愛媛県立医療技術短期大学
ウィキペディアから無料の百科事典
愛媛県立医療技術短期大学 | |
---|---|
大学設置/創立 | 1988年 |
廃止 | 2007年 |
学校種別 | 公立 |
設置者 | 愛媛県 |
本部所在地 | 愛媛県伊予郡砥部町高尾田543 |
学部 | 第一看護学科[1] 第二看護学科 臨床検査学科[1] |
研究科 | 地域看護学専攻 助産学専攻 |
愛媛県立医療技術短期大学(えひめけんりついりょうぎじゅつたんきだいがく、英語: Ehime College of Health Science[2])は、愛媛県伊予郡砥部町高尾田543に本部を置いていた日本の公立大学である。1988年に設置され、2007年に廃止された。大学の略称は医技短(いぎたん)。学生募集は2004年度まで[3]。2004年度より愛媛県立医療技術大学の設置により短期大学は2004年度より順次学生募集を停止し、2005年度より完全募集停止し、2007年3月31日廃止[4]。
概要
[編集]大学全体
[編集]教育および研究
[編集]- 愛媛県立医療技術短期大学は学名通り、医療技術者の養成に力を入れており、愛媛県立中央病院・愛媛大学医学部附属病院・松山記念病院での臨床実習も取り入れられていた。
- 一般教育科目では、ユニークな科目として演劇を通して人が人に心を伝える楽しさを学ぶ「表現法」があった。
学風および特色
[編集]- 愛媛県立医療技術短期大学は、 四国で初めての公立医療系短大として設置された。
- 6月20日が開学記念日となっていた。
沿革
[編集]- 1988年 愛媛県立医療技術短期大学開学[5]。旧来の愛媛県立公衆衛生専門学校看護婦第一科、看護婦第二科ならびに愛媛県立臨床検査専門学校臨床検査科の募集を停止。
- 第一看護学科
- 第二看護学科
- 臨床検査学科
- 1991年 専攻科を設置。
- 地域看護学専攻
- 助産学専攻
- 1994年 助産学専攻科が大学評価・学位授与機構に認定される。
- 1995年 地域看護学専攻が学位授与機構に認定される。
- 2004年 学生募集が最後となる。翌年度より愛媛県立医療技術大学へ移行。
- 2006年 廃止される。
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 愛媛県伊予郡砥部町高尾田543
象徴
[編集]- 愛媛県立医療技術短期大学のカレッジマークは空を飛ぶ鳥をイメージしているが、これは未来への飛翔を意味したものでもあった。
年度別学生数
[編集]- | 第一看護学科 | 第二看護学科 | 臨床検査学科 | 出典 |
---|---|---|---|---|
入学定員 | ** | ** | ** | - |
総定員 | ** | ** | ** | - |
1988年 | 男2 女48 | 女50 | 男3 女17 | [6] |
1989年 | 男2 女97 | 男1 女99 | 男4 女36 | [7] |
1990年 | 男3 女143 | 男1 女102 | 男5 女55 | [8] |
1991年 | 男1 女147 | 女98 | 男2 女58 | [9] |
1992年 | 男1 女150 | 女100 | 男3 女57 | [10][11] |
1993年 | 男2 女148 | 女101 | 男3 女56 | [12] |
1994年 | 男3 女149 | 女99 | 男5 女53 | [13] |
1995年 | 男6 女145 | 男3 女98 | 男4 女55 | [14] |
1996年 | 男6 女137 | 男3 女99 | 男6 女54 | [15] |
1997年 | 男8 女139 | 女102 | 男7 女53 | [16] |
1998年 | 男8 女145 | 男2 女103 | 男7 女53 | [17] |
1999年 | 男7 女146 | 男2 女99 | 男10 女54 | [18] |
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]専攻科
[編集]- 地域看護学専攻
- 助産学専攻
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]受験資格
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]学園祭
[編集]大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
[編集]プロジェクト:大学/人物一覧記事についての編集方針(ガイドライン)「記載する人物」により、単独記事のない人物(赤リンクまたはリンクなし)は掲載禁止となっています。記事のある人物のみ追加してください。(2021年12月) |
施設
[編集]キャンパス
[編集]- 設備:北棟・南棟があり、それらを結ぶ渡り廊下があった[19]。
学生食堂
[編集]- 愛媛県立医療技術短期大学の学生食堂(学食)は、収容定員が100名となっていた[19]。
寮
[編集]- 愛媛県立医療技術短期大学には学生寮は設置されていなかった[19]。
社会との関わり
[編集]卒業後の進路について
[編集]就職について
[編集]- 全体的には、愛媛大学医学部附属病院をはじめとした医療機関での専門職に就く人が大半だったが、臨床検査学科では三浦工業などの一般企業における検査技師として働く人もいる[19]。
編入学・進学実績
[編集]- 看護系の学科卒業生は、専攻科へ進学する人もいた。それ以外の進路先としては以下のものがある。
参考文献
[編集]- 『愛媛県立医療技術短期大学大学案内1995』[注 1]
注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 2003年度最終募集。
- ^ CiNii-学生の看護研究抄録におけるテキストマイニング法の検討-より。2014年12月2日閲覧。
- ^ 第二看護学科のみ。それ以外は、2003年度まで。
- ^ 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』254頁より。
- ^ 大学資料 (106)より。
- ^ 『全国学校総覧 1989年版』50頁(以下、『総覧』と略する。)
- ^ 1990年度版『総覧』51頁
- ^ 1991年度版『総覧』51頁
- ^ 1992年度版『総覧』52頁
- ^ 1993年度版『総覧』53頁
- ^ 『短大蛍雪 』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ、1992年9月臨時増刊号)151頁には「男4、女307」と表記されている。
- ^ 1994年度版『総覧』54頁
- ^ 1995年度版『総覧』56-57頁
- ^ 1996年度版『総覧』59頁
- ^ 1997年度版『総覧』60頁
- ^ 1998年度版『総覧』62頁
- ^ 1999年度版『総覧』54頁
- ^ 2000年度版『総覧』58頁
- ^ a b c d e f g h i 2002年度用入学案内冊子より一部引用。