プログレスM-25M
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任務種別 | ISS 補給船 |
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運用者 | ロシア連邦宇宙局 |
COSPAR ID | 2014-067A |
SATCAT № | 40292 |
特性 | |
宇宙機種別 | プログレス-M (11F615A60) |
製造者 | RKKエネルギア |
任務開始 | |
打ち上げ日 | 2014年10月29日 7時9分43秒 (UTC)[1] |
ロケット | ソユーズ-2.1a |
打上げ場所 | バイコヌール 31/6[1] |
任務終了 | |
廃棄種別 | 軌道離脱処分 |
減衰日 | 2015年4月26日 13時0分 (UTC) |
軌道特性 | |
近点高度 | 418 km[2] |
遠点高度 | 423 km[2] |
傾斜角 | 51.64度[2] |
軌道周期 | 92.85分[2] |
元期 | 2014年11月1日 13時51分47秒 (UTC)[2] |
ISSのドッキング(捕捉) | |
ドッキング | ピアース 天底 |
ドッキング(捕捉)日 | 2014年10月29日 13時8分 (UTC) |
分離日 | 2015年4月25日 6時41分14秒 (UTC)[3] |
dock時間 | 177日17時間33分 |
輸送 | |
重量 | 2351 kg |
プログレスM-25M (ロシア語: Прогресс М-25М)はロシア連邦宇宙局が2014年に国際宇宙ステーション(ISS)の補給のために打ち上げたプログレス補給船。NASAやJAXAではプログレス57、57Pとも称される[4]。プログレスM-25Mは6時間ランデブー方式でISSに打ち上げられた。プログレス-M改良型(11F615A60)としては25機目の打ち上げであり、シリアル番号は424番だった[5]。
運用
[編集]プログレスM-25Mはロシアが貸借しているカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から2014年10月29日7時9分(GMT)に打ち上げられた[6]。これは改良型であるソユーズ-2.1aのISS向け計画での初飛行であった[7]。また、GLONASSなどからの情報を使用する、ASN-Kと呼ばれる新しい航法装置が搭載、使用されていた。
プログレスM-25Mは打ち上げ6時間より短い2014年10月29日13時8分(GMT)にピアースにドッキングした。
その後6ヶ月弱の間ドッキングを続け、2015年4月25日6時41分14秒(UTC)にISSからドッキングを解除し、翌26日に太平洋上に落下処分された。
搭載貨物
[編集]プログレスは第41次長期滞在の乗組員向けに2351kgの貨物を搭載していた[8]。
食料、燃料、補給品などであり、880kgの燃料、22kgの酸素、26kgの空気、420kgの水、1283kgの補給品、実験機器などの貨物が積まれていた。
註
[編集]- ^ a b McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 29 October 2014閲覧。
- ^ a b c d e Peat, Chris (1 November 2014). “PROGRESS-M 25M - Orbit”. Heavens-Above. 25 January 2015閲覧。
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2015年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月5日閲覧。
- ^ William Graham, Pete Harding, Chris Bergin (October 29, 2014). “Russian Progress M-25M docks with the ISS”. NASASpaceflight.com. 2015年10月30日閲覧。
- ^ “Progress-M 1M - 29M (11F615A60, 7KTGM)”. GUNTER'S SPACE PAGE. 2015年10月30日閲覧。
- ^ William Harwood (23 July 2014). “Russians launch Progress supply ship to space station”. Spaceflight Now. 2015年10月30日閲覧。
- ^ Anatoly Zak (2014年10月29日). “Progress M-25M flies on a modified Soyuz rocket”. RussianSpaceWeb.com. 2015年10月30日閲覧。
- ^ “Progress M-25M” (ロシア語). Roscosmos (2014年10月29日). 2015年10月30日閲覧。