羽後長野駅
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| 羽後長野駅 | |
|---|---|
 駅舎（2009年5月） | |
| うごながの Ugo-Nagano | |
| ◄鑓見内 (3.3 km) (3.0 km) 鶯野► | |
 | |
| 所在地 | 秋田県大仙市長野字柳田199-2 |
| 所属事業者 | 東日本旅客鉄道（JR東日本） |
| 所属路線 | ■田沢湖線 |
| キロ程 | 11.0 km（大曲起点） |
| 電報略号 | ウカ |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 2面2線 |
| 乗車人員 -統計年度- | 68人/日（降車客含まず） -2022年- |
| 開業年月日 | 1921年（大正10年）7月30日[1] |
| 備考 | 簡易委託駅 |
羽後長野駅（うごながのえき）は、秋田県大仙市長野字柳田にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）田沢湖線の駅である。
歴史[編集]
年表[編集]
- 1921年（大正10年）7月30日：鉄道省生保内軽便線（現・田沢湖線）大曲駅 - 角館駅間開通時に開設[1]。
- 1922年（大正11年）9月2日：線路名称を改定。生保内軽便線が生保内線へ改称し、同線の駅となる[2]。
- 1966年（昭和41年）10月20日：線路名称を再改定。生保内線が田沢湖線へ編入し、同線の駅となる。
- 1980年（昭和55年）9月20日：貨物取扱を廃止[3]
- 1986年（昭和61年）12月25日：荷物扱いを廃止し[4]、簡易委託化[5][6][7]。
- 1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[8]。
- 2009年（平成21年）3月15日：現駅舎の使用を開始[9]、27日に記念セレモニー開催[9]。
- 2020年（令和2年）10月1日：角館駅の業務委託化に伴い、大曲駅管理下となる。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅である。両ホームは跨線橋で連絡している。
開業当時からの木造駅舎が残っていたが、2008年（平成20年）12月よりJR東日本秋田建築技術センター設計・施工により新駅舎建設工事が行なわれ、2009年（平成21年）3月15日に使用開始された。公共施設機能を併せ持っており、駅施設の他交流ホールとトイレを併設している。鉄骨造り平屋建て119平方メートルで、うち駅部分が25平方メートルである。外観は大仙市大神成地区にある指定文化財の、米や衣類などの保管庫として使用されてきた「水板倉」をイメージしている[9]。
のりば[編集]
| 番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1・2 | ■田沢湖線 | 上り | 角館・田沢湖方面[10] |
| 下り | 大曲方面[10] |
利用状況[編集]
JR東日本によると、2022年度（令和4年度）の1日平均乗車人員は68人である[利用客数 1]。
2000年度（平成12年度）以降の推移は以下のとおりである。
| 乗車人員推移 | ||
|---|---|---|
| 年度 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
| 2000年（平成12年） | 140 | [利用客数 2] |
| 2001年（平成13年） | 133 | [利用客数 3] |
| 2002年（平成14年） | 144 | [利用客数 4] |
| 2003年（平成15年） | 145 | [利用客数 5] |
| 2004年（平成16年） | 143 | [利用客数 6] |
| 2005年（平成17年） | 122 | [利用客数 7] |
| 2006年（平成18年） | 106 | [利用客数 8] |
| 2007年（平成19年） | 89 | [利用客数 9] |
| 2008年（平成20年） | 95 | [利用客数 10] |
| 2009年（平成21年） | 112 | [利用客数 11] |
| 2010年（平成22年） | 114 | [利用客数 12] |
| 2011年（平成23年） | 109 | [利用客数 13] |
| 2012年（平成24年） | 100 | [利用客数 14] |
| 2013年（平成25年） | 91 | [利用客数 15] |
| 2014年（平成26年） | 86 | [利用客数 16] |
| 2015年（平成27年） | 83 | [利用客数 17] |
| 2016年（平成28年） | 80 | [利用客数 18] |
| 2017年（平成29年） | 89 | [利用客数 19] |
| 2018年（平成30年） | 92 | [利用客数 20] |
| 2019年（令和元年） | 99 | [利用客数 21] |
| 2020年（令和2年） | 71 | [利用客数 22] |
| 2021年（令和3年） | 60 | [利用客数 23] |
| 2022年（令和4年） | 68 | [利用客数 1] |
駅周辺[編集]
旧・中仙町中心部に位置する。
- 秋田県道259号長信田羽後長野停車場線
- 秋田県道253号角館長野線
- 秋田県道306号豊岡長野線
- 秋田県道256号土川中仙線
- 大仙市役所中仙総合支所
- 中仙郵便局
- 国道105号
- 道の駅なかせん
- 大仙市中仙市民会館[11]
- 八乙女公園
- イオン中仙店
- 秋田銀行長野支店
- 秋田おばこ農業協同組合
その他[編集]
駅舎およびホームで、映画「君は裸足の神を見たか」（1986年〈昭和61年〉公開）のロケが行われた。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
記事本文[編集]
- ^ a b 「鐵道省告示第92號」『官報』1921年7月25日（国立国会図書館デジタルコレクション）
- ^ 『羽後長野駅』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『秋田魁新報』秋田魁新報社、1980年9月20日、朝刊、15面。
- ^ 「日本国有鉄道公示第124号」『官報』1981年12月25日。
- ^ 「「通報」●田沢湖線神代駅ほか2駅の駅員無配置について（旅客局）」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1981年12月25日、2頁。
- ^ 「12直営駅を合理化 秋鉄局」『秋田魁新報』秋田魁新報社page=15、1986年5月25日、朝刊。
- ^ 「新あきた風土記41 仙北郡中仙町 手痛い駅の無人化」『秋田魁新報』秋田魁新報社、1987年1月12日、朝刊、6面。
- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』（初版）JTB、1998年10月1日、497頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 交通新聞2009年4月7日
- ^ a b “JR東日本：駅構内図・バリアフリー情報（羽後長野駅）”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月28日閲覧。
- ^ 大仙市中仙市民会館「Don-Pal」（ドンパル）
利用状況[編集]
- ^ a b “各駅の乗車人員（2022年度）”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2000年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2001年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2002年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2003年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2004年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2005年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2006年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2007年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2008年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2009年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2010年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2011年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2012年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2013年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2014年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2015年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2016年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2017年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2018年度）”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2019年度）”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2020年度）”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月31日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員（2021年度）”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月14日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 駅の情報（羽後長野駅）：JR東日本
