寺島アキ子
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寺島 アキ子 (てらじま あきこ、本名:寺嶋 秋子(てらじま あきこ)、1926年6月17日 - 2010年12月24日[1])は、日本の脚本家。
人物・経歴
[編集]関東州(現中華人民共和国)大連市生まれ[2]。文化学院卒業後、東宝演劇研究会をへて1948年に新協劇団に入り[2]、『生活の歌』『モルモット』『機械の中の青春』などの戯曲を発表。1958年、フリーとなり、テレビ・ラジオのドラマ創成期以降、『判決』『三匹の侍』『あね、いもうと』『ごめんねママ』[3]などの脚本を手がける。また、独立プロ系で『翼は心につけて』『想い出のアン』『母さんの樹』[4]などの映画のシナリオも書き、テレビアニメ『てんとう虫の歌』『昆虫物語 みなしごハッチ』も一部担当した。1966年日本放送作家組合(現・日本脚本家連盟)設立に参加、常務理事となる[2]。
2010年12月24日、末梢性T細胞リンパ腫のため東京都内の自宅で死去。84歳没[1]。
著書
[編集]- 『働いて愛した女たち』(学習の友社、1980年3月)
- 『したたかに生きた女たち』(学習の友社、1982年12月)
- 『旅の記憶』(汐文社、1986年3月)
- 『女たちの世紀へ』(ピープル、2004年11月)
- 『わたしの東京地図』(ピープル、 2006年)