小岩井駅
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小岩井駅 | |
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駅舎(2024年5月) | |
こいわい Koiwai | |
◄大釜 (4.5 km) (5.5 km) 雫石► | |
所在地 | 岩手県滝沢市大釜風林[報道 1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■田沢湖線 |
キロ程 | 65.1 km(大曲起点) |
電報略号 | コイ←コヰ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 351人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)6月25日[報道 1][1] |
備考 | 無人駅[新聞 1][新聞 2] |
小岩井駅(こいわいえき)は、岩手県滝沢市大釜風林[報道 1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)田沢湖線の駅である。
歴史
[編集]- 1921年(大正10年)6月25日:鉄道省橋場軽便線(現・田沢湖線)盛岡駅 - 雫石駅間開通時に開設[1]。
- 1922年(大正11年)9月2日:線路名称を改定。橋場軽便線が橋場線へ改称し、同線の駅となる[1]。
- 1966年(昭和41年)10月20日:線路改称を再改定。橋場線が田沢湖線へ編入し、同線の駅となる[1]。
- 1974年(昭和49年)7月20日:貨物取扱を廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱いを廃止[1]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:当駅駅長を廃止し、雫石駅管理下となる(駅員配置は日交観職員配置により継続)[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[1]。
- 2016年(平成28年)10月1日:雫石駅駅員の派遣を中止し、業務委託化。
- 2018年(平成30年)4月1日:雫石駅の業務委託化に伴い、盛岡駅管理下となる。
- 2023年(令和5年)
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[3][報道 4]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅である。両ホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を備える。
盛岡駅管理の無人駅である[新聞 1][新聞 2]。以前は業務委託駅(JR東日本東北総合サービス受託)であった[4]。簡易Suica改札機が設置されている[報道 2]。
駅舎は開設年の1921年(大正10年)に建築された[報道 1][新聞 1][新聞 2]。木造平屋建てで床面積87平方メートルである[報道 1][新聞 2]。
JR東日本盛岡支社では2023年(令和5年)5月以降、大正時代の開設当初の姿を復元する形で待合室拡張とリニューアル・外壁の塗り替え・屋根の瓦屋根への葺き替え、無人化に伴い不要となった駅事務室のフリースペースへの改装などの工事を行い、同年12月3日に改修が完了し、同時に駅舎は滝沢市へ譲渡されている[報道 1][報道 5][新聞 1][新聞 2][新聞 3]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■田沢湖線 | 上り | 盛岡方面[5] |
2 | 下り | 雫石方面[5] |
- 駅舎内(2024年5月)
- 簡易Suica改札機(2024年5月)
- ホーム(2024年5月)
- リニューアル前の駅舎(2007年7月)
- リニューアル前の駅舎内(2007年1月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2000年度(平成12年度) - 2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 590 | [利用客数 1] | ||
2001年(平成13年) | 597 | [利用客数 2] | ||
2002年(平成14年) | 606 | [利用客数 3] | ||
2003年(平成15年) | 624 | [利用客数 4] | ||
2004年(平成16年) | 634 | [利用客数 5] | ||
2005年(平成17年) | 639 | [利用客数 6] | ||
2006年(平成18年) | 629 | [利用客数 7] | ||
2007年(平成19年) | 622 | [利用客数 8] | ||
2008年(平成20年) | 610 | [利用客数 9] | ||
2009年(平成21年) | 591 | [利用客数 10] | ||
2010年(平成22年) | 569 | [利用客数 11] | ||
2011年(平成23年) | 534 | [利用客数 12] | ||
2012年(平成24年) | 86 | 445 | 531 | [利用客数 13] |
2013年(平成25年) | 85 | 448 | 534 | [利用客数 14] |
2014年(平成26年) | 80 | 411 | 491 | [利用客数 15] |
2015年(平成27年) | 83 | 412 | 496 | [利用客数 16] |
2016年(平成28年) | 81 | 386 | 468 | [利用客数 17] |
2017年(平成29年) | 80 | 381 | 462 | [利用客数 18] |
2018年(平成30年) | 77 | 366 | 444 | [利用客数 19] |
2019年(令和元年) | 72 | 356 | 428 | [利用客数 20] |
2020年(令和 | 2年)46 | 324 | 370 | [利用客数 21] |
2021年(令和 | 3年)44 | 306 | 351 | [利用客数 22] |
駅周辺
[編集]- 小岩井郵便局
- 滝沢市営小岩井運動場
- 国道46号
- 岩手県道131号小岩井停車場線
- 岩手県道219号網張温泉線
バス路線
[編集]岩手県交通盛岡駅、小岩井農場、滝沢方面の路線バスとデマンドバスのあねっこバスが発着する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、496頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』号外、日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12頁。
- ^ “駅の情報(小岩井駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月1日閲覧。
- ^ “JR東日本東北総合サービス株式会社が運営する受託駅一覧” (PDF). JR東日本東北総合サービス (2022年4月1日). 2023年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月20日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(小岩井駅)”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月9日閲覧。
報道発表資料
[編集]- ^ a b c d e f 『JR田沢湖線「小岩井駅」駅舎譲渡に伴う工事着手のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)滝沢市 / 東日本旅客鉄道盛岡支社、2023年4月17日。オリジナルの2023年4月17日時点におけるアーカイブ 。2023年4月20日閲覧。
- ^ a b 『2023年5月27日(土)北東北3エリアで Suica がデビューします!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社・秋田支社、2022年12月12日。オリジナルの2022年12月12日時点におけるアーカイブ 。2022年12月12日閲覧。
- ^ 『北東北3県におけるSuicaご利用エリアの拡大について 〜2023年春以降、青森・岩手・秋田の各エリアでSuicaをご利用いただけるようになります〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年4月6日。オリジナルの2021年4月6日時点におけるアーカイブ 。2021年4月6日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月11日閲覧。
- ^ 『JR田沢湖線「小岩井駅」の復元リニューアルを記念して「記念式典 & こいわいえきまつり」を開催します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社 / 滝沢市 / 小岩井農牧、2023年11月14日。オリジナルの2023年12月9日時点におけるアーカイブ 。2023年12月9日閲覧。
新聞記事
[編集]利用状況
[編集]- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月31日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(小岩井駅):JR東日本