シェキドル

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シェキドル
出身地 日本の旗 日本
ジャンル J-POP
活動期間 2000年 - 2002年
レーベル zetima
事務所 グリーンパーク・ミュージック
共同作業者 つんく♂
新堂敦士
高橋諭一
メンバー 北上アミ
末永真己
荒井紗紀
旧メンバー 大木衣吹

シェキドル(Sheki-Dol)は、2000年デビューした日本女性歌手グループで、ハロー!プロジェクトの一員。

概要[編集]

当時のハロプロメンバーはアップフロントプロモーション(当時は「アップフロントエージェンシー」)に所属していたがシェキドルはグリーンパーク・ミュージック(現エスプロ)に所属していた。音楽プロデューサーつんく♂[1]。ユニット名は、熱いイメージの少女と言う意味の「赤道ドール」と「Shake It」を掛けている[1]

ハロー!プロジェクト内の他の多くのタレント、ユニットと異なり、ロック調の楽曲が特徴[2]。ロックの楽しさを味わい、その意志を強めるために、路上ライブも経験していた[3]。1枚目のシングル「心のフェロモン」はインディーズであり[1]、インディーズのレーベルからデビューというのも、つんくファミリーの中では初めてであった[3]

2002年、体調不良による末永の脱退をきっかけに解散。活動期間は2年に満たなかった。

メンバー[編集]

解散時のメンバー[編集]

  • 北上アミ(きたがみ アミ、1980年7月22日 - )
    • 本名、領毛あゆみ(りょうけ あゆみ)。解散後は本名名義でソロタレント活動。
  • 末永真己(すえなが まみ、1980年10月23日 - )
    • 本名同じ。活動中に体調不良を訴え、入院。その後体調が回復した後、作詞家・コーラス家に転向。玉置成実コーラスSister Qの作詞家として活動。2007年9月、ソロ・プロジェクト「」として島崎貴光プロデュースでデビュー。
  • 荒井紗紀(あらい さき、1978年3月8日 - )
    • 本名、荒井沙紀(読みは同じ)。解散後はソロでライブ活動や女流舟券師として活動[4]。その後海外留学を経て、再び音楽活動を開始している。また、本人のブログも開設されている。2009年にプロサッカー選手堀之内聖(当時浦和レッズ所属)と結婚[5]

途中脱退したメンバー[編集]

  • 大木衣吹(おおき いぶき、1982年3月2日 - )
    • 解散後はEVEKI名義でソロシンガー活動[6]

略歴[編集]

2000年
2001年
  • 1月7日、ハロモニ。大新年会に出演。
  • 3月、末永真己が加入し、3人ユニットとなる。
  • 3月31日、Hello! Project大運動会に参加。背番号「筋」「肉」「質」。
  • 夏、大木衣吹がソロシンガーを目指して脱退、替わって荒井紗紀が加入。
  • 11月、日本体育大学学園祭出演予定が、火災により中止。
  • 12月、「愛は無敵 〜二十歳の夜の誓い〜」でメジャーデビュー。
  • 12月、ハロー!プロジェクト離脱を発表。
2002年
  • 1月、末永真己が体調不良を訴え、入院したが、一向に良くなる気配が無く、解散。

音楽[編集]

シングル[編集]

インディーズ
  1. 心のフェロモン(2000年11月1日)
    • 「アイドルをさがせ!」エンディングテーマ
    • 「さんまのSUPERからくりTV」 エンディングテーマ[7]
  2. 徹底的運命(2001年4月13日、SPRE-9005/TGCS-1117)
  3. 全体的に大好きです。(2001年6月27日)
メジャー
  1. 愛は無敵〜二十歳の夜の誓い〜(2001年12月5日)

出演[編集]

ラジオ[編集]

  • ファンキー☆モンキー☆シェキ☆(bayfm

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 「つんくの末っ子「シェキドル」はロックな妹」『スポーツニッポン』スポーツニッポン新聞社、2000年11月4日、56面。
  2. ^ 「新曲コーナー「心のフェロモン」シェキドルほか」『読売新聞読売新聞社、2000年11月15日、東京夕刊、8面。
  3. ^ a b 「つんくファミリー新加入「シェキドル」インディーズからデビュー」『産経新聞産業経済新聞社、2000年12月18日、大阪夕刊、7面。
  4. ^ 荒井沙紀”. プレミアムエンターテイメント. 2020年10月27日閲覧。
  5. ^ 荒井紗紀. “ご報告。”. 荒井沙紀 official blog. 2009年1月9日閲覧。
  6. ^ EVEKI(大木衣吹). “EVEKI OFFICIAL HOMEPAGE”. 2005年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年7月6日閲覧。
  7. ^ 心のフェロモン”. アップフロントワークス. 2020年10月25日閲覧。
  8. ^ (3ページ目)Buono!、きら☆レボから、こぶしファクトリーまで ハロプロ×アニソンを俯瞰する”. Real Sound (2016年7月26日). 2020年10月18日閲覧。