ストーリー
[編集]冴えないマイナーリーグの中年キャッチャーのクラッシュは新人ピッチャーであるエビーの教育係として呼び出される。当初、エビーは腕はあるが、コントロールが出来ず、頭も弱いので上手く育成できなかった。そこへ野球信者である教師の女性アニーが来てクラッシュに思いをよせるが、クラッシュは表面上これを拒否する。そのうち関心はエビーへと移り、エビーはクラッシュのもとで成長していくなかで、クラッシュはアリーに自分の思いをどうしていくかの三角関係を中心に野球への熱い思いを描く。
スタッフ
[編集]- 監督 ロン・シェルトン
- 製作 トム・マウント、マーク・バーグ
- 製作総指揮 デヴィッド・V・レスター
- 脚本 ロン・シェルトン
- 撮影 ボビー・バーン
- 音楽 マイケル・コンヴァーティノ
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |||
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テレビ朝日版 | JAL機内上映版 | ANA機内上映版 | 機内上映版3 | ||
ローレンス・"クラッシュ"・デービス | ケビン・コスナー | 津嘉山正種 | 有川博 | 津嘉山正種 | 若本規夫[4] |
アニー・サヴォイ | スーザン・サランドン | 小山茉美 | 弥永和子 | 谷育子 | |
エビー・カルヴィン・"ヌーク"・ラルーシュ | ティム・ロビンス | 安原義人 | 池田秀一 | 中尾隆聖 | |
ジョー・"スキップ"・リギンス | トレイ・ウィルソン | 富田耕生 | 小林修 | 大宮悌二 | |
ラリー・ホケット | ロバート・ウール | 田中亮一 | 筈見純 | 飯塚昭三 | |
ジミー | ウィリアム・オリアリー | 難波圭一 | 鈴木勝美 | 星野充昭 | |
ボビー | デイビッド・ネイドルフ | 小形満 | 秋元羊介 | 喜多川拓郎 | |
ディーク | ダニー・ガンズ | 沢木郁也 | 小野健一 | 藤田昇 | |
トニー | トム・シラルディ | 荒川太郎 | 星野充昭 | 森一 | |
ミッキー | ロイド・ウィリアムズ | 中博史 | 小室正幸 | ||
ホセ | リック・マーザン | 星野充昭 | 大滝進矢 | 石塚運昇 | |
ミリー | ジェニー・ロバートソン | 岡本麻弥 | 松井菜桜子 | 佐久間レイ | |
テディ | ガーランド・バンティング | 藤本譲 | 村松康雄 | ||
審判 | スティーブン・ウェア | 福田信昭 | 池田勝 | 島香裕 | |
サンディ・グライムス | ヘンリー・G・サンダース | 辻親八 | 田口昴 | ||
ウェイトレス | シャーリー・アン・リッター | 喜田あゆみ | 鈴木祐子 | ||
マックス・パトキン | 本人 | 上田敏也 | 北村弘一 | 伊井篤史 |
- テレビ朝日版:初回放送1991年11月17日『日曜洋画劇場』
- JAL機内上映版:日本航空にて上映されたもの。スターチャンネルにて2023年4月19日放送[5]。
- ANA機内上映版:全日空にて上映されたもの。スターチャンネルにて2023年8月7日放送[6]。
- 機内上映版3:グロービジョン製作。
評価
[編集]レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは72件のレビューで支持率は97%、平均点は8.00/10となった[7]。Metacriticでは16件のレビューを基に加重平均値が73/100となった[8]。
受賞
[編集]- 全米映画批評家協会賞 脚本賞:受賞
- NY批評家協会賞脚本賞:受賞
- LA批評家協会賞脚本賞:受賞
脚注
[編集]- ^ Box_office_/_business_for_Bull_Durham
- ^ “Bull Durham (1988)” (英語). Box Office Mojo. 2011年2月14日閲覧。
- ^ https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/04/26/kiji/20200426s00001007009000c.htm
- ^ dortmunder_kのツイート(381059390389776384)
- ^ “さよならゲーム[吹]機内上映版”. (2023年3月5日) 2023年3月5日閲覧。
- ^ “さよならゲーム[吹]機内上映(津嘉山正種)版”. www.star-ch.jp. スターチャンネル. 2023年6月23日閲覧。
- ^ "Bull Durham". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2022年10月27日閲覧。
- ^ "Bull Durham" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2022年10月27日閲覧。