ドラキュラZERO
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ドラキュラ ZERO | |
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Dracula Untold | |
監督 | ゲイリー・ショア |
脚本 | マット・サザマ バーク・シャープレス |
原作 | ブラム・ストーカー 『吸血鬼ドラキュラ』 |
製作 | マイケル・デ・ルカ トーマス・タル |
出演者 | ルーク・エヴァンス サラ・ガドン ドミニク・クーパー アート・パーキンソン チャールズ・ダンス |
音楽 | ラミン・ジャヴァディ[1] |
撮影 | ジョン・シュワルツマン |
製作会社 | ユニバーサル・ピクチャーズ レジェンダリー・ピクチャーズ Michael De Luca Productions レラティビティ・メディア |
配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 | 2014年8月6日 2014年10月3日 2014年10月17日 2014年10月31日 |
製作国 | アメリカ合衆国 イギリス 日本[2] |
言語 | 英語 |
製作費 | $70,000,000[3][4][5] |
興行収入 | $189,954,655[6] 4億1500万円[7] |
『ドラキュラ ZERO』(ドラキュラ ゼロ、原題: Dracula Untold)は、15世紀に実在したヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)の史実にアイルランド人の小説家ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』を織り交ぜた上で、ゲイリー・ショア監督によって2014年にアメリカ合衆国で製作されたアクションホラー映画である。
映画の主な撮影が北アイルランドで2013年8月5日に始まった。フランスでは2014年8月6日、イギリスでは同年10月3日、アメリカでは同年10月17日、日本では同年10月31日に公開された。
キャッチコピーは「その男、悪にして英雄。愛する者のため、悪にこの身を捧げよう―」。
あらすじ
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
15世紀、オスマントルコという強大な勢力を誇る帝国があった。オスマンには、兵力増強のため『支配下にある国々に奴隷として子供1000人を差し出させる』という鉄の掟があった。トランシルヴァニアのワラキア公国君主として国を治めるヴラドも、幼少期、先代君主であった父によってオスマン帝国へ差し出された過去があった。幼くして戦地に投げ出されたヴラドはそこで闘いを学び、やがて『串刺し公』と呼ばれて敵を震え上がらせる非情な戦士へと変貌する。その働きにより恩赦が与えられ祖国に還る事を許されたヴラドは、自らの残忍な行いを悔い改め、公国で穏やかな日々を過ごしていた。
しかし、それから幾年もの月日が流れたある日、また悪夢がやってくる。オスマン帝国皇帝メフメト2世よりの使者ハムザ・ベイは、「王が子供1000人の差し出しを望んでいる」と掟の復活を告げる。1000人にはヴラドの息子も含まれるが、逆らえば民は根絶やしになる。妻ミレナは我が子を差し出す事に強く反発するが、息子は国を憂いて自ら帝国の奴隷となることを選ぶ。しかし我が苦渋の選択と息子の英断に水を差すハムザの無礼な物言いに、ヴラドはメフメトとの決別を決意しハムザら使者一行を斬り捨てる。
いずれ押し寄せる帝国の軍勢に対抗するため、ヴラドは牙の山に住むという魔物に救いを求めるが、魔物は「自らが魔物となって敵を滅ぼせばよい」と答えるのだった。こうしてヴラドはヴァンパイアとなり、3日の猶予が与えられる。誰にもヴァンパイアだと悟られぬようにしながら、3日という制限の中、血への激しい渇望を抑えつつ、太陽・聖水・銀を弱点としながら、民を守り、敵の大群を薙ぎ払い、誰にも頼ることの出来ない孤独な戦いに身を投じ、傷つき消耗していくのだった。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- ヴラド・ドラキュラ - ルーク・エヴァンス(東地宏樹)
- ミレナ - サラ・ガドン(弓場沙織)
- メフメト2世 - ドミニク・クーパー(伊藤健太郎)
- インゲラス - アート・パーキンソン(田村睦心)
- 古来のヴァンパイア - チャールズ・ダンス(堀勝之祐)
- ドゥミトルー - ディアミッド・マルタ(小田柿悠太)
- 修道士ルシアン - ポール・ケイ
- カザン - ウィリアム・ヒューストン(糸博)
- ペトル指揮官 - ノア・ハントリー: 護衛の指揮官
- シミオン - ロナン・ヴィバート: 賢者
- シュケルジム - ザック・マッゴーワン(後藤ヒロキ): ジプシーの長
- ハムザ・ベイ - フェルディナンド・キングズリー
- オマー将軍 - ジョセフ・ロング
- ブライト・アイズ - トール・クリスティアンソン: 元奴隷でオスマン帝国軍の暗殺者
評価
[編集]受賞
[編集]その他
[編集]- 日本版イメージソングは、ロックバンドVAMPSが担当。
- 日本版イメージキャラクターにはタレントのローラが起用され、ドラキュラをイメージした妖艶な衣装を身に纏ったCMが作られた。
- コナミの「悪魔城ドラキュラシリーズ」とのコラボ[9]をはじめ、東京の「ヴァンパイアカフェ」[10]、大阪の「アルカード」[11]といったコンセプトレストランとのコラボメニューなど、ドラキュラに繋がりがあるコンテンツとのコラボレーションが多数行われている。
- 圧倒的に死者が多い作品としても知られる[12]。
脚注
[編集]- ^ “Ramin Djawadi to Score ‘Dracula Untold’”. FilmMusicReporter 2014年2月10日閲覧。
- ^ http://explore.bfi.org.uk/53c99d8c0e8d7
- ^ Scott Bowles (October 9, 2014). “‘Gone Girl’ Could Face Another Box Office Barn Burner With ‘Dracula’, ‘Alexander’, ‘Judge’ – B.O. Preview”. Deadline.com. October 10, 2014閲覧。
- ^ Rebecca Ford (October 10, 2014). “Box Office: 'Dracula Untold' Earns $1.3 Million Thursday Night”. The Hollywood Reporter. October 10, 2014閲覧。
- ^ Dave McNarry (October 10, 2014). “Box Office: ‘Dracula Untold’ Comes Alive with $1.3 Million at Latenight Shows”. Variety. October 10, 2014閲覧。
- ^ “Dracula Untold (2014)”. Box Office Mojo. October 12, 2014閲覧。
- ^ 「キネマ旬報」2015年3月下旬号 73頁
- ^ “『インターステラー』最多6冠!第41回サターン賞発表”. シネマトゥデイ (2015年6月29日). 2015年6月29日閲覧。
- ^ 悪魔城ドラキュラ×ドラキュラZERO チケットキャンペーン
- ^ 最新情報|ダイヤモンドダイニング
- ^ 宴会や女子会、誕生日会にご利用頂ける各コースをご紹介|難波駅すぐのコンセプトレストランALUCARD(アルカード)
- ^ “ハリウッド映画内の死亡者数1位は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2016年10月18日) 2021年2月24日閲覧。